コンカフェ経営は儲かる?コンカフェの利益率や儲けやすい理由について徹底解説

最近流行っている「コンカフェ(コンセプトカフェ)」。

そんなコンカフェに関して、以下のような疑問をお持ちではありませんか?

そこで本記事では「コンカフェは儲かるか?」という疑問を解決するべく、以下の内容について解説していきます。

  • コンカフェ経営はどれくらい儲かる?
  • コンカフェ経営が儲けやすい3つの理由
  • コンカフェ経営で儲けるための5つのコツ

読後はコンカフェ経営がどれだけ儲かるかがわかるはずですので、出店を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

コンカフェ経営はどれくらい儲かる?

結論から言いますと、コンカフェは儲かりやすいビジネスです。

その大きな理由は、コンカフェの利益率の高さにあります。

これを踏まえ、利益率の例を2つ紹介します。

このように、少ない経費で高い利益を出せるビジネスは「利益率が高いビジネス」だと言えますが、

多くの飲食店では「利益率が10~15%行っていればいい方」ですので、コンカフェの利益率がいかに高いかがお分かりいただけるでしょう。

まとめると、コンカフェは利益率が高いため、少ない費用で高い売上が見込めるビジネスだと言えます。

コンカフェの売上例

コンカフェの具体的な売上例は以下の通りです。

こちらのモデルケースで言うと、1ヶ月の営業利益は170万円、利益率は34%程です。

もちろんエリアや集客方法などにも左右されますが、うまく経営できればこれだけの数字が期待できます。

コンカフェ経営が儲けやすい3つの理由

コンカフェは利益率が高く、儲けやすいと紹介しました。

コンカフェの利益率が高い理由としては、主に以下3つが挙げられます。

それぞれ見ていきましょう。

水商売自体の市場規模が大きいため

コンカフェの利益率が高いのは、そもそも水商売自体の市場規模が大きいためです。

コスプレしたキャストが接客してくれるようなコンカフェは、「女の子に会いにいく」という意味で、広義では水商売に分類されます。

そして水商売の市場規模は2兆円とされており、同じ2兆円規模のビジネスとしては、ブライダル業界、理美容業界、ホビー業界などが挙げられます。

これを踏まえ、でしょう。

このようにコンカフェは市場規模が大きいため、「売上を出しやすい」のが利益率が高い1つ目の理由です。

キャスト時給が業界の中で安いため

コンカフェの利益率が高い理由2つ目は、キャスト時給が比較的安価であるためです。

同じ水商売としてキャバクラやガールズバーなどが挙げられますが、です。

人件費が安い理由としては、「コンカフェはお客さんの隣に座って接待する必要がない(できない)ため、気楽に働きやすいこと」などが挙げられるでしょう。

水商売においては人件費が最も高い経費となるので、コンカフェは水商売の中でもローリスクで経営していくことが可能

例えば、水商売のジャンル毎の人件費相場を比較すると以下のようになります。

ガールズバーとコンカフェはほとんど同じですが若干コンカフェの方が人件費が安いため、コンカフェは水商売の中でも利益率が高いといえるでしょう。

各種サービスの利益率が高いため

コンカフェの利益率が高い理由3つ目は、各種サービスの利益率が高いためです。

利益率が高いサービスや商品の例としては、主に以下が挙げられます。

お酒の原価は、種類にもよりますが、1杯40円~100円ほど。

そしてメイドカフェなどで定番のオムライスも、原価は100円程度でしょう。

です。

極め付けは、キャストとチェキ撮影ができるなどのサービス。写真を撮るだけなので原価はほぼかかりません。

このようにだと言えます。

ただしチェキ撮影などは「接待」に当たる可能性が高いので、風営法を違反しないようにだけ注意してください。

風営法の「接待」とは?水商売で違法営業にならないためのポイント

コンカフェ経営で儲かるための5つのコツ

コンカフェは利益率が高く儲かりやすいビジネスだと紹介しましたが、「出店すれば誰でも儲かる」ほど簡単ではありません。

よってこの章では、コンカフェ経営で儲けるための5つのコツを紹介します。

コンカフェのオープンに向け、ぜひ参考にしてみてください。

お店のコンセプトをしっかり練っている

コンカフェを経営する際は、まずお店のコンセプトをしっかり練りましょう。

お店のコンセプトをしっかりと決定することで、以下のようなメリットが得られます。

特にコンカフェは競合も増えてきているので、コンセプトが明確でないと、競合にお客さんを取られてしまう可能性が高いです。

ぜひ以下の「コンセプトシート」の項目を①から順番に埋めていき、独自のコンセプトを作成しましょう。

また、以下はガールズバーのコンセプトシートの記事です。業態も近いので参考にしてみてください。

ガールズバーオープンを成功へ!「コンセプトシート」について解説

損益分岐点を死守している

続いて、「損益分岐点を死守する」ことも重要です。

これは噛み砕いて言えば、要するに「売上が費用を上回るように常に意識しよう」ということ。

費用が売上を上回れば赤字となってしまうので、必要があります。

今月は売上をいくら出さないと赤字になるのか」のラインを明確にし、売上目標としてお店全体で共有しましょう。

固定費はなるべく少なくする

コンカフェ経営で儲けるため、つまり利益を増やすためには、以下2つの方法があります。

このうち売上を増やすためには「価格を上げる」か「お客さんを増やす」方法がありますが、どちらもすぐに効果を出すのは難しいです。

よって、利益を増やすためにすぐ出来ることとして、以下のような経費を減らすのがおすすめ。

逆に固定費が高いと、コロナなどで客足が遠のいた際、出費だけがかさむことになってしまうので注意。

とにかく安くして質も抑えろというわけではありませんが、これらも踏まえた上で出店エリアや物件を選ぶようにしましょう。

事業投資は積極的に行う

「経費を減らそう」と紹介しましたが、お店が儲かるための投資なら積極的に行いましょう。

具体的には、以下です。

このような「お店が儲かるための投資」を行うことで、以下のようなメリットを得られます。

事業投資を行うことでお店の成長に繋がるのはもちろん、所得税を抑えることも可能です。

「赤字になってしまう」と「節税で意図的に赤字にする」のは全くの別物です。

経営の効率化、売上アップ、キャストのモチベーション向上などに繋がりそうなら、積極的に経費を使いましょう。

各種数字をしっかり管理している

最後に、各種の数字をしっかり管理することも大切。

具体的には、以下のような数字です。

このような数字を記録することで、お店の現状を「見える化」することが可能。

どのような課題があり、どのような施策を行うべきか、数字をもとに考えることができます。

でしょう。

数字はエクセルなどで管理するのもいいですが、PCが苦手な方はタブレットなどで操作できるタイプのPOSレジを使用するのもおすすめです。

また、弊社はコンカフェ向けのPOSレジのサービスを提供していますので、ぜひそちらの詳細もご覧ください。

まとめ

今回はコンカフェ経営が儲かるか、について紹介してきました。

コンカフェ経営は利益率が高く、以下の理由からとても稼ぎやすいビジネスだと言えます。

しかし、誰もが簡単に稼げるわけではありません。

ぜひ売上や経費などの数値をしっかり管理して、その上で適切な施策を打っていきましょう。

そのためにはPOSレジなどで数字を日々記録し、データとして分析することが必要です。

これからコンカフェを経営して儲けたいという方は、コンカフェ向けのPOSレジ「TRUST」の詳細ページをチェックしてみてくださいね。




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