クラウドファンディングで開業資金1000万円!アイドルからガールズバーの店長に

開業において誰もが頭を悩ませる「資金調達」。
そんななか、なんとクラウドファンディングで1000万円もの資金調達をし、ガールズバーを開業したという、女性店長にお話を聞いてきました。
なんとその女性、元アイドルだったとか!
その異色の経歴の持ち主は、赤坂にあるガールズバーBlue Terraceのめむたそ店長です。

基本情報
店舗名   Blue Terrace
ジャンル  ガールズバー
住所    東京都港区赤坂4丁目2番地ディアシティ赤坂一ツ木館 B1
TEL    03-6230-9529
営業時間 19:00~LAST

200万円のリターンが初日に完売!

――まずはクラウドファンディング達成おめでとうございます!計1000万円以上が集まったとのことで、どんな方が支援してくださったんですか?

めむたそ店長「友だち、これまでのお客様、前職で一緒に働いていた女の子、あとは、わたしの配信を見てくれているリスナーさんですね。一度もお会いしたことない方もいますが、支援してくださいました。
また、社長のお知り合いや取引先の方々など、お店に関わる皆様が応援してくれました。それもあって、一番高い200万円のリターンは初日にソールドアウトしました。」

――気になるクラウドファンディングについては後ほどゆっくり伺うとして。リスナーさんってなんでしょう?

めむたそ店長「ツイキャスやニコ生を見てくださっている方々ですね。アイドルを辞めてから、朝だとメイクをしながら、夜はたまに酔っぱらったりしながら(笑)、毎日生配信をしています。雑談感覚ですがそこに人間味を感じてくれ、応援してくださっています。」

――もともと、めむたそ店長はアイドル活動もされていたとか。なぜ、アイドルという道に進まれたのでしょう?

めむたそ店長「学生の時はソフトテニス少女で、朝5時から20時まで、年間360日ラケットを振っていました。高校1年生のときはインターハイに出場するほどでしたが、結果が振るわずに挫折…。抜け殻になった自分が嫌で、『なにか目標を持ちたい 』そう思っていたときに出会ったのがアイドル活動です。」

――具体的には、どんなことをされていたんですか?

めむたそ店長「つんく♂さんがプロデュースするナイスガールプロジェクトの研修生になりました。元々、歌やダンス、話すのが好きというのもあり、『マルチタレントとして頑張りたい』、そう思っていましたね。稽古をしながら、テレビにも出ていました。」

アイドルからなぜ、ナイトレジャーの世界に?

――夢をもって活動していたアイドル時代。そこから、なぜいまの世界に入ろうと思ったんですか?

めむたそ店長「対100人、1000人ではなく、目の前にいる1人のお客様に楽しんでもらえるほうが嬉しいと気付いたからです。
当時、アイドル活動をしながらカラオケ屋さんでアルバイトをしていました。地元密着型の店舗だったからか、おじいちゃんやおばあちゃん、ママたちとの距離が近く、喜んでくれる顔やリアクションを直接見ることができたんです。
わたしはアイドルとしてたくさんの人を元気にするより、目の前にいる人たちに楽しんで貰いたい。そう思い、アイドル活動は20歳で辞め、接客業に本腰を入れました。」

――なるほど。その理由であれば、ガールズバーはぴったりですよね。そこから、自分のお店を持とうと思った理由を教えてください。

めむたそ店長「1日限定のスナックめむたそを何度か開催したのがきっかけです。アイドル活動を辞めてからは、キャバクラやガールズバーで働いていたんですが、接客をしながらも自分だったらこんな風にほかの女の子たちを回すのにと考えていました。
そこで、時間貸しの場所を借りて、女の子を2~3人雇ってスナックイベントをしたんです。その経験が楽しくって。それがきっかけで、『自分のお店を持ちたい』と思うようになりました。」

――実際に、どうやって開業をしたんでしょうか?

めむたそ店長「開業までできたのは今の社長のおかげですね。社長との出会いはアイドル時代までさかのぼります。アイドル経験をかわれ、イベントに出演を依頼されたことがきっかけでした。
その後疎遠になっていたんですが、2018年1月に6年ぶりに再会したんです。そのときに、『自分が雇う側になって飲食店やりたい』という話をしたらその思いをかってくれて。ちょうど、会社として飲食事業をしたかったというのも相まって、お店を出そうとなりました。
また、実は社長に会う前から、『自分のお店を持ちたい』と周りにも言っていたんです。言霊って本当にあるんだなと思いましたね。」

気になる!クラウドファンディングについて

――皆さんが一番気になるところですが、なぜクラウドファンディングで資金集めをしようと思ったのでしょう?

めむたそ店長「その社長が、女の子の夢を応援するKanattaというクラウドファンディングサイトを運営していたんです。当時、飲食業で1000万円以上集めたプロジェクトは日本に数件しかありませんでした。達成したら注目度も高いだろうというので、やってみればと後押しされました。
プロジェクト開始前は、『本当に集まるのかな』とプレッシャーでしたし、お客様から心配もされたんです。しかし、ネガティブなことを言い始めたらきりがありません、『お店を少しでも応援してもらえたらいい』。そう思い、挑戦することにしました。」

――結果的に1000万円という開業資金を集められためむたそ店長。クラウドファンディング成功のポイントはどこだったと思いますか?

めむたそ店長「支援をして下さった方が、さらに支援者を募ってくれたからだと思います。プロジェクト中はもちろん、プロジェクト開始前から、関係者の方々が、こんなプロジェクトが始まるからチェックしてとPRや拡散をしてくれました。そのため、盛り上がっていると思われたんでしょうね。」

――女性で社長からサポートを受けるというと、付き合っているんじゃないかと思われそうですが…!ここだけの話、本当のところを教えてください。

めむたそ店長「いや~…全然ないですね(笑)!この性格からかお客様からもそう言われることはありません。
実は今の社長は、出会ったときには会社員だったんです。しかしプライベートでイベントを主催しながらも、当時から『俺は社長になる。』と言っており、再会したときにはそれを実現していました。社長自身が、会社員をしながら、飲み会などを活用して人脈を開拓していったので、社長が飲みにケーションのお手本ですね(笑)。そのため、会社としても《コミュニケーションの場づくり》としての飲食店事業には力を入れているんです。仕事は尊敬できる人としたいと思っているので、目の前に勉強できる人がいるのはありがたいですね。」

表に出ない、実は大変だったエピソード

――順調に進んでいる印象ですが、なにか変だったことはありますか?

めむたそ店長「求人に苦労しましたね。グランドオープンからオープニングメンバーは全員友達でしたが、彼女たちには本業があるので、1人でお店を回すことが多かったんです。
そのため、せっかく新規のお客様がきても『混んでるし、帰ろう』と。チャンスがあるのに、納得できる接客ができないのが辛かったですね。」

――そんなことがあったんですね!スタッフが集まらない状況を、どうやって打破されたんですか?

めむたそ店長「実は、店名だったみたいです(笑)。『このままではいけない、流れを変えたい』と、店名『わっしょいガール』に『Blue Terrace』という英語名を併記したんです。WEBサイトでもTwitterでも、Blue Terraceを打ち出し、#Blue Terraceのハッシュタグをつけて募集しました。
そうしたら、女の子が目に見えるように集まったんですよね。今では常時4人程度、レギュラーの女の子たちも定着しました。英語名の方が、若い女性になじみがあるんですかね。当時は、名前なんだ!と、びっくりしましたが(笑)」

令和時代には欠かせない!SNSの活用法

――それは、面白いエピソードですね(笑)。また、SNSのお話がでましたが、効果的にSNSを使う方法を教えてください。

めむたそ店長「SNSで必要なことは、『フォロワー数に限らず毎日更新すること』、これにつきますね。今はTwitterとLINE@を毎日更新していますし、個人での配信も、リスナーさんが1人のときから毎日続けていました。
あとは、検索されるために、店名やエリアのハッシュタグもつけることをおすすめします。赤坂にはたくさんのオフィスがあるので、赤坂にBlue Terraceがあると言われるように、知名度を高めたいですね。」

――お話を伺っていると、めむたそ店長はソフトテニス時代、アイドル時代、そして今まで、当たり前のことをこつこつされている印象です。

めむたそ店長「そうですね!実は、高校のときの担任の先生の言葉を、今でも手帳の最初のページにメモしているんですよ。その言葉とは、ABC。A、あたりまえのことを、B、ばかにしないで、C、ちゃんとする。という意味です。」

――素敵ですね!その教訓を活かして、お店を切り盛りするためにはどのようなことを心掛けているんですか?

めむたそ店長「やっている最中に、文句を言わないことですね。文句を言うということは、そこまでの情熱がなかったんでしょと思います。実は、お店のプレオープンの日に愛犬が亡くなったんです。もちろん悲しいですが、しかし接客中は顔に出しませんし、振り返るとそのタイミングにすら意味があると思っています。
特にBlue Terraceは、クラウドファンディングで出来上がったお店、いろんな人の支えのおかげで開業できたお店です。自分自身もこのお店に懸けていますし、自分にも懸けてくれる人がいます。もし今後、私が失敗をしてクビって言われても辞めませんよ(笑)しがみつくと思いますね。」

今後はどのようにしていきたいか?

――めむたそ店長のように、熱意と目標をもってお店を切り盛りできる方は貴重ですね。今後お店をどのようにしたいですか?

めむたそ店長「癒しやかわいさよりも、元気を提供する、そんなお店でありたいと思っています。お店ではキャストの女の子たちを、『わっしょいガール』と呼ぶんです。乾杯の音頭も、『わっしょいガール集合!今日も一日、おつかれわっしょいっ。』って、楽しい雰囲気ですね。たまに元気すぎて、疲れて帰る方もいるんですけど(笑)
そんな雰囲気作りのために、お客様はもちろん、お店の子たちにも積極的に良いことは言いようにしています。このまま、8月の1周年を万全な状態で迎えられるようにしたいですね。」

――Blue Terraceは、めむたそ店長の愛にあふれているお店ですよね。最後に、個人的な今後の目標などあれば教えてください。

めむたそ店長「個人的にこの店を30歳まで守りたいと思っています。30歳になったらスナックになるのかな(笑)?ガールズと呼ばれるぎりぎりの歳まで、最年長として頑張りますよ!」

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