スナックにお客さんが来ない原因は?繁盛するための2つのポイントを紹介

スナックを経営する中で、以下のような悩みを抱くことはありませんか?

スナックを繁盛させるには、なんといっても「お客さん」の存在は不可欠ですよね。

そこで今回は、お客さんが来ないスナック向けに、以下の内容をご紹介します。

「お客さんを呼び込めるようなスナックにしたい!」という方はぜひ参考にしてください。

お客さんが入りづらいスナックの特徴

お客さんがなかなか来店しないスナックには、何か理由があるはずです。

まずは「お客さんが入りづらいスナック」の特徴を紹介していくので、該当していないかチェックしてみてください。

それぞれ紹介していきます。

①料金体系がわからない

スナックは地域やお店によって料金体系がまちまちです。

そのため、でしょう。

②営業しているかわからない

続いて、営業しているかわからないスナックも入りづらいです。

お店が開いているか疑問に感じさせてしまう状態は、新規客を遠ざけてしまうでしょう。

③入口の雰囲気が暗い

入口の雰囲気が暗いと、入店するのにエネルギーを消費します。

こうした考えを持たれてしまうと、他の入りやすいスナックが選ばれてしまうでしょう。

常連客はお店の中の様子を知っているから入りやすいかもしれませんが、です。

スナックにお客さんが来ない時にするべきこと

スナックにお客さんが来ない時は、以下のような施策に取り組んでみてください。

それぞれの方法について解説していきます。

①Google Mapに店舗情報を掲載する

まだ登録していない方は、Googleマップに店舗情報を登録しましょう。

営業時間、サービス料金、店内の様子などの情報があると、新規の方も来店しやすくなります。

「わからないことが多い」のは、新規客にとって大きな障壁となります。
出張客や旅行客が来るエリアであれば、なおさら力を入れましょう。

Googleマップに既に登録しているスナックも、ぜひ情報の充実を心がけてみてください。

②ホームページやSNSを作る

店舗サイトやSNSを作るのもおすすめ。

ホームページやSNSで、営業情報や店内の様子を発信することで、新規客にとっての「わからない」を減らすことができます。

楽しそうな様子や綺麗なキャストの存在をアピールできれば、他のスナックに大きく差をつけることができるでしょう。

③スナックの外観を改善する

スナックの外観も合わせて改善しましょう。

具体的には、以下の施策が挙げられます。

どんなに口コミがいいスナックでも、入り口がどんよりしていたら入りづらく感じる方は多いでしょう。

外観にも力を入れ、楽しそうで来店したくなるような入り口を演出してみてください。

④お店に合った集客方法に力をいれる

ホームページやSNSなどを作成しても、お店の情報を知ってもらわないと、閲覧されることはありません。

お客さんがあなたのスナックのことを知ってくれるよう、集客に力を入れていきましょう。

集客方法と一口に言っても以下のように様々な方法があるので、店舗のエリアやターゲットに合わせた方法を取り入れてみてください。

スナックの集客アイデアについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

お客さんが来ない?スナックの経営が難しい5つの理由

ここまでの内容を前提として、スナックの経営は非常に難しいことを覚えておいてください。

スナック経営が難しく、多くのお店が廃業してしまう理由は以下の通りです。

逆に言えば上記のポイントを理解することで、経営を上手くいかせるために、自分のスナックに必要なものが見えてくるでしょう。

1つ1つ紹介していきますので、ご自身のスナックの状況と照らし合わせながらチェックしてみてください。

①スナックはライバルが多く廃業率も高い

スナックはライバルが多く廃業率が高い」です。

スナックの店舗数は非常に多く、一説によるとその数は10万店舗を超え、「コンビニよりも多い」とされています。

それだけ数が多い以上「すべてのスナックが繁盛する」というわけにはいきません。

実際以下の「飲食店.com」の調査で「カラオケ・パブ・スナック」の項目を見ると、半数近いスナックが3年以内に閉店していることがわかります。

参考:https://www.synchro-food.co.jp/

ここから学べるのは、「ただスナックを経営するだけでは勝てない」ということ。

経営を成功させるためには、他のスナックに勝つための工夫や経営戦略が必要になるということをまずは認識しておきましょう。

参考:https://www.zenshoren.or.jp/keiei/keiei/180625-08/180625.html

②一度場所を決めたら動けない

スナックは一度場所を決めたら、移店しない限りはそこから動くことができません。

そして立地によって客層は異なりますので、その層にあったスナック経営を行うことが求められます。

逆に言えば、立地とスナックのコンセプトが噛み合っていないようであれば、お店を繁盛させるのは難しいということです。

また、仮にお店のコンセプトと合った良い場所に出店できていたとしても、

といったリスクも想定されます。

このように何が原因で状況が変わるかはわからないので、スナックを出店する立地問題は非常に難しいところ。

立地に関して問題があったとしても移店のコストも決して安くありません。

③売上を安定させることが難しい

また、スナックは売上を安定させることが難しいです。

勿論、お店が繁盛してお客さんが毎日のようにたくさん来て、たくさん売上を出しているお店もあります。

しかし、その段階に行くまでが非常に難しいのです。

例えばスナックの売上は簡単に「客数×客単価」で計算されますが、

これらに対する施策を常に考えて実行していかないと、状況は中々改善していきません。

というように、「なんとなく」経営していては売上が向上していく可能性は低いです。

繁盛するスナックは、こういった戦略的な経営を行っています。

④ママは長時間労働になりやすい

ママが長時間労働になりやすいのも、スナック経営において難しいポイント。

ママが接客と経営どちらも行うケースは多いと思います。

しかし接客に時間を取られると経営面は疎かになってしまいますので、「戦略をゆっくり立てるような時間を取れない」というママもいるのではないでしょうか。

とはいえ、やはり数値や現状を分析しつつ、「お店のどこが悪いか」を見直す時間は大切です。

なぜなら、先ほど述べたように、繁盛するスナックはしっかり管理・分析を行う時間を取っているから。

よって、働きづめのママは店を任せられるスタッフを雇ったり、伝票の仕分け等の時間を取られる作業はPOSレジを導入して効率化を図るなどして、自分の時間を作っていくよう努めましょう。

「長時間働けばお店は繁盛する」わけではありません。

むしろ間違ったやり方を積み重ねるのは逆効果です。

経営が上手くいっていないようであれば経営戦略を見直す必要があるので、ぜひゆっくり考える時間を取れるようにしましょう。

⑤人材確保が難しい

先ほど「自分の時間を作るために信頼できるスタッフを雇う」と述べましたが、人材確保が難しいのもスナック経営の難しいところです。

というのも、そもそもの話としてスナック云々関係なく、現代が「人材を確保しにくい」という時代。

参考:https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H30/h30/html/b2_1_1_0.html

「中小企業庁」のデータを見てわかる通り、全業界において従業員不足は深刻化しています。

更にその中でも「サービス業」は全6業種のうち2番目に人手が不足している現状。

人手が確保できないと以下のようなデメリットを被ることになります。

実際に人手が足りずに人手不足倒産する企業が「サービス業」の分野において増えているというデータもあります。

確かに人材確保は難しいですが、「人材の重要さを理解し優秀な従業員を雇えるかどうか」が経営の成否を分けることもあるのです。

参考:https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p200104.pdf

お客さんを呼べるスナックが持つ経営上の2つの特徴

ここまでスナックの経営が難しい理由を5つ紹介してきました。

スナックの経営を成功させるのは非常に難しく、先ほど述べたように「半数近くのスナックは3年以内に潰れている」とのデータもあります。

それでは、「お客さんが沢山来て経営を続けていけるスナック」と「潰れてしまうスナック」とでは、いったい何が違うのでしょうか?

答えから言うと、スナック経営を成功させるためには、以下2点が重要となります。

この2点を徹底するだけで経営状況が大きく変わる可能性が高いので、それぞれチェックしていきましょう。

①勝ち残るスナックは数値管理を徹底している

勝ち残るスナックはまず「数値管理」を徹底しています。

ここでいう「数値管理」とは、スナック経営における以下のような数値を把握することです。

あなたのスナックでは、これらの数値の管理・分析を行っていますか?

こういった数値をしっかり把握し、分析を行うことで、以下のようなメリットを得ることができます。

数値は嘘をつきません。

数値を分析することで浮き彫りになるお店の課題は多くありますので、経営を上手くいかせるためには数値の分析が欠かせないのです。

勝ち残る飲食店は、売上管理を行い、売上と利益を安定して確保できるよう努めています。

POSレジを導入する

売上分析を行う方法としてはエクセル・レジ・手書きなど様々なものがありますが、飲食店を対象にした「最も導入してよかったツールやサービス」というアンケートでは、「POSレジ」が一位となっています。

参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000371.000001049.html

また、「飲食店.com」によって行われた、飲食店を対象とした「POSシステムで利用している機能は?」というアンケートでは、「売上状況の分析」が91.7%という結果になっています。

これらの結果から「POSレジを導入している飲食店は多く、売上分析の機能が最も多く使われている」ことがわかります。

先ほど述べたようにスナックにおいても売上管理は非常に大切ですので、ぜひこの機会にPOSレジの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

スナック向けのPOSレジのTRUSTを使えばスナック経営で必要な数値を自動で集計してくれます。

面倒だった売上管理や給与計算を全て自動化することができます。

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②勝ち残るスナックでは顧客管理を徹底している

続いて、勝ち残るスナックでは「顧客管理」を徹底しています。

顧客管理とは、「顧客の情報を把握・管理し、個々に合わせた接客やコミュニケーション等を行う」ということです。

そんな顧客管理を行うことによるメリットとしては、以下が挙げられます。

顧客管理が重要な理由の1つとして、「売上の8割は2割の客が作る」という「パレートの法則」の存在があります。

特にスナックは業態的に常連客が占める売上の割合は多いでしょうから、顧客管理を行い、

「いかに常連客を作り、いかに常連客を上客にするか」

ということが成否を分けるカギとなってくるのです。

顧客管理を行う方法としてはエクセル・手書きなど様々なものがありますが、こちらも「POSレジ」同様に「顧客管理専用のツール」を利用するのがおすすめ。

手書きやエクセルで管理するよりも効率よく、なおかつ正確に分析を行うことができますので、詳しくは以下をチェックしてみてください。

スナック経営は難しいので勝ち残るためには工夫が必要

今回はスナック経営の難しさと、上手くいかせるための2つのポイントについて紹介してきました。

スナック経営は以下5つの理由から難易度がとても高いとされており、潰れるスナックも非常に多いです。

しかし、これらの難しさを理解し、そのうえで経営上の工夫を怠らなければ、きっと常連客は増えてくるはずです。

また、スナック経営の成否を分ける大きな要因として、以下2つを紹介しました。

もし「数値管理」「顧客管理」を行っていなかったり、紙やエクセルで時間をかけたりしているようであれば、ぜひこの機会にツールの導入を検討してみてください。

各種分析が行えるようになれば、経営上の課題も浮き彫りになりますし、きっとどんどん業績がいい方向に向かっていくはずですよ。

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