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この記事をご覧のキャバクラ店長は、以下のようなお悩みをお持ちではありませんか?
- 「業務に日々追われてお店づくりに時間を割けない・・・」
- 「業務が忙しすぎて、売り上げが全然上がらない・・・」
キャバクラの店長は忙しいかと思いますが、そのせいで売上アップにつながる重要な業務が疎かになっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、以下の内容について解説していきます。
- キャバクラの店長の仕事内容
- 本来店長が時間をかけるべき仕事
- 業務改善には水商売POSシステム「TRUST」がおすすめ
キャバクラ店長として、結果を出したい方はぜひ参考にしてみてください。
キャバクラ店長の仕事内容
キャバクラ経営で一番重要なのが、店長がどのようにお店を経営していくかです。
店長の仕事ぶりによってお店の売り上げは、何倍も差が出てきます。
頼りになる店長であればキャバクラは長く存続し、かつ高い売上を取れるお店へと成長するでしょう。
逆に言えば、頼りにならない店長だとお店は長く続かず、降格処分となるおそれもあります。
まずは、そんなキャバクラ店長が行う仕事内容について確認していきましょう。
- 採用
- 付け回し
- 常連のお客様の接客
- お客様の特徴を覚える
- スタッフの育成
- キャストの入れ替え
- イベントの考案
- キャストの管理
- ボーイの管理
それぞれ解説していきます。
①採用
店長の基本的な仕事の1つに、求人の募集の掲載や、面接の対応があります。
お店の雰囲気を作り上げる中で、お店で長く働いてくれる人を採用することはとても重要です。
しかし、キャバクラでは、人の出入りが激しく、ボーイやキャストの数が本来揃えておきたい人数に達することはまずありません。
あまりのお仕事内容のきつさのために、連絡の1つもなく突然スタッフが「飛ぶ」ことは日常茶飯事。
都内の激戦区のような、売上ノルマが大変きつく、ギスギスした雰囲気のお店の場合、毎日誰かが飛んでいます。
店長は、面接の予定が入ったら、忙しい中から時間を確保しなければいけません。
求職者の予定に合わせることがほとんどですので、休日に出勤することもあります。
②付け回し
付け回しとは、キャストを適切なタイミングお客様の席に移動させることです。
一般的にキャバクラでは、キャストの可愛さ、立地によって売り上げが左右されると思われがちですが、実は最も重要なのは付け回しです。
付け回しの腕前によって売り上げが倍になったり、もしくはお店が傾いてしまう、なんてこともあり得ます。
ボーイや店長がどのタイミングでどのキャストをつけるのかは、お店にとって一番重要なポイントです。
付け回しにより、ベストなタイミングでキャストを席につけ、本指名獲得数を上げ、売上を伸ばしましょう。
③お客様の情報を覚える
お客様の情報を覚え、来客時に一瞬で思い出すことも店長の重要な仕事。
お客様の覚えておきたい情報は、主に以下の6つです。
- 顔の特徴
- お名前
- どのような人物か
- お客様の危険性
- 来店頻度(お得意様か否か)
- よく指名するキャスト
優秀な店長はお客様の顔を見ただけで、これらの情報を思い出すことができます。
顧客管理に自信がない方は、顧客管理ツールなどを活用するのもおすすめです。
④常連のお客様の接客
大抵のキャバクラにはお得意様、つまりお店の売上を作っている上客、太客がいます。
こうしたお客様は来店頻度も多いので、フリーと分けて考えるべきですし、特別扱いが欠かせません。
お得意様が来店した時は指名されたキャストと一緒に、店長自らが接客をすることもあります。ずっとテーブルにつく必要はありませんが、せめてひと声かけましょう。
お得意様は、お店にとって重要度が非常に高いお客様なので、キャストと共に手厚く接客すると、次の来店に繋がります。
上客、太客のお客様をどんどん作り、お店の売上を上げましょう。
⑤スタッフの育成
キャストとともに売上を伸ばすことだけでなく、ボーイやマネージャーなどのスタッフ・社員を育てていくことも重要です。
スタッフのやる気と能力を引き出して、お店やお客様への貢献を通して業績を伸ばしていくことが必要です。
頼れる店長のお店なら、キャストやスタッフもやる気が上がり、安心して長く働けます。
⑥イベントの考案
キャバクラは競合他社が多い業界なので、他店舗との差別化が売り上げを左右します。
イベントを考案して、お客様を呼び込み、お店を盛り上げていきましょう。
過去に効果の高かったイベントを真似したり、マーケティング理論を学んでいたりする店長もいます。
また「とにかく盛り上がりそう」というだけでは、イベントを実施する意味はありません。
様々な視点からお店をプロデュースし、どういうイベントならお客様がたくさん集まり、お金を払ってくれるかを考えましょう。
イベントの例としては、以下が挙げられます。
- 指名料無料(月1程度開催)
- ボトルの割引
- クリスマスやバレンタインなど季節限定イベント
売上に貢献して、かつお客様が楽しめる内容にすることが重要です。
キャバクラのイベント具体例21選!イベントで集客を成功させよう
⑦キャストの管理
キャストがキャバクラを辞める理由として、以下が挙げられます。
- お店と合わない
- 人間関係
- 給与
- ノルマがきつい
店長もノルマを課せられているため、売上を作っているキャストにやめられては困りますよね。
特に、稼いでいるキャストを他店に引き抜かれたり、いきなり飛ばれたりされると、お店にとってはかなりの痛手。
店長はキャストもモチベーションが下がらないように、キャストとコミュニケーションをとることが重要です。
⑧ボーイの管理
ナイトワーク(水商売)の界隈では、ボーイが突然お店を勝手にやめることを、「飛ぶ」と表現します。
ボーイに長く働いてもらうお店づくり大切ですが、ボーイが飛んだ時に、誰にその穴を埋めてもらうかを考えることも店長の仕事です。
もし誰かが飛んだ時は、まずシフトを組み直し、ボーイが飛んだ人のシフトを埋める必要があります。
なぜお店に来ないかの聞く必要があるため、飛んだボーイと仲が良かったボーイに頼んで、直接連絡してもらうこともあるそう。
ちなみに、誰かが飛ぶとそれにつられて、「あの人が飛んだなら自分も」と他のボーイも飛ぶ可能性が高くなってしまうため、注意が必要です。
⑨会計・締め作業
営業中の会計作業や、営業終了後の伝票の集計作業などで時間を取られる店長も多いのではないでしょうか。
これらは現金商売のキャバクラにおいてはミスできない作業であるため、必要以上に時間をかけてしまっている場合も多いかと思います。
また、ドリンクバックの集計といった給料の計算など、手計算での締め作業に頭をかかえる店長は多いようです。
ここを効率化することで時間が生まれるケースは多いため、真っ先に自動化を考えたい部分だと言えるでしょう。
会計や締め作業の自動化には、POSレジがおすすめです。
キャバクラ向けのPOSレジを12個の項目で徹底比較!おすすめ機種も紹介
キャバクラ店長のよくある悩み
ここまでキャバクラ店長の主な仕事内容を紹介しました。
これを踏まえ、以下のような悩みを持つキャバクラ店長は多いのではないでしょうか。
- 業務が忙しく、それぞれの質が落ちている
- 目の前の仕事が精一杯で、売上アップができていない
- 毎日の仕事がとにかく大変
こうした悩みを解決するためには、業務効率を高め、時間を生み出していく必要があります。
業務効率を高めるためには、体制を整えたり、人を増やしたりする方法がありますが、手っ取り早いのは「POSレジ」などのツールを導入すること。
売上分析機能がついたレジスターのこと。各種の計算業務の自動化や、数値の分析による戦略立案を補助する。
「人」に依存した体制だと、飛ばれた際などに一気に崩壊する恐れがあります。
ぜひこうしたツールでお店の業務効率を高めるようにしてみてください。
水商売POSシステム「TRUST」を利用して業務効率をあげる
POSレジの中でも、オススメしたいのは水商売POSシステム「TRUST」です。
TRUSTは通常のPOSレジの機能に加え、以下のように機能が充実しています。
- ドリンク注文時に自動でドリンクバック集計機能
- キャバクラ特有の指名、延長管理機能
- 不正防止や各種データ管理が行える
iPadを使用するので操作、導入も簡単。
この他、入出金管理もしてくれるので、レジのお金を抜かれる・会計に虚偽があるなど不正を防止することも可能。
他にもキャバクラ店長の業務をサポートする様々な機能がございますので、一度詳細をチェックしてみてください。
是非とも水商売POSシステム「TRUST」を活用し、無駄な業務を減らし、お店づくりに時間をかけましょう。
キャバクラ店長のよくある質問
キャバクラ店長の業務や悩みについて、よくある質問をまとめました。
Q1. 店長の業務が多すぎて何から手をつけていいかわからない
まずは「会計・締め作業」などの定型業務から自動化を検討しましょう。
優先順位をつけるなら以下の順番がおすすめ。
- 会計・締め作業の自動化
- 顧客管理システムの導入
- 採用・面接プロセスの効率化
- キャスト・ボーイ管理の体系化
特に店長の業務の中で最も時間を取られがちなのが、毎日発生する会計や締め作業です。
これらをPOSシステムで自動化することで、付け回しやお客様対応など、より売上に直結する業務に時間を割けるようになります。
Q2. キャストやボーイがすぐに飛んでしまう。どう対策すればいい?
スタッフが飛ぶ原因を分析し、根本的な職場環境の改善が必要です。
飛ぶ主な原因として以下が挙げられます。
- 過度なノルマや売上プレッシャー
- 人間関係の悪化
- 給与体系への不満
- 店長・管理者とのコミュニケーション不足
対策としては、定期的な面談の実施や、適正な目標設定、給与体系の見直しなどが効果的です。また、一人が飛んだ際に他のスタッフに負担が集中しないよう、業務の標準化も重要です。
Q3. 付け回しがうまくいかず、売上が伸びない
付け回しはお客様の特性とキャストの特徴を正確に把握することが成功の鍵です。
効果的な付け回しのために以下を心がけましょう。
- お客様の来店履歴や好みを詳細に記録
- キャストの得意なお客様タイプを把握
- 時間帯や曜日による傾向を分析
- フリーのお客様への初回対応を重視
顧客管理システムを活用すれば、お客様の情報を瞬時に確認でき、最適なキャストをアサインしやすくなります。
Q4. POSシステム導入のメリットがよくわからない
POSシステムの導入により、店長の業務時間を大幅に短縮し、売上分析も可能になります。
具体的なメリットは以下の通りです。
- 会計ミスの防止と作業時間短縮
- ドリンクバックや給与計算の自動化
- 売上データの自動集計・分析
- 不正防止機能による安心運営
- 顧客情報の一元管理
一般的に、POSシステム導入により削減できる作業時間は1日2-3時間。店長の時給を考慮すると、多くの場合6ヶ月以内に投資回収が可能です。
Q5. お得意様の管理が大変。効率的な方法はある?
お得意様の情報を体系的に管理し、来店時にすぐに情報を確認できる仕組みが重要です。
お得意様管理で記録すべき情報は、以下の通り。
- 基本情報(名前、顔写真、連絡先)
- 来店履歴と消費金額
- 好みのキャストと指名履歴
- 好みのドリンクや会話のネタ
- 誕生日などの特別な日程
- 注意事項や特記事項
デジタル化することで、スタッフ間での情報共有もスムーズになり、お客様により良いサービスを提供できます。
Q6. イベント企画のアイデアが思い浮かばない
お客様のニーズと季節感を組み合わせ、他店との差別化を意識したイベント企画が効果的です。
成功しやすいイベント企画のパターンは以下の通り。
- 季節イベント(クリスマス、バレンタイン、ハロウィン等)
- 割引系イベント(指名料無料、ボトル割引)
- 参加型イベント(ゲーム大会、コンテスト)
- 限定メニュー・サービス
重要なのはイベントの効果測定をしっかり行い、次回に活かすこと。売上データを分析して、どのイベントが最も効果的だったかを把握しましょう。