キャバクラ宣伝にチラシを使うメリット!ビラ配りに関する法律も解説

キャバクラを新規オープンしたものの、

と、集客や求人に関して悩むオーナー・店長の方は多いと思います。

その際「チラシ」を配ることは一つの解決策になるのですが、

といった疑問が浮かぶ方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、キャバクラのビラ配りに関して、以下の内容について紹介していきます。

お客さんにせよスタッフにせよ、なんとかして効率よく人を集めたい!という方はぜひ参考にしてください。

そもそもチラシは本当に効果がある?

そもそもですが、「チラシなんて今更効果ないのでは?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば「効果がない」なんてことは一切なく、ビラ配りには以下のようなメリットがあります。

よって、これらのメリットを活かせるようであれば、キャバクラの人集めの手段としてビラ配りを選択するのは十分ありだといえるでしょう。

実際「オリコミサービス」が行った調査によると、WEB広告と折込チラシの反応率を比較した際、「実店舗に行く」行動を起こす割合は、チラシの方が多いと発表されています。

広告には様々な形式がありそれぞれ強みも異なりますが、この調査の結果から、「お店に来てもらう」ことを目的とした場合、チラシはかなり有力な選択肢になると言えます。

参考URL:https://www.ryutsuu.biz/strategy/m032317.html

キャバクラのチラシによって得られる効果

それでは実際のところ、キャバクラのチラシでは具体的にどのような効果が得られるのでしょうか?

集客手段としてのビラ配りとキャスト募集のためのビラ配りの2種類に分け、より掘り下げて解説していきます。

お客さん向けのビラ配り

先ほど示した調査結果から、キャバクラのビラ配りによって集客が見込める可能性は高いといえます。

その際、以下のポイントに気を付けるとより集客が期待できるでしょう。

例えばキャバクラの店舗近くの飲み屋街でチラシを配ることで、

「新しくキャバクラ出来たのか!二軒目で行ってみようか」

といった反応が期待出来ます。

その他、店舗のコンセプトやキャストの属性によってビラ配りする男性を変えていくことで、リピーターを増やしていくなども可能でしょう。

キャスト募集のビラ配り

キャストを募集する際にも、ビラ配りによる恩恵を得られる可能性は高いです。

ただ、より効果的にビラ配りを行いたい場合、集客同様に「場所」と「人」のターゲティングを行うことがポイントとなります。

その他、チラシに以下のような項目を最低限盛り込んでおくと、さらなる反応率が期待できるでしょう。

求人媒体を利用するより遥かに費用も安く済むと思うので、開店当初で資金繰りが上手くいかないうちはチラシで求人を行うのもかなりおすすめだといえます。

チラシのデザインはネットでも使える

ビラ配りによって高い反応率を得るためにはチラシのデザインも重要となってきますので、業者に依頼するなどして綺麗な見た目のものを作成しましょう。

ここで覚えておきたいのが、「作成したデザインはWEBでも使いまわせる」ということ。

例えば、

こういった方法でデザインはいくらでも再利用することが可能なのです。

デザインによって反応率が変わってくることや、再利用できることを踏まえると、多少費用が掛かろうとデザインはしっかりこだわるべきだといえます。

A4やB5のチラシであればおおよそ3~5万円程度が相場とされていますので、求人・集客のための投資だと考えましょう。

ビラ配りには許可が必要

キャバクラのビラ配りを行う際は、「道路使用許可」を取るようにだけ注意しましょう。

許可を取らずにビラ配りを行うと、道路交通法119条によって罰せられる可能性があり、

のどちらかが課されてしまいます。

また、許可を取ればどこでも配っていいわけではなく、「そもそもビラ配りを行っていけない場所」なんかも存在するので注意が必要。

その他都道府県によって条例が異なったりすることもあるので、道路でビラ配りを行う際は事前に管轄の警察署へ相談し、ビラ配りOKな場所であるかを確認するようにしましょう。

道路交通許可証が必要

ビラ配りがOKな場所を確認した後は「道路使用許可申請書」を作成・提出し、道路交通許可証を受け取りましょう。

申請を済ませてこちらの証書を受け取れば、道路でのビラ配りが可能となります。

以下を印刷するか警察署で用紙を受け取って記入し、ビラ配りを行う場所の近くの警察署に提出を済ませましょう。

詳しい手順は警察庁ホームページにも記載してあります。

警察庁HP

駅周辺では鉄道会社の許可が必要

また、ビラ配りする場所によっては「ビラ配りを行う場所の管理者」に対しての届出が必須です。

例えば、駅周辺や駅構内は鉄道会社の管轄なので、そこでビラ配りを行うためには鉄道会社からの許可を得る必要があります。

その他ビル内や特定の敷地内など、場所によっては警察ではなくその場所の管理者からの許可が不可欠ですので、「どこでビラ配りを行うか」によって許可を求める相手が異なってくるのも覚えておきましょう。

キャバクラのチラシにデザインの規制はあるのか

ここまでチラシの配布に際してのポイントを紹介してきましたが、キャバクラのチラシはデザイン面で規制があるので注意しましょう。

具体的には、「卑猥なデザインのチラシを用いてはならない」といった規制が風営法によって取り決められています。

卑猥なデザインのチラシは別名「ピンクチラシ」とも言われ、詳しい定義は以下の通りです。

「性的好奇心をそそる衣服を脱いだ人の姿態の写真や人の性的好奇心に応じて人に接する役務の提供を表す文言がある絵や電話番号その他の連絡先を掲載したビラ、パンフレットその他の物品」

上記に該当しないようデザイン面はしっかり注意したうえで、必要であれば警察にも相談するなどしておくと、安全にビラ配りが行えるでしょう。

その他、デザイン業者などに相談して作ってもらうのも安心です。

チラシを受け取ってもらうためのポイント

続いては実践編ということで、「作成したチラシをどうしたら受け取ってもらえるか」といった部分について解説していきます。

ポイントは以下4つなので、それぞれチェックしてみてください。

それでは1つずつ見ていきましょう。

根気が大事

ビラ配りにおいて最も重要なのは、ズバリ「根気」です。

というのも、そもそもビラ配りの強みは「比較的少ない費用で多くのターゲットにアプローチできる」という点。

要するに「質より量」の集客手段であるため、反応率どうこうよりも「いかに多くのターゲットにチラシを渡せたか」がモノをいうのです。

そのため、とにかく根気強く、少しでも多くのターゲットにビラを配り続けることが重要。
時には嫌になってしまうこともあるかもしれませんが、続けていく中で、

といった「気付き」も得られますので、まずはとにかく粘り強く続けることを大事にしてみてください。

事前準備も行う

根気強さが大事と解説しましたが、気合や根性だけではやはり効率が悪くなってしまいます。

よって、以下のような事前準備を行い、ビラ配りの反応率を高めるようにしましょう。

特に「ターゲット像を仮決めしておく」という点によってビラ配りの反応率は大きく異なってきます。

キャバクラの店舗にはどういうお客さんが来てくれそうか、どういったキャストが応募してくれそうか、まずお店の特徴から考えてみましょう。

渡す際もコツがある

事前準備が済んだらいよいよビラ配りですが、実はチラシを渡す際にもコツがいくつかあります。

意識する点としては、主に以下の3つが挙げられます。

特に「渡す際の印象」は意外と重要で、やはり印象がいい方が受け取ってもらいやすくなる可能性は高くなるといえます。

ちなみに営業マンの第一印象に関する調査では、「表情の明るさ」と「笑顔が自然」が主に好印象を与える要素となっています。

参考URL:https://www.mng-ldr.com/information/2013/07/02/7-1.php

やはり最後に重要となるのは人間力ということで、ぜひ笑顔やハキハキした挨拶を心掛け、印象良くビラ配りするようにしましょう。

ビラ配り代行会社を使う

ここまでビラ配りのポイントを紹介してきましたが、もしビラ配りが面倒に感じたり、他にやることが山積みだったりする場合は、「ビラ配り代行会社」を使うのもおすすめ。

ビラ配りに特化している業者に任せれば、事前のターゲティングから実際のビラ配りまでの手厚いサポートが期待できますので、負担はかなり減るでしょう。

どこまでサポートを依頼するかによって相場はかなり変わってきますが、1万部のビラを配ってもらう場合の相場がおおよそ3~5万円程度とされていますので、ぜひこちらも検討してみてください。

キャバクラのチラシの例を一気に大公開

最後に、実際のキャバクラのチラシのデザイン例を3つ紹介します。

 

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こちらは名古屋のキャバクラの集客用のチラシ。

キャンペーンを組み合わせることで、より高い集客効果が期待できそうですね。

こちらは京都のキャバクラの集客用のチラシ。

このチラシ自体をクーポンとして利用できるようにしてあるため、「せっかくなら行ってみようかな」と思わせるきっかけになりそうです。

最後に、梅田のキャバクラの求人用のチラシ。

LINEで問い合わせできるのはキャストくらいの世代からするとかなり取っつきやすいでしょうし、高い反応率が期待できそうです。




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