ガールズバーの利益率を徹底解説!黒字化するためのポイントも

ガールズバーをこれから営業するにあたり、「ぶっちゃけ利益率ってどれくらいなの?」と気になる方は多いのではないでしょうか?

結論から言いますと、ガールズバーの利益率はかなり高い部類であると言えるでしょう。

本記事ではガールズバーの利益率に関して以下の内容を紹介していきます。

ぜひガールズバーの利益率について押さえ、開業を前向きに検討してみてください。

そもそも利益率とは?

そもそも利益率ってなに?」という方もいるでしょうから、まずは定義についてみていきましょう。

これらを踏まえて例を見てみましょう。

まずこの場合、売上100万円に対して利益は10万円で、利益率は「10%」となります。

一方で、上記の例だと売上100万円に対し利益が50万円なので利益率は「50%」となります。(このような例はほとんどあり得ませんが)

このように各種経費や費用が少なく、利益が高ければ高いほど利益率も高いです。

つまり利益率が高いビジネス=少ない費用で高い利益をあげやすいビジネスだと言えるでしょう。

利益率の高さは、ビジネスの「儲けやすさ」に直結します。

ガールズバーの利益率はどのくらい?

一般的には「飲食店の利益率は10%行けば良い方」と言われていますが、ガールズバーの利益率は「10~20%」、高ければ「40%」も狙うことが可能です。

このように世間的にも「ガールズバーは利益率が高い」と感じる方は多いようです。

それでは、なぜガールズバーはそこまで利益率が高いとされているのでしょうか?

ガールズバーの利益率が高い3つの理由

ガールズバーの利益率が高い理由としては、主に以下の3つが挙げられます。

それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。

水商売の市場規模が大きいため

まず、そもそも水商売は市場規模が大きい業界とされており、その市場規模はおよそ2兆円と言われています。

これは他の業界の市場規模と比較してみるとわかりやすいでしょう。

市場規模の大きさは、それだけその市場で食べていける人たちの数に直結します。

ガールズバーの利益率の高さに直結する話題ではありませんが、それだけ稼ぎやすく、お金を落とす人が多い市場であることは覚えておきましょう。

他の水商売と比較してキャストの人件費が安いため

続いてガールズバーは、他の水商売と比較してキャストの人件費が安く済みます。

この理由としては以下が挙げられるでしょう。

実際、ガールズバーはキャバクラ等より気楽な気持ちで働いているケースが多いはず。

このようにガールズバーは客単価はそこそこ高く取れつつも人件費が安く済むため、利益率が高くなりやすい業態なのです。

お酒の利益率が高いため

ガールズバーでは主にお酒が商品として出るかと思いますが、このお酒の利益率がとても高いです。

例としてみてみると、各お酒の原価は以下の通り。

こういったお酒を1杯1,000円近くで提供できるわけですから、当然利益も出やすいです。

ここにセット料金も合わさるので、延長を促したり、キャストのドリンクを出してもらえるよう工夫したりすることで、さらに利益を出しやすくなります。

詳しくは儲かるガールズバーが必ずやっている3つのコツをご覧ください。

ガールズバーの利益率を高めるためのコツ

ただでさえ「20~40%」と高い利益率が狙えるガールズバーですが、考えなしに経営しても上手くいくわけではありません。

ガールズバーを経営する際は、ぜひ以下3つのコツを意識してみてください。

1つ1つ解説していきます。

固定費を減らす

ガールズバーで利益率を高めるためには、以下2つの方法があります。

これら2つによって利益の割合が高まれば、自然と利益率が高まることになります。

しかし売上に関しては増やそうと思ってもそう簡単に増えるわけではありません。

よって今すぐできることとして、「固定費と変動費を減らす」ことをおすすめします。

このうち「変動費」は読みきれない部分やコントロールしきれない部分もありますが、「固定費」に関しては特に調整しやすい部分です。

固定費が多いと以下のようなデメリットを受けることとなります。

最近のコロナウイルスに関しても固定費が大きいお店とそうでないお店では、受けるダメージ量も異なります。

よってお店を決める時点から「固定費」も念頭に置き、土地や物件を選ぶようにしましょう。

固定費はもちろん利益率にも直結してきます。

損益分岐点を死守する

続いて、「損益分岐点」を死守するよう心がけることも大切です。

こちらの損益分岐点を下回ってしまうと赤字となってしまうため、お店の維持が難しくなってしまいます。

利益率を高めることも重要ですが、その前に最低目標として「損益分岐点を死守する」こともしっかり掲げておきましょう。

「利益率の高さ」にこだわり過ぎない

ここまで利益率の大切さについて紹介してきましたが、利益率ばかりに拘りすぎないことも大切です。

利益率ばかりを追求してしまうと無駄な費用はどんどん省かれ、利益のみを追求していくことになります。

しかし、費用を増やすことにも以下のようなメリットがあるんです。

よって、利益率だけにこだわりすぎるのも考えものです。

特に節税は大切ですので、税金周りの知識もつけておきたい方は、ぜひキャバクラオーナーが支払うべき税金もチェックしてみてください。

まとめ

今回はガールズバーの利益率について紹介してきました。

利益率の高さはそのままお店の「儲ける能力」を表します。

そしてガールズバーは、以下3つの理由から利益率がとても優れているビジネスだと言えます。

しかし利益率はあくまで一つの指標。

節税や投資の意味で経費をうまく活用していくことも大切ですので、多角的に良いお店を作っていけるよう心がけましょう。

そうなるとお店の数字の分析が欠かせないので、ぜひガールズバー向けのPOSレジ「TRUST」の詳細も併せてチェックしてみてください。




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