現役スカウトマンが語る!キャバクラスカウトの裏側を大暴露

店舗名
ジャンル
キャバクラ
住所
TEL
営業時間

夜の業界すべてのお店に共通し、どこのお店も頭を悩ませているたったひとつの課題。
それは…。
「いい女の子を採用したい…!」
ということ。
求人サイト?それともキャストからの紹介?
そんな選択肢のなかで、今回は店舗様からの「気になる」が一番多かった、スカウトからの採用についてご紹介します。 お話をしてくださるのは、現役スカウトである鈴木(仮名)さん。「スカウトの現状」「スカウトを使うメリット」「効果的なスカウトの使い方」など、たっぷりお話を聞いてきました。
最後に、スカウトになりたい方向けのおまけもありますよ!…ナンパテクニックとしても使えるかも!?

現役スカウトマンのプロフィールって?

TRUSTスタッフ
――まずは、鈴木さんがスカウトになったきっかけを教えてください。
鈴木さん
「稼げる副業はないかなと、インターネットで検索したのがきっかけです。キャバクラのボーイなど他にも候補はありましたが、どれも深夜勤務のため翌日の昼職に影響が出てしまう。スカウトであれば、自由出勤かつ完全歩合というので応募しました。」
TRUSTスタッフ
――自由と高給…!それだけ聞くといい仕事ですよね。副業ということは、他の仕事もしていたということでしょうか?
鈴木さん
「スカウトを始めた当時は、都内の5つ星ホテルでウェディングプランナーとして働いていました。高校卒業後に勤務したのが地元のホテルだったため、上京後もホテルに勤め、ウェディングプランナーに配属になりました。
やりがいはある仕事でしたら、お給料面での不安があり、このままウェディングプランナーを続けるか悩んだときに出会ったのがスカウトです。」
TRUSTスタッフ
――ウェディングプランナーだったとは!今は、どのようなお仕事をされているんですか?
鈴木さん
「飲食店の店長をするかたわら、副業でスカウトをしています。ウェディングプランナーを辞めた後は大手スカウト会社で、スカウトを専業でしていたこともありました。しかし、内部抗争に巻き込まれて退職。今の会社にお誘い頂き、スカウトはまた副業でしています。」
TRUSTスタッフ
――…やっぱり、新宿スワンみたいなのがあるんですね(怖)
鈴木さん
「とはいっても、人を蹴ったり殴ったりはしませんでしたよ(笑)
スカウト会社ごとにシマ(管理範囲)があるのは本当ですが、最近では迷惑防止条例での取り締まりが厳しくなり、スカウト会社も少なくなりました。そのため、スカウト業界で協力し合おうという風潮です。外で他社のスカウトと顔を合わせても挨拶をします。意外と礼儀正しい業界だと思いますね。」

スカウトは違反!?スカウトの現状について

TRUSTスタッフ
――そうですよね。最近はスカウト行為が厳しく取り締まられていると聞きます。もう少し詳しくお話頂けますか?
鈴木さん
「スカウト行為自体が迷惑防止条例に違反するため、最近は規制が厳しくなっています。基本的に芸能スカウトやナンパもNGですからね。そのため、各スカウトともSNSやWEBサイトに力を入れている印象ですね。
都内には、4000人以上のスカウトを抱えている企業もありますが、池袋では1000人もいなくなりました。ただ、取り締まりが厳しいにも関わらず、直接声をかけている人もいますね。」
TRUSTスタッフ
――なるほど…。ぶっちゃけ、摘発されたらどうなるんですか?
鈴木さん
「1回目で罰金30万円と拘留3日間、2回目で罰金50万円と拘留1週間~1か月。3回目で実刑ですね。現行犯です。
制服の警察官の方から言われることは少なく、例えばミニスカートを履いた女性の私服警官が見回っているので、誤って声をかけると4~5名で取り囲まれるという感じです(笑)そのため最近では、スカウト側も「スカウトです」ってすぐには名乗らないようになっていますね。
2017年に座間市で起きた9人の殺害事件、その犯人がスカウトだったこともあり、その事件以降さらに厳しくなった印象です。」

スカウトのメリットは?どんなお店がスカウトを使うべき?

TRUSTスタッフ
――そんな厳しい現状の中で、お店としてはスカウトを使うことのメリットはあるんでしょうか?求人サイトとの違いについて教えてください。
鈴木さん
「違いはあります。店舗は高額な広告費を払って、求人サイトに広告を出していますが、正直スカウトの方がいい女の子を連れてくると言われます。
また、求人サイトは基本的に採用の有無にかかわらず一定額がかかりますが、スカウトは女の子が入店したらお金を支払うという成功報酬制なので、お店側にとってはスカウトを使わない手はないと思います。」
TRUSTスタッフ
――成功報酬ときくと高そうなイメージですが…、金額はどれくらいでしょうか?
鈴木さん
「想像よりは低価格だと思いますよ。キャバクラでは基本的に、女の子を紹介するごとに店舗からお金をもらう「買い取り制」が採用されます。
うちでは、女の子たちをA~Dランクに、そのなかでもB+や、A-なとに細かく分けているんです。女の子のランクによって金額幅が決まっており、通常は3~20万円くらいですね。例えば、Cランクの女の子を紹介すると7万円程度でしょうか。
ちなみにこれまでに聞いた話で一番高かったのは、150万円です。その子は現役モデルでした。」
TRUSTスタッフ
――最近は、女の子がすぐ辞めるなど、スカウトを使うデメリットが書かれた記事を見かけますがどう思われますか?それでも使うべきでしょうか?
鈴木さん
「それは、得をしたいと思っている求人側が書いたからじゃないでしょうか(笑)また、残念ながらそういったスカウト業者もいるかもしれません。
しかし、僕たちはなぜお金が必要か、いつまでにお金が必要か、どんな仕事をしたいのかなど、女の子に細かくヒアリングした上で、条件や雰囲気にあったお店を紹介しています。そのため、間違いなく働きやすいと思いますよ。
また、お店にとっても、お店の雰囲気にあった女の子が来るので、すぐに辞めてしまうということは少ないと思いますし、採用の時間も無駄になりませんよね。」
TRUSTスタッフ
――やはり、スカウトを使う方がメリットがあるということですね。では、特にスカウトを使ってほしいお店はありますか?
鈴木さん
「日本全国、どこのお店でもスカウトを使うことをおすすめします。なかでも、特にメリットがあるのは、地方のお店ですね。実は、地方で働きたいと思っている都会の子は意外と多いんです。都会の女の子が、地方のお店に短期間出張することを出稼ぎといいます。出稼ぎであれば、女の子への1日当たりの保証金額が決まっているので、女の子も目標設定がしやすいんです。」

いいスカウトの見分け方ってあるの?

TRUSTスタッフ
――数あるスカウトの方がいると思いますが、お店側からするといいスカウトさんに紹介してほしいですよね。いいスカウトの見分け方を教えてください。
鈴木さん
「やっぱり情報量ですね。情報を持っていれば持っているほど、いいスカウトマンだと思います。情報をもっていれば、たくさんの店舗のなかから、該当店舗に合う女の子を紹介できますし、また他店の動向も伝えられます。店舗にとっても競合って気になるんですよね。
あとは、店舗との信頼関係が築けるスカウトです。「○○さんが連れてきたくれたので、間違いないです」と言われるようになったらいいスカウトマンですね。」
TRUSTスタッフ
――いいスカウトはどのように情報を集めているのでしょうか?
鈴木さん
「最近はSNSを活用するスカウトが多いです。なかでも使えるのは断然Twitterですね。Twitterは、アンダーグラウンドな世界でも面白ければバズるんですよ。
ツイキャスでスカウトの内情を話したり、キャバ嬢が配信しているツイキャスにコメントを書きまくったり(笑)。反応してくれたキャバ嬢には、ツイッターのフォローとDMを送っていました。はじめは叩かれましたが、今では面白そうだぞと好意的に受け止められていますね。キャバ嬢同士のオフ会にも混ざりました(笑)。」

ここに気を付ける!話を聞いてもらえるスカウトの方法

TRUSTスタッフ
――SNSはなくてはならないんですね。次は、女の子の集め方について教えてください。スカウトするときに気を付けていることはありますか?
鈴木さん
「敬語で話す、体には触らないことを心掛けています。自分は長髪で髭も生えているので、遊んでいる風に見えるけど、実は丁寧っていうギャップを見せていますね(笑)
中にはボディタッチをしているスカウトの方もいますが、適度な距離感でアプローチするように気を付けています。」
TRUSTスタッフ
――なるほど。ただ、わたしは声をかけられたら、不審に思ってしまいます。不審がられませんか?
鈴木さん
「工夫次第ではないでしょうか(笑)僕の場合は、歩くペースをあわせて、斜め前に立つようにしています。顔がみえると安心感がありますからね。
また、話を聞いてくれる女の子に声をかけることが重要です。話を聞いてくれる女の子の特徴は、歩いているときに口やバッグのファスナーがあいている女性や歩くスピードがゆっくりな女性です。彼女たちはボーと歩いているので、突然スカウトが話しかけると驚いて、思わず返答してくれるんです。あとは、髪の毛の手入れができていないなど、生活感が垣間見える女性も話をきいてくれる率は高いですね。」
TRUSTスタッフ
――だから、わたしも声をかけられるんですね(笑)何個かあてはまります…。女の子をお店に紹介する前に気を付けていることを教えてください。
鈴木さん
「経験がない女の子には、面接前に最低限のテーブルマナーやキャバクラでの所作を教えています。そうすると、お店側の負担が減るんですよね。そこまでしているスカウトマンは少ないと思いますが、僕は責任を持つようにしています。」

気になる?スカウトからみたAランクキャスト

TRUSTスタッフ
――実際に、キャバクラで働く女の子は増えているんでしょうか?
鈴木さん
「増えていますね。夜の世界に入るハードルが低くなったっていうのが大きいです。最近は、将来なりたい職業に「キャバ嬢」がランクインするくらいですし。やりたい女の子は今後も増えるでしょう。
女の子の資金需要で多いのは、圧倒的に美容整形とホストですね。まれに、奨学金の返済や親への仕送りなどもあります。」
TRUSTスタッフ
――先ほどの話にあったのですが、Aランク女子が気になります。どのような女の子なのでしょう?
鈴木さん
「一概にはいえないんですが、Aランクの女の子は高身長・モデル体型の子ですかね。もちろん顔やバストも関係しますよ。実際に、高級店で活躍できる子は、高身長の女の子だと言われています。例えば、顔がめちゃくちゃ可愛くて巨乳だけど身長が低い女の子は、高級店ではなく中級店で稼げたりします。だかこそ、スカウトマンの情報量で女の子の稼ぎが全然違ってくるんです。」

おまけ!スカウトマンになりたい人向け。スカウトの働き方って

TRUSTスタッフ
――ここからは、スカウトマンの仕事について聞きたいと思います。1日のスケジュールを教えてください。
鈴木さん
「スカウトを初めて3か月は、ほぼ毎日17~23時まで声をかけていました。もちろん、この6時間の間に、面接に行くこともありますし、喫茶店で詳細を話す女の子もいます。
僕の場合ですが、声をかけられる女の子は最高で1日100人でした。そのうち、連絡先を交換できるのが5~8人。連絡先を交換できた子たちから実際に、仕事に繋がるのは25人中1人です。そのため、成功報酬を貰える女の子は1か月に1人程度じゃないでしょうか。最初は、本当にきつかったですね(笑)
しかし、女の子が増えてくると、担当の子が友達に紹介してくれたり、また、スカウトの後輩ができてくると、クロージングトークを教える立場になり、仕事が楽しくなりました。」
TRUSTスタッフ
――クロージングトーク!気になります。どんな会話をされているんですか?
鈴木さん
鈴木さん「例えば…
僕:  僕って何に見えますか?
女の子:えー、ナンパとか?
僕:  いやー、お綺麗なので声をかけちゃいました。アパレル店員さんですか?
女の子:えー、そうだけど、なんでわかったの。
僕:  やっぱり、だから綺麗なんだ(笑)
でもさ、そういう仕事のお給料って仕事のわりに少なかったりするじゃん。
ちょっとお小遣いほしいときあるでしょ。
女の子:えー、もしかしてスカウト?今は興味ないからなあ。
僕:  みんなそうやって言うんだよね。
仕事以外の時間で、1日3時間働いて1万5000円とか貰えたらよくない?
興味があったら試しに1日出勤してみようよ。
全額日払いでお金貰えるし、終電上がりでいいから。
興味がないと言っている女の子にも、金額や時間の話をします。どこで、「おっ」となるかは、初対面だとわからないですからね。
もし、女の子が少しでも質問してくれたら「今時間ある?」と一回喫茶店に入ります。積極的だったら、当日に面接つれていくのが一番いいですね。なければ必ず連絡先を交換します。
喫茶店では、仕事内容を聞いたり、住んでいるエリアや希望金額を聞いて「であれば、こんなお店がいいかもね」とお店の情報につなげます。
実際に、一度夜の業界を経験したら、「こんなにお金が貰えるんだ」ってイメージが変わる子が多いですよ。」
TRUSTスタッフ
――色々伺うと、お給料は人によってかなりの差がでるんじゃないでしょうか。ぶっちゃけ、いくらくらい稼げるんでしょうか?
鈴木さん
「僕のはちょっと…(笑)例えばでいうと、20歳で月120万円稼いでいる後輩はいますね。彼を見ていると、スカウトに一番必要なのはマメさだと感じます。いかなる時間にLINEがきても、レスポンスをしています。ただし、顔は一切関係ないですね。その後輩は格好良くないですもん(笑)
ちなみに、お給料は基本的に女の子が10日間以上働いたら、お店から成功報酬がでます。通常は、当月締めの翌々月払いですね。」
TRUSTスタッフ
――おまけのおまけ♪ちなみに、数多くのかわいい女の子に出会うと思うんですが、自分の彼女にしたいとは思ったことはないんですか?
鈴木さん
「いや、もちろんありますよ!この子は可愛いから紹介したくないと思うこともありましたが、いい人で終わるせいか、その辺は下手だったんですよね。
スカウトはモテるといいますが、人によるみたいです(笑)」




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