【店舗向け】キャバクラが接待で使用される際の注意点

キャバクラの経営者の方で、仕事終わりのサラリーマンの2次会でよく使われるお店で、
「常連のお客様が多いが団体客の集客に悩んでいる・・・」
「団体客を増やすにはどうしたらいいのか・・・?」
「キャバクラが接待のお店として使われる時に、キャストがどのように接客すべきかを知りたい」
と考えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、

  • 接待でキャバクラが選ばれる理由
  • キャバクラを接待で利用してもらうメリット
  • 接待にキャバクラが使われる時に気をつけたいポイント

以上の3点を説明します。
まだ始めていない人、すでに悩んでいる人は参考にしてください。

接待でキャバクラが選ばれる理由

キャバクラは接待の場として選ばれることがあります。
なぜ、キャバクラを接待のお店として選ぶ人が増えているのでしょうか。
理由としては、

  • 飲食店やゴルフよりも親密になれる
  • 接待のプロであるキャストに接待を全てお任せ出来る
  • キャストと協力できる

といったことがあげられます。

飲食店やゴルフよりも親密になれる

仕事上の相手だと、最初は距離がありますが、キャバクラの方が食事や飲み会よりも取引先のお客様との距離が縮まります。
キャバクラに一緒に行ったという共通の思い出もできるし、次にあった時の会話も盛り上がります。
例えば、初対面の友人と話してる時に恋愛トークをするとより親密な関係になったと感じますよね。
これと同じで、仕事上の付き合いでキャバクラにいくとビジネスの時にはできない話しなどで盛り上がることができ、接待の相手との距離がかなり縮まります。

接待のプロであるキャストに接待を全てお任せ出来る

キャバクラのキャストは接待のプロです。
自分たちで盛り上げるよりもキャストに協力してもらった方がはるかに盛り上がります。
可愛いキャストについて貰えば、接待相手の意識もキャストに向くため、緊張しなくてすみます。
こんなツイートもあります。(笑)

キャストと協力できる

キャバクラでは接待が日常茶飯事で行われるため、お店やキャストに接待であることを事前に伝えれば協力してくれます。

自然な形でサポートをしてくれたり、賢いキャストはビジネスや経済の知識もあり、非常に話が盛り上がります。
キャバクラの接待の上級者は長い付き合いのキャストと事前に「俺がこう言うから、その時はこう言ってね」などと打ち合わせをしておき、当日に会話の中で自然にサポートをしてもらったりもできます。
長い付き合いの女の子になると、その接待する側の仕事内容や強みなども熟知していて効果的なサポートができます。

キャバクラを接待で利用してもらうメリット

キャバクラを接待で利用してもらいやすいお店づくりにすることのメリットを紹介します。
キャバクラを接待で利用してもらえるメリットとして、

  • 団体で利用してもらえる
  • 接待用のキャバクラとしてリピートしてもらえる

以上の2点のメリットがあります。

団体で利用してもらえる

接待は4人以上などの団体での利用が基本なため、一度に多くのお客様を集客することができます。
団体でお客様を継続して確保することができれば、安定した売上をつくることができます。
団体のお客様の方が安定した売上をつくることができる理由は2つあります。

理由①:平均組単価が上がる

お客様が接待で来る場合、最低でも4人以上で来るケースが多いです。
4人分のセット料金がかかるため組単価が高くなります。
また、テーブルでシャンペンを入れてもらえれば組単価はさらに上がります。
盛り上がればシャンパンやボトルを開けてもらい安くなるからです。
さらに、おつまみも一緒に頼んでもらえれば客購入単位も上がります。

理由②:延長してもらいやすい

せっかく盛り上がったのに、時間が終わってしまった場合には雰囲気が壊れてしまうので、盛り上げることができれば延長してもらえます。
団体のお客様を集客でき、組単価が上がり延長してもらうことができればお店の売上もかなり上がります。
団体でのお客様の確保を目指さないわけにはいきません。

リピートしてもらえる

仕事の接待で利用するキャバクラは、接待する側のよく行くお店などにお願いすることが多いです。
また、1度接待で利用してもらい商談などが成功すれば、次回の商談の機会に利用してもらえるかもしれません。
接待用のキャバクラとして、リピートしやすいお店作りをしましょう。

接待に選ばれるお店とは??接待で気をつけたいポイントを伝授!

接待の場として、お客様にキャバクラを選んでもらうメリットは分かったと思います。
では、接待の場としてキャバクラ選んでもらうにはどのような点に気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、

  • 事前準備
  • 接待される側を中心にする
  • キャストのつけ方
  • プライベートな話題は避ける
  • 仕事の話題は避ける
  • 席順を間違えない
  • 予算内にコストを抑える

の順にキャバクラが接待の場として使われる時に気をつけたいポイントを紹介します。

事前準備

キャバクラが接待のお店として使われることを事前に連絡してもらった場合、接待される側の情報や好みの女性のタイプを聞きましょう。
好みのキャストに接客させ、好きな話題を準備しておけば、接待が成功するでしょう。
事前に予約を受付け、スムーズに好みのキャストをつけましょう。

接待される側を中心にする

会社の接待目的でやって来た場合、接待したい会社の人間と接待される会社の人間関係を細かく聞きましょう。
接待される側の方に上座に座って頂き、接待される側を中心にして接客することになります。
グループ客の場合、ある程度の人間関係を把握しておくと接客しやすくなります。

キャストのつけ方

接待する側と接待される側の社長、部下にどのような優先順位キャストをつけると良いか説明します。

    • 接待する側でお会計をしたり、話を盛り上げる部下:ナンバー1のキャスト

意外と思われがちですが、接待をセッティングする側の部下に気に入ってもらうことが、接待で利用されるときに非常に重要です。
接待をセッティングする側の部下に気に入ってもらえれば、次回また接待をする時にお店を選んでもらえたり、接待の時に指名してもらえるからです。
その場が盛り上がれば、延長してもらえたり、キャストのドリンクも頼んでくれます。

    • 接待される側の社長:ナンバー2のキャスト

接待される側の社長が楽しんでいるかは非常に重要なので、接待される側の社長につけるキャストには高い能力が求められます。
逆に、接待される側の社長に気に入られなければ、次回接待に利用する時に指名してもらえなくなってしまいます。

    • 接待する側の社長:ナンバー3のキャスト
    • 接待される側の部下:ナンバー4のキャスト

意外と思われると思いますが、この部下の優先順位は低いです。

付け加えたいのは、どのお客様につけられたとしても、接待の場を盛り上げようとする意識は必要です。
接待が盛り上がれば、次回接待で利用する時に指名してもらえる確率が上がります。

仕事の話題は避ける

会社での身分や役割などについて興味があったとしても、キャストから仕事の質問をするのは避けましょう。
接待中のお客様は、仕事の身分や役割などについて接待の時にキャストから聞かれるのを好ましく思わないこともあります。

席順を間違えない

上座と下座があり、接待される側は奥の上座、接待する側は入り口近くの下座に着席するのがマナーです。
こうした席次の決まりはビジネスマンでは常識ですが、席順を間違えるのは接待を台無しにしてしまうので、分からない人がいる場合は、その人の立場(地位)に適した席へ案内してあげましょう。

予算内にコストを抑える

接待する側はできるだけ低予算で抑えられるお店を探しています。
会社員が接待をする場合、会社の経費になるため予算が決まっている場合が多いです。
予算内で接待をするために会社から「1万円以内でお願いします」と言われることが多いです。
その際には金額をうまく調整して予算以内に抑えましょう。
POSを使っている店舗は前金機能を使うと予算管理が楽になります。
そうした配慮をすることによって接待する側、される側の信頼感も深まり、次回もまた利用しようという気になってもらうことができます。

まとめ:接待で利用してもらいやすいお店づくりをしましょう

いかがでしたでしょうか。
キャバクラを接待のお店としてリピートしてもらえるメリットについて理解していただけましたでしょうか。
キャバクラ経営をしている経営者の方、これを機に接待で利用してもらいやすいお店づくりをしましょう。
TRSUTタイムズでは、キャバクラ経営に役に立つノウハウを配信しています。
キャバクラ経営者の方は是非他の記事も確認し、賢い経営をしましょう!




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