水商売でカラオケリースを導入するメリットは?費用と注意点を紹介

本記事をご覧の方は、きっと水商売の店舗にカラオケのリースを導入しようか検討しているのではないでしょうか?

水商売でカラオケを導入するメリットは多いですが、同時に注意すべき点もいくつかあります。

本記事ではカラオケリースに関して以下の内容について解説していきますので、水商売オーナーの方はぜひ参考にしてみてください。

読後はカラオケリースの導入に関するポイントが押さえられるはずですので、ぜひ経営に役立ててみてくださいね。

また、カラオケ業者を探す際は、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。

そもそもカラオケリースとは?

そもそもカラオケリースとは、

です。

カラオケリースは長期契約を前提としている代わりに、レンタルよりも比較的安い料金で利用できるのが特徴。

長期間にわたってカラオケを利用するのならば、リースがまず選択肢にあがるでしょう。

カラオケリースとレンタルとの違い

カラオケリースとカラオケ機器のレンタルの違いをもう少し詳しくみてみましょう。

以下の表をご覧ください。

リース

レンタル

月額料金

2~5万円

3~15万円

契約期間

中長期での利用

最低1日からの短期利用

中途解約

原則不可能

可能

ご覧の通り、リースとレンタルは主に「短期利用で割高で使うか」「長期利用で割安で使うか」といった違いがあります。

これらを踏まえた上で、リースかレンタル、お好きな方でカラオケ機器を導入してみてください。

カラオケ機器を購入するのはあり?

結論から言うと、カラオケ機器を購入するのもアリです。

古めの機種で100万、最新機器で300万ほどで購入できます。

ただ留意すべき点として、

といった部分があります。

古くなれば結局買い替えが必要になったりするケースも十分考えられますので、そういった意味で言えば柔軟に機器を選べるリースやレンタルの方がおすすめです。

なお中古だと10万円などで購入できる機器もありますが、海賊版などの不正なものである可能性も考えられるので、注意しましょう。

水商売でカラオケリースを導入するメリット

カラオケリースとレンタルの違いについてみてきました。

どちらを選ぶかはお店の方針にもよりますが、基本長く続けていくつもりのお店が多数かと思いますので、それを踏まえるとリースを選んでおくとお得なケースが多いでしょう。

なおリースにせよレンタルにせよ、カラオケを導入することで水商売では以下のメリットが得られます。

それぞれ見ていきましょう。

顧客単価が高くなる

店舗にカラオケを導入することで、顧客単価アップが期待できます。

その理由は以下2つです。

水商売のお店に来るお客さんは、必ずしも「ママとおしゃべりしたい」「キャストを落としたい」という方ばかりではないでしょう。

「お酒を飲みながら楽しく歌いたい」「みんなで盛り上がりたい」といった理由で来店する方もいるはず。

カラオケでお客さんが楽しめる空間を作ることで、お客さんの滞在時間やお酒を飲む量は増え、結果顧客単価の増加が期待できます。

特にスナックにおいてカラオケを楽しんでいるお客さんは多いようです。

キャストの逃げ道が作れる

続いて、カラオケがあるとキャストの逃げ道を作ることができます。

例えば、以下のようなシチュエーション。

こういった際にカラオケがあるとキャストの逃げ道となるため、キャストの負担減少が期待できるでしょう。

もちろん最高なのはお客さんに合わせた接客をすることなので、毎回カラオケ一辺倒の接客になってしまうのは良くありません。

しかし、いざというときの逃げ道を用意してあげることで、キャストのお店離れを防ぐ効果はある程度期待できるでしょう。

特に未経験のキャストや新人キャストにとっては、かなりの助けとなるはずです。

顧客満足に繋がり、リピーターが増える

最後に、カラオケ導入によってリピーター増加も期待できます。

ここまで紹介してきたように、カラオケ導入によって得られるのは以下のようなメリット。

これらはそれぞれ以下のように言い換えられます。

  • 時間も忘れるくらい楽しく飲める
  • 会話が続かない場合や痛客でもカラオケで楽しめる

カラオケがあることで「楽しく盛り上がりたい」「歌うのが好き」といったお客さんの満足度は間違いなく向上するでしょうし、逆に会話が続かない客・痛客相手でも、カラオケがあれば最低限楽しい時間を提供することが可能です。

要するに、カラオケがあることで顧客満足の底上げが期待できるということ。

もちろん全てのお客さんにとってカラオケがプラスになるとは限りませんが、「楽しみたい」「歌うのが好き」といったお客さんには喜んでもらいやすくなるでしょう。

これらのことを踏まえ、客層や店舗のコンセプトと相談した上で、カラオケを導入するか検討してみてくださいね。

カラオケリースの費用目安

ちなみにカラオケリースの費用目安としては、以下の通り。

まずは本体のリース料金が月々2~5万円ほど。

マイクやアンプ等の周辺機器込みで提供してくれるサービスもありますので、

これらの「周辺機器込みでいくらなのか」を考えると比較しやすいでしょう。

続いて「情報料」が毎月1~2万円ほど。

情報料としては主に以下が挙げられ、それぞれカラオケの楽曲を利用するために毎月支払う必要があります。

ただ、中には情報料もリース料金に含んでいるサービスもあるので、「本体料金・周辺機器料金・情報料・合計でいくらかかるのか」を踏まえて比較することが大切です。

カラオケ機器のブランドは主に2種類

レンタル会社、リース会社の選び方も大切ですが、そもそもの「カラオケ機器のブランドを何にするか」も考えておきましょう。

カラオケ機器のブランドとしては主に以下2つが挙げられます。

それぞれのブランドで様々な機種があり、中には水商売向けに作られたモデルもあります。

たくさんあって選ぶのが大変かもしれませんが、詳しい人に聞きながらブランドと機種を選んでみてください。

料金は業者によっても異なりますので、複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。

もし業者を探す際に迷ったら、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。
あなたのニーズや予算に合わせた最適な業者をご紹介させていただきます。

水商売でカラオケリースを導入する際の注意点

最後に、水商売でカラオケを導入する際の注意点を3つ紹介していきます。

それぞれ見ていきましょう。

許可を取得する

カラオケを導入する場合にまず気をつけたいのが、風営法に関して。

従業員がお客様とデュエットしたり、盛り上げるために合いの手や拍手をしたりすることは「接待」にあたり、「風俗営業許可」の取得が必要となります。

しかし風俗営業許可を取得すると、接待が可能になる代わりに深夜0時以降の営業ができません。

よって、カラオケを導入する際は、以下2つのどちらかの営業スタイルを行うこととなります。

摘発されないよう法律には十分注意しましょう。 詳しくは風営法に関する記事をご覧ください。

振動・騒音対策をする

カラオケを導入する場合、風営法や地域の条例に沿って防音対策を行う必要があります。

ちなみに風営法による基準は以下の通り。

地域

数値

昼間

夜間

深夜

一 住居集合地域その他の地域で、良好な風俗環境を保全するため、特に静穏を保持する必要があるものとして都道府県の条例で定めるもの

55db

50db

45db

二 商店の集合している地域その他の地域で、当該地域における風俗環境を悪化させないため、著しい騒音の発生を防止する必要があるものとして都道府県の条例で定めるもの

65db

60db

55db

三 一及び二に掲げる地域以外の地域

60db

55db

50db

こちらは不安であれば内装業者等にも確認してみるといいでしょう。

また、法律以外でも、うるさいことで近隣住民の方から苦情がくることも考えられます。

よってカラオケ導入の際は、振動対策・騒音対策をしっかりと済ませましょう。

お店のコンセプトを見直す

最後に、カラオケ導入に際してもう一度お店のコンセプトを見直してみましょう。

なぜなら、お客さんによっては水商売のカラオケを好まない人もいるからです。

このように、キャストとの会話に集中したいお客さんにとっては、「カラオケがうるさい」とマイナスになってしまうケースもあります。

よって、客層やお店のコンセプト等を今一度見直し、カラオケがマイナス要因にならないかを考えてみてください。

まとめ

今回は水商売でカラオケリースを導入するメリットについて紹介してきました。

カラオケリースは月々2〜5万円ほどでカラオケを導入でき、お客さんにより楽しんでもらえたり、キャストの負担を減らせたりといった効果が期待できます。

しかしその一方で、一部のお客さんにとってはうるさいと感じられたり、どういった機種を選べばいいかわからなかったりと、導入に関して悩む部分もたくさんあります。

お悩みでしたら、ぜひ「JOYSOUND MUSIC PARTNER(ジョイサウンドミュージックパートナー)」である弊社にご相談ください。 きっとお力になれるかと思います。




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