朝キャバ経営のメリットを紹介!夜との違いは?

ボーイとして3年働いてるけど、そろそろ自分でお店出してみたいな!
朝キャバの開業に興味があるけど、夜キャバと比べてどんなメリットがあるのかな?

このような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

キャバクラに関わっている人なら朝キャバにいったことある人も多いはず。同じキャバクラでも様々な違いがある朝キャバですが、経営の立場で考えるとどのような違いがあるのでしょうか。

今回の記事では朝キャバ経営を考えている方のために、開業のメリットを解説していきます。

  • 朝キャバとはどういった業種なのか
  • 朝キャバを経営するメリット
  • 朝キャバ経営で大変なこと

朝キャバの経営に興味がある方は是非参考にしてみてください。

あなたは説明できますか?朝キャバはこういうところ

皆さんは朝キャバについてどれだけ説明ができますか?
「朝から営業しているキャバクラ」ということは知っていても、具体的にどういったキャバクラなのかを説明できる人は、業界人でも意外と少ないのです。まずは朝キャバの実態を説明していきます。

朝キャバの営業は6時から可能

水商売では、風営法で定められたルールにしたがって営業をしなければなりません。朝キャバも例外ではありません。

風営法の営業時間を調べてみると、
「風俗営業者は、深夜(午前零時から午前六時までの時間をいう。以下同じ。)においては、その営業を営んではならない。」
と書かれています。

つまり、朝キャバは午前0時から午前6時の間にオープンしてはいけません。

ルールを守っていない一部の店舗では午前4時ごろからオープンしています。さらに、夜キャバを5時ごろまで営業して、そのまま朝キャバを営業しているケースなどもあります。

しかし、風営法では午前6時までは営業してはいけないことになっているのでご注意ください。

夜キャバでは、営業時間を隠すために「20:00~LASTまで」と表記されていることがありますが、朝キャバの場合は、「日の出から12:00まで」のように表記されています。

朝キャバの価格は割安

夜キャバと比べると朝キャバの価格は少し安くなっています。夜と朝で営業している場合でも別の料金システムが存在しています。
セット料金は夜の2/3ほどに設定されています。またドリンクは半額程度、サービス料も低く設定されています。

もちろん地域によって異なりますが、夜キャバの2/3から半額程度の料金になります。

朝キャバではカラオケが必須

朝キャバの特徴として、カラオケがあげられます。朝キャバは夜キャバよりもワイワイ楽しめるところが多く、フロアでもカラオケが歌えます。夜キャバでフロアで歌えないキャバクラでも朝キャバではどこでも歌うことが可能です。

夜キャバではカラオケがないところもありますが、朝キャバではカラオケは必須なのです。

開業に向いているのは朝キャバ?経営のメリットを解説

朝キャバは夜キャバと比べて開業がしやすいと言われています。もちろん夜キャバよりも大変なことも多いですが、ここではメリットを解説します。

朝キャバは低コスト&低リスクで始められる

朝キャバ経営のメリットは低コスト&低リスクです。夜と比べるとかなり低コストで営業することができます。

朝キャバでは夜キャバの場所を間借りしているため、通常よりも家賃が安く抑えられます。また、夜キャバの設備を使うことができるため、何かと費用を抑えることができます。

さらにキャストの時給も夜キャバの相場の半額ぐらいで抑えることができます。

家賃と人件費を安く抑えれるのは大きなメリットになります。

費用が安くなる分、売上も低くなります。それでも利益率は夜キャバよりも高いと言われています。

夜キャバの場合は、開業や運営費用が高い一方で、利益も多く出すことができます。一方で朝キャバでは、低コストで運営して、高い利益率を出すことができます。

朝キャバでは人脈が広がる

水商売業界では知り合いからの紹介でお客さんを増やすことができるため、人脈はとても大切になります。そして朝キャバを経営することで、水商売で大切な人脈を広げることができます。

夜キャバとは営業時間が被っていないため交流を持つことができます。また、夜キャバが終わった後にそのまま飲みに来るスタッフが多くいます。締め作業も含めて朝方まで仕事をして、家に帰る前に朝キャバで1杯飲んで帰るのです。

朝キャバは店舗数自体が少ないので、そのエリア以外から来ることもあります。

人脈を広げるには朝キャバはもってこいです。

夜キャバよりもワイワイしている

上記でも少し触れましたが、朝キャバは夜キャバよりもワイワイ賑やかになります。
そのためキャストもノリがいい子が多いです。楽しく盛り上げられるキャストが人気が出やすいです。話す能力も大切になります。

お店全体がワイワイしていて、キャストもコミュニケーション能力が高いため、楽しく働くことができます。

朝キャバ経営で大変なことを解説

ここまで朝キャバ経営のメリットを紹介しました。夜キャバと比べて様々なメリットがありますが、デメリットや大変なことも多くあります。
営業時間が特殊なことから自分だけでなく、スタッフの生活も管理しなければなりません。

生活のリズムが崩れる

朝キャバは午前6時から営業を始めるため、一般的な生活リズムとは異なる生活になります。準備を含めると午前4時ごろに出勤をして準備をしています。始発よりも早く家を出るので、超朝型になります。

と、説明をしましたが、実は朝キャバで生活のリズムが崩れるのは上記が原因ではありません。朝から準備をするのは従業員が行うため、午前4時に出勤する必要はありません。混雑してくる時間から出勤をするため、少し朝早起きする程度になります。

朝キャバの本当の大変さは人付き合いになります。

朝キャバが終わった後に、お客さんと一緒に昼キャバへいき、そのまま夜キャバ、そして最終的に再び自分の店の朝キャバにくることもあります。お客さんに誘われたら断れません。
また、開店と同時に携帯に連絡がきて、急にお店に呼び出させることもしばしばあります。
顔が広くなると、キャストではなくオーナー目的でお店にくることも増えるため、お店に顔出しをしなければなりません。さらに、駆けつけてすぐにお酒を飲むことにもなるので、朝から酔っ払うことになります。

人脈が広がることと特殊な営業時間から不規則な生活になってしまいます。

朝寝坊するキャストの管理を行う

朝から働くキャストの管理も大切な仕事です。朝キャバはキャストがいないとお店が成り立ちません。
朝キャバでは営業時間が特殊なため、勤怠の管理を徹底します。
また、夜キャバよりも副業で働いているケースが多いためプロ意識が低いキャストが存在します。また夜キャバから来たキャストの中では、「朝キャバは夜キャバよりもゆるい」といったイメージを持っている場合もあります。
接客業としてのプロ意識を持たせて、しっかりとキャストを管理しなければなりません。

もちろんこれは夜のキャバクラでも同じですが、朝キャバでもキャストの管理は大変な業務になります。

朝キャバは低コスト低リスクで始められる

今回の記事では朝キャバの説明をしてきました。夜キャバと同じキャバクラでも朝キャバには様々なメリットデメリットがあります。基本的には夜のキャバクラの場所を借りて営業をしているため、貸していただいている夜キャバへの配慮も必要となります。それでも開業資金が少なかったり、高い利益率が出せるため開業するにはメリットも多くあります。朝キャバの正しい知識をしっかりと理解して開業への1歩を踏み出してみてください。




TRUST(トラスト)|ナイトレジャー専門のPOSシステム(キャバクラ編)
不正防止・税金対策が対策可能なPOSレジとは?
不正防止・税金対策が対策可能なPOSレジとは?