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スナックやキャバクラにカード決済を入れたいのに、審査が通るか不安ではありませんか?
結論から言うと、社交飲食店は一般向けの決済サービスで審査に落ちることがあるため、ナイトレジャーへの対応を明言している決済代行を選ぶのが基本です。
決済手数料の実勢は2.48%〜3.25%で、かつて言われていたような高い料率ではなくなっています。
本記事では、社交飲食店が審査で落ちる理由から、実際に導入できるサービスと手数料、選ぶときに確認すべき項目までを順に解説します。
- 社交飲食店の審査が慎重になる理由と、業種制限の実態
- 導入できる決済サービスの手数料・初期費用・入金サイクル
- 直接契約と決済代行の違い、選ぶときの3つの基準
カード決済の導入を検討している店舗の方は、ぜひ参考にしてください。
社交飲食店がカード決済の審査で落ちる理由
社交飲食店とは、風営法1号営業の許可を受けて接待をともなう飲食を提供する業態で、スナック・キャバクラ・ラウンジ・クラブが該当します。
この業種は、一般的な飲食店より加盟店審査が慎重に行われます。
決済会社ごとに扱える業種が決まっている
決済会社は、業種ごとにリスクを評価して取り扱いの可否を決めています。
たとえばstera packは、公式の申込ガイドラインで風俗店を申込不可と明記しています。
Squareのように規約で名指しの禁止がなくても、接待をともなう業態は審査しだいです。
審査基準の多くは公開されていないため、同じスナックでも店舗によって結果が変わります。1社で落ちても、別の会社なら通ることがあります。
落ちる原因は書類の不備であることも多い
業種そのものより、提出書類の不足で止まっているケースも少なくありません。
申込の前に、以下を揃えておいてください。
- 風俗営業許可証(1号営業の許可証)
- 飲食店営業許可証
- 代表者の本人確認書類
- 店舗の外観・内観・メニュー表の写真
- 直近の売上がわかる資料
メニュー表は料金体系が明朗であることを示す資料になります。セット料金と指名料を明記したものを用意しておきましょう。
社交飲食店が導入できる決済サービスと手数料
決済手数料の実勢は、2.48%から3.25%の範囲に収まります。
| サービス | 決済手数料 | 月額費用 | 入金サイクル |
|---|---|---|---|
| Square | 2.50〜3.25% | 無料 | 最短翌営業日 |
| stera pack | 1.98〜3.24% | 初年度0円/以降3,300円 | 月2回・月6回・毎日から選択 |
| PAYGATE | 1.98〜3.24% | 0〜3,300円 | 月2回 |
| アルファノート | 2.48%〜 | 0円〜 | 月1回〜月8回から選択 |
| 楽天ペイ ターミナル | 2.20〜3.24% | 0円 | 最短翌営業日 |
料率の下限は業種や取扱高で決まるため、社交飲食店が下限で契約できるとは限りません。問い合わせ時に自店の業種を伝えたうえで見積もりを取ってください。
ナイトレジャー対応を明言しているサービスを選ぶ
上の5社のうち、ナイトレジャーや夜間飲食店への対応を公式に示しているのはアルファノートです。
PAYGATEもナイト店舗の導入実績が多く、審査の対応幅が広いとされています。
一方、stera packは風俗店を申込不可としており、接待飲食店の扱いも明示されていません。
手数料の数字だけで選ぶと、申し込んでから業種で落とされて時間を無駄にします。対応業種を先に確認してください。
水商売特化型の決済代行は料金を公開していない
水商売に特化した決済代行サービスも存在しますが、その多くは手数料を公開していません。
公式サイトには「豊富な料金プラン」とだけ書かれており、具体的な料率は問い合わせないと分からない形になっています。
料金が非公開ということは、交渉の余地があるということでもあります。最低でも3社から相見積もりを取り、料率と入金サイクルを並べて比べてください。
カード決済の導入方法は2種類

クレジットカード決済の導入方法は、直接契約と決済代行の2つに分かれます。
結論から言うと、個人経営のスナックやキャバクラは決済代行を使う一択です。
直接契約は取扱高の大きい企業に限られる
直接契約とは、カードブランドの加盟店契約を担うアクワイアラと直接契約する方法です。
仲介業者を挟まない分、手数料を抑えられます。
ただし、アクワイアラと直接契約できるのは取扱高が大きい企業に限られます。
ブランドごとに個別の契約と入金処理が発生するため、1店舗の規模では実務が回りません。
決済代行なら1回の申請で複数ブランドをまとめられる
決済代行を使う方法は包括加盟店方式と呼ばれ、複数のカードブランドの契約をまとめて進められます。
店舗側が用意するのは1セットの書類だけで、各ブランドへの申請と交渉は決済代行会社の仕事です。
- 申請書類は1セットで済む
- 審査通過のノウハウを共有してもらえる
- ブランドごとに異なる締め日と入金日を一本化できる
- 売上の入金が1つの口座にまとまる
入金が一本化されると、月末の消し込み作業が1回で終わります。経理の手間はここで大きく変わります。
チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる
水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。
- 開業までに何を行えばいいのか
- 業者選定の優先順位は?
- 開業までのスケジュールを立てたい
チェックリストに従って開業準備を行うことができます。
是非ご活用ください。
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決済サービスを選ぶ3つの基準
対応業種を確認したうえで、次の3点を比べてください。
①入金サイクルは資金繰りに直結する
入金のタイミングは、サービスによって最短翌営業日から月1回まで差があります。
現金仕入れや日払いの給与が発生する店舗では、入金が遅いと運転資金が先に出ていきます。
キャストに日払いをしている店は、入金サイクルを手数料より優先して選んでください。月1回の入金では資金繰りが合いません。
②手数料は0.75%の差で年18万円変わる
手数料の差は、取扱高が増えるほど効いてきます。
月のカード決済額が200万円であれば、手数料2.5%と3.25%の差は月15,000円、年間18万円です。
月額費用が無料でも手数料が高いサービスより、月額3,300円でも料率が低いほうが安く収まる場合があります。年間の総額で比べてください。
③サポートの対応時間が営業時間に合うか
決済端末のトラブルは、会計の最中に起こります。
スナックやキャバクラは深夜から朝方までの営業なので、日中しかサポートを受けられないサービスでは対応が翌日になります。
電話サポートの受付時間が自店の営業時間と重なっているかを、契約前に必ず確認してください。
カード以外に用意しておきたい決済手段
カード決済に加えて、QRコード決済と電子マネーを用意しておくと、支払いで止まる場面が減ります。
QRコード決済は導入コストが低い
PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済は、専用端末がなくても始められます。
20〜40代の利用率が高く、現金を持たない客への備えになります。
ただしQRコード決済は入金サイクルがカードと別になることが多く、月1回の締めになるサービスもあります。導入前に確認してください。
電子マネーとタッチ決済は会計が速い
SuicaなどのタッチIC決済は、端末にかざすだけで処理が終わります。
カードの読み取りや暗証番号の入力が不要なため、会計の待ち時間が短くなります。
多くの決済代行はカード・QR・電子マネーをまとめて契約できます。別々に申し込むより、対応ブランド数で比べたほうが手間が減ります。
カード決済を入れると売掛が減る
社交飲食店でカード決済を導入する最大の効果は、売掛の発生を抑えられることです。
売掛とは、客の手持ちが足りないときに代金を後日回収する仕組みで、回収できなければそのまま店の損失になります。
カードが使えれば、手持ちがない客にもその場で支払ってもらえます。
手数料3%を払ってでも、回収できない売掛を1件なくすほうが店に残る金額は多くなります。
現金とカードの売上を、閉店後に手作業で突き合わせていませんか。
決済手段を増やすほど、営業終わりの集計作業は複雑になります。
水商売専門のPOSシステム「TRUST」なら、伝票を処理した時点で売上が自動で集計されます。
社交飲食店の決済導入に関するよくある質問
Q1. スナックでもクレジットカード決済の審査は通りますか?
A. 通ります。ただし決済会社によって扱える業種が異なります。
ナイトレジャー対応を明言しているサービスなら、審査のハードルは下がります。
1社で落ちても他社で通ることがあるため、複数社に同時に申し込んでおくのが現実的です。
Q2. 決済手数料はどのくらいかかりますか?
A. 2.48%から3.25%が実勢です。
社交飲食店は一般的な飲食店より高めの料率を提示されることがあります。
水商売特化型の決済代行は料率を公開していないため、3社以上から見積もりを取って比べてください。
Q3. 審査に必要な書類は何ですか?
A. 風俗営業許可証と飲食店営業許可証が必須になります。
加えて、代表者の本人確認書類、店舗の写真、メニュー表、売上がわかる資料を求められます。
メニュー表は料金体系が明朗かを見られる資料です。セット料金と指名料を明記したものを提出してください。
Q4. PayPayだけ導入するのはどうですか?
A. カード決済と併用するのが基本です。
QRコード決済は導入コストが低い反面、客単価の高い会計ではカードを使う客が多くなります。
接待利用の客は経費処理のためにカードを選ぶため、カードなしではビジネス層の支払いに対応できません。
Q5. 入金サイクルはどれくらいが一般的ですか?
A. 最短翌営業日から月1回まで、サービスによって差があります。
入金の早いサービスほど資金繰りは楽になりますが、手数料は高めになる傾向があります。
キャストへの日払いがある店は、入金サイクルを優先して選んでください。
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まとめ|対応業種を確認してから手数料を比べる
社交飲食店のカード決済は、手数料より先に対応業種を確認するところから始まります。
- ナイトレジャー対応を明言しているサービスを候補にする
- 風俗営業許可証とメニュー表を先に揃えておく
- 手数料・入金サイクル・サポート時間を3社で比べる
手数料の実勢は2.48%〜3.25%で、かつて言われていたような高い料率ではありません。
そして決済手段を増やすほど、営業終わりの集計は複雑になります。
現金・カード・QRコードの売上を、別々に数え直していませんか。
決済手段が増えるほど、閉店後の突き合わせに時間がかかるようになります。
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