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キャバクなど水商売経営者、またこれから水商売の店舗を開業しようとしている方の中で、
「キャバクラが失敗するとしたら何が原因なのだろう?」
「今は順調だけど、自分のお店はこれからも大丈夫だろうか、、」
このような疑問や不安を持っている方もいるのではないでしょうか?
キャバクラで失敗しないようにするためには、まず失敗した事例を知ることが得策です。
先に失敗する原因を知っていれば、対策を立てることができるためリスクを避けることにつながります。
また、失敗する原因が自分のお店にも当てはまる場合があるかもしれません。
当てはまる項目がある場合は、すぐそのリスクを取り除く必要があります。
そこで、この記事ではキャバクラ経営が失敗する原因について、以下のような項目を解説します。
- 法律関連の失敗
- キャスト管理での失敗
- 売上に関する失敗
失敗する原因を先に理解し、キャバクラ経営失敗を避け成功につなげましょう!
では実際に見ていきましょう。
キャバクラ経営が失敗する三大パターン
ここで言うキャバクラ経営の失敗とは、「閉店を余儀なくされること」です。
閉店を余儀なくされる、ということには主に
- お店が法律・条例違反で摘発を受ける
- キャストやスタッフが足りず営業できない
- 赤字でお店の資金が尽きる
この3つの原因があります。
では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
法律・条例違反でのキャバクラ経営の失敗を防ぐ
キャバクラの営業には、様々な法律や条例が関係しています。近年、警察からの監視も厳しくなっており、キャバクラ店が摘発される事例も多くなっています。
お店が摘発された結果、店長や経営者が逮捕され閉店を余儀なくされることもあります。
実際に、どのような法律・条例がキャバクラの営業に関わるのかご紹介します。
風営法
キャバクラを経営するにあたり、絶対にチェックしておきたいのがこの風営法です。
キャバクラは「風俗営業第1号許可」を取得して営業することがほとんどですが、この許可には
などについて、様々な条件があります。
また、無許可での営業や名義貸しについても摘発の例が多いです。風営法に関しては、以下の記事で詳しく説明しているので確認してください。
【保存版】風営法を完全理解!具体例も解説!
迷惑防止条例
迷惑防止条例とは、各地方自治体で制定されている、公衆に著しく迷惑をかける行為を禁止する条例の総称です。
キャバクラに関係するもので言えば、風営法でも禁止されている客引き行為(キャッチ)が挙げられます。
キャッチに付いて行きボッタクリ被害を受けた事例がメディアで紹介されたこともあり、特に繁華街では近年厳しくキャッチの取締が行われています。自分のお店の地域でどのような条例が定められているか、調べておきましょう。
また、客引きに関する具体的な摘発例や条例の詳しい内容に関しては、以下の記事を参考にしてください。
客引き(キャッチ)は違法!キャバクラ、ホスト、ガールズバーも!!
キャバクラ経営で失敗しないためのキャストの管理
料理や飲物を商品とする普通の飲食店と違い、キャバクラの商品はなんといってもキャストの女の子たちです。
そんなキャバクラにとって、「人手が足りない」ことは命取りになります。
営業中、出勤中のキャストの数がお客さんの数より少ない「マイナス営業」の状態になってしまえば、お客さんの満足度が下がります。
また、沢山のキャストを雇えたとしても、一人ひとりが定着しなければ、常連のお客さんを作ることはできません。
キャストが集まりやすい求人のコツ
求人をするとき、ほとんどのキャバクラでは求人サイトや紙媒体の求人広告を利用することでしょう。
そのとき、どんなことに気をつけて求人を作成するでしょうか?
多くのキャバクラでは、給与を良く見せようとします。しかし、求人で重視すべきなのはそこだけではありません。
自分がバイトを探していたときのことを考えてみましょう。給与はもちろんですが、
- シフトの柔軟さ
- 人間関係
- 職場の綺麗さ
こういったことを気にしていたという方が多いのではないでしょうか?
特に女性はこの傾向が強いです。
自分が求人をする際も、このようなことに気をつけましょう。
キャストが飛んでしまわないようにするために
キャバクラ業界では、従業員が何の連絡もなく辞めることを「飛ぶ」といいます。
急にキャストが飛んでしまうことは、何万もの資産が無くなってしまうことと同じです。
なぜなら、その子についていた常連客の売上も同時に失うことになるからです。また、キャストが飛んでしまうと、その日の出勤している女の子の人数も減り、フリーのお客さんの不満につながってしまいます。
そうならないために、きちんとキャストが飛ばないための対策を取る必要があります。
キャストが飛ぶことに関してより詳細に知りたい方は、以下の記事を参照ください。
キャバクラ経営者必見!飛ぶキャバ嬢の特徴と対策
赤字でキャバクラ経営を失敗しないためには
キャバクラ経営が失敗する、もう一つの理由が資金の不足です。
赤字経営が続き、資金が尽きてしまうと、閉店せざるを得ません。
そこで、
- キャバクラ開業に必要な資金
- 黒字化のために必要なこと
についてご紹介します。
必要な開業資金
キャバクラの経営を初めて最初のうちはなかなかお客様が集まらず、高い売上を出すことは難しいです。そのため、資金がショートしてしまわないために、開業資金はしっかりと用意する必要があります。
キャバクラの開業費用は、平均して1000~2000万円程度です。
これには開業の初期費用だけでなく、売上が上がらなくても3ヶ月程度営業を続けるための運転資金も含まれています。
また、工夫次第では開業費用を500万円程度に抑えることもできます。
開業費用について詳しく知りたい方は、以下のページを参考にしてみてください。
黒字化のために必要なこと
十分な売上を上げ、お店を黒字化するために必要なことは何でしょう?
- すでに客様を持っているキャストの採用
- 新規顧客開拓のためのSNSの活用
- 定期的なイベント開催でリピート率をアップ
どれも重要なことです。
しかし、これらで黒字化を目指すためには、しっかりとした財務管理ができていることが大前提です。
財務管理とは、ここでは売上管理、固定費管理、給与計算のことを指します。
つまり、収入と支出の管理です。
もっと分かりやすく言うと、お金の出入りを把握しているか?ということです。
お金の出入りをしっかり把握していないと、
「客数が増えて喜んでいたら、思ったより売上が上がっていなかった」
「人件費が予想以上に高くなってしまった」
こういった状況に陥ってしまう可能性が高くなります。
財務管理をしっかりしておけば、お店の状態が悪いときどこに問題があるのかが発見しやすいです。
個人の場合で置き換えてみます。お金の出入りを家計簿などで管理していると、
「今月は無駄遣いしすぎたな、中でも飲み物にお金を使いすぎているな」
このようにお金の出入りを把握していると、現在の状況、問題点を知ることができます。
失敗しないキャバクラ経営にはPOSレジシステムのTRUST
お店を黒字化させるには、しっかりとした財務管理が重要と説明しました。しかし経験がない経営者にとっては、これは大変な作業です。実際、経理を雇っているお店も多いです。
開業直後は仕事も多く、なかなか財務管理まで手が回りません。とはいえ、経理を雇うと人件費の負担がなかなか重くなってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、キャバクラ向けPOSレジシステムの「TRUST」です。
ほとんどのキャバクラでは紙の伝票を利用して会計作業を行っています。そのため、手間がかかるうえに書き間違えや計算間違えの心配もあります。
一方、POSレジTRUSTは日々の売上や給与を自動で計算してくれるため、失敗の恐れなく正確に、素早く財務管理をすることができます。
今、多くの商店や飲食店で導入されているiPadを利用したPOSレジは、開業前のお店が是非取り入れたいツールです。
まとめ:失敗しないキャバクラ経営のために
今回は、キャバクラが失敗する原因とその対策法についてまとめました。
キャバクラで失敗する原因は、主に法律・条例違反と赤字経営、人手不足です。
逆に言えば、その3つさえ避けられれば失敗することはあまりありません。
法律・条例の確認と開業資金の準備、そしてきちんとした財務管理でお店を成功に導きましょう。