目次
黒服の仕事内容や給与が気になっていませんか?
結論から言うと、黒服とはキャバクラのホール運営とキャスト管理を担う男性スタッフのことです。
未経験でも始められ、アルバイトは時給1,000〜2,000円、店長クラスになると月給100万円を超える店もあります。
本記事で解説する内容は以下のとおりです。
- 黒服の1日の仕事内容
- 役職別の給与と年収
- 未経験から黒服になる方法と注意点
昼の仕事と並行して働けるため、副業として選ぶ人も増えています。
キャバクラの黒服とは?
黒服とは、キャバクラのホール業務とキャストの管理を担当するスタッフのことです。
黒いスーツを着用して働くことから、この呼び名が定着しました。
①黒服の役割は店を回すこと
黒服の仕事は、接客だけではありません。
- ホール業務(オーダー・ドリンク作り・片付け)
- 付け回し(どのキャストをどの卓に付けるかの判断)
- 延長交渉と会計
- キャストの勤怠管理とフォロー
キャストが商品であるキャバクラでは、誰をどの卓に付けるかが売上を直接左右します。
②「ボーイ」との違い
明確な定義はなく、店によって呼び分けは異なります。
区別する店では、黒服がリーダー的な役割、ボーイがその補佐という位置づけです。
求人票ではどちらの表記でも、業務内容はほぼ同じと考えて問題ありません。
③女性でも黒服になれる
黒服は男性の仕事というイメージがありますが、女性のスタッフもいます。
キャストのフォローや相談対応では、女性のほうが向く場面もあるためです。
女性の黒服を置く店は増えており、性別を理由に募集を断られることは減っています。
キャバクラの黒服の1日の仕事内容
開店前・営業中・閉店後で、担当する業務が変わります。
1日の流れは以下のとおりです。
| 時間帯 | 主な業務 |
|---|---|
| 開店30分〜1時間前 | 店内清掃、酒や食品の搬入、買い出し |
| 開店〜営業中 | オーダー、ドリンク作り、灰皿交換、付け回し、延長交渉 |
| 閉店後1〜2時間 | 片付け、清掃、売上集計、キャストの送り |
拘束時間は出勤から退勤まで8〜10時間になる店が多くなります。
①開店前の仕事内容

新人のうちは、清掃・搬入・買い出しが中心になります。
- テーブル拭きや店内清掃
- 酒や食品の搬入
- 足りないものの買い出し
開店の30分から1時間前には出勤しておく必要があります。
慣れてくると、機器のチェックやキャストの出勤確認も加わります。
②営業中の仕事内容

営業中はホール業務が中心で、スタッフが少ない店では以下を一人でこなします。
- オーダー取り
- ドリンク作りと提供
- 空いたグラスや灰皿の回収
- 氷の補充
- グラス洗い
作業そのものより、卓の状況を常に見て先回りする視野の広さが求められます。
慣れてくると、付け回し・延長交渉・キャッシャーといった業務が加わります。
キャバクラの付け回しのコツを解説!センスを磨くやり方と失敗の対処法
③閉店後の仕事内容

閉店後は、片付けと清掃から始まります。
片付けの手順は店ごとに違うため、最初はメモを取りながら覚えるのが確実です。
役職が上がると、売上集計・酒の発注・キャストのフォローも担当します。
キャバクラの黒服の給与と年収
役職によって、給与の水準は大きく変わります。
| 役職 | 給与 | 年収の目安 |
|---|---|---|
| アルバイト | 時給1,000〜2,000円 | 週4日・6時間で144万〜288万円 |
| 正社員 | 月給30万〜40万円(都心は60万円前後も) | 360万〜720万円 |
| 店長 | 月給30万〜100万円以上 | 360万〜1,200万円以上 |
深夜22時以降の勤務には25%以上の割増賃金がつくため、求人票の時給は割増前の金額かを確認してください。
①アルバイトの給与
時給1,000〜2,000円が相場で、最初は1,000円台から始まるケースが多くなります。
担当するのは、清掃から片付け、ウエイター業務や買い出しです。
付け回しやドリンクの発注など、任される業務が増えるほど時給も上がります。
②正社員の給与
月給30万〜40万円が相場で、都心の店では60万円前後の求人もあります。
任されるのは、付け回し・イベント企画・キャストの管理です。
付け回しは延長やドリンクの注文に直結するため、店の売上を左右する業務になります。
給与は一般の会社員より高めですが、相応の責任を伴います。
キャストの定着率UPには、キャストファーストの姿勢が大事!?キャストが働きやすい環境とはズバリ!
③店長の給与
店長クラスは月給30万〜40万円が下限で、店の売上次第では100万円を超えます。
担当するのは、採用面接・経理・店全体の管理です。
店長経験を活かして独立し、自分の店を持つケースも珍しくありません。
キャバクラの黒服になるには
特別な資格は不要で、未経験から始められます。
①必要な資格や経験はない
黒服になるために、資格や学歴は求められません。
飲食店の経験があれば有利になる程度で、未経験の採用が一般的です。
ただし18歳未満は風営法で働けず、高校生も不可になります。
年齢層は20代から30代が中心ですが、40代以上で働いている人もいます。
②求人の探し方は3つ
黒服の求人は、以下の方法で探せます。
- ナイトワーク専門の求人サイト
- X(旧Twitter)などのSNS
- 知人の紹介
SNSでは「地名+黒服」「黒服+求人」で検索すると募集が見つかります。
紹介は内情が分かった状態で入れるため、トラブルを避けやすい方法です。
③面接で見られるのは清潔感と勤怠
面接では、見た目の清潔感と長く続けられるかが見られます。
- 髪型を整え、髭を剃っていく
- スーツまたは襟付きのシャツで行く
- 入れるシフトを具体的に伝える
- 前職を辞めた理由を説明できるようにする
キャストに不快感を与えない清潔さは、採用の判断で重視される要素です。
黒服を副業にする場合の注意点
営業時間が夜のため、昼の仕事と並行しやすい職種です。
ただし、税金と本業の規定には注意が必要になります。
①副業収入が20万円を超えると確定申告が必要
本業の給与以外の所得が年20万円を超えると、確定申告の義務が生じます。
黒服の給与は2か所目の給与所得にあたるため、年末調整では精算されません。
申告しないと、後から追徴課税を受ける可能性があります。
②本業の就業規則を確認する
副業を禁止している会社では、処分の対象になります。
住民税の通知から本業に知られるケースもあるため、就業規則は事前に確認してください。
③体力的な負担を見積もる
閉店後の片付けを含めると、終業が深夜2時や3時になります。
翌日の昼職に影響が出れば、どちらも続きません。
週2〜3日から始めて、体力が持つかを確かめるのが現実的です。
キャバクラの黒服として働く魅力
黒服の仕事には、以下の4つの魅力があります。
①学歴や資格がなくても高収入を狙える
学歴や資格が不要で、成果を出せば若いうちから高収入に届きます。
店長まで上がれば月給100万円、独立すればさらに上を目指せます。
【キャバクラ経営と開業の極意】オープン準備の手順から必要な資格まで徹底解説
②人を動かす経験が積める
付け回しやキャスト管理は、人の適性を見て配置する仕事です。
数字を見て判断する力も身につくため、独立や転職でも活きます。
③普段出会えない人とつながる
来店する客には、経営者や各業界の人もいます。
関係を作れれば、次のキャリアにつながる可能性もあります。
④副業としても働ける
営業が夜のため、昼の仕事と両立できます。
時給も高めで、短時間でも一定の収入になります。
キャバクラの黒服以外の仕事
キャバクラには、黒服以外にも以下の職種があります。
①キッチン
軽食やドリンクの準備を担当します。
難しい調理技術は不要で、未経験でも始めやすい職種です。
②送りドライバー
キャストやスタッフを自宅まで送る役割です。
深夜の運転が中心になるため、安全運転への意識が求められます。
③ヘアメイク
キャストのヘアセットとメイクを担当します。
美容師やメイクの経験がある人が、そのまま活かせる職種です。
キャバクラで黒服として働く際の注意点
働く店を選ぶ際は、以下の3点を確認してください。
①運営に暴力団が関わっていないか
クリーンに営業している店が大多数ですが、例外もあります。
働き始めてから違和感があれば、早い段階で離れる判断も必要です。
②罰金の規則が厳しくないか
遅刻や欠勤に罰金を課す店がありますが、雇用契約なら罰金は労働基準法違反です。
減給の上限も、1回につき平均賃金の1日分の半額までと決まっています。
高額な罰金を提示する店は、他の労務管理も怪しいと考えてください。
③キャストと黒服の関係性
黒服はキャストを支える立場のため、厳しい扱いを受ける場面もあります。
体験入店や面接の際に、キャストと先輩黒服のやり取りを見ておくと判断材料になります。
なおキャストに手を出すのは、ほとんどの店で禁止されています。
キャバクラの黒服に関するよくある質問
Q1. 未経験でも黒服になれますか?
A. なれます。資格も学歴も不要です。
ただし18歳未満は風営法で働けず、高校生も対象外になります。
Q2. 黒服の年収はどのくらいですか?
A. 正社員で360万〜720万円、店長なら1,000万円超も可能です。
アルバイトは週4日・6時間勤務で、年収144万〜288万円が目安になります。
Q3. 黒服は女性でもできますか?
A. できます。女性の黒服を置く店は増えています。
キャストの相談対応では、女性のほうが向く場面もあります。
Q4. 「黒服」と「ボーイ」は何が違いますか?
A. 明確な定義はなく、店によって呼び分けが異なります。
区別する店では、黒服がリーダー、ボーイがその補佐という位置づけです。
Q5. 副業として働く場合の注意点は?
A. 年20万円を超える所得があれば確定申告が必要です。
本業の就業規則で副業が禁止されていないかも、事前に確認してください。
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まとめ
黒服は、ホール業務とキャスト管理を通じて店を回す仕事です。
押さえるポイントは以下の4点になります。
- 未経験・無資格から始められる(18歳未満は不可)
- アルバイトは時給1,000〜2,000円、店長は月給100万円超も
- 付け回しができるようになると給与が上がる
- 副業にする場合は確定申告と就業規則に注意する
店選びでは、罰金の規則とキャストとの関係性を必ず確認してください。
働く店を選ぶなら、POSレジが入っているかどうかも見ておきましょう。
手書き伝票の店では、閉店後の集計と計算に毎日1時間以上かかります。
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