目次
ガールズバーの料金システムや給与計算の仕組みがわからなくて悩んでいませんか?
本記事では以下の内容を解説します。
- 料金システムの基本と相場
- 給与計算の仕組みとバック(歩合)
- TAX(税金・サービス料)の計算方法
ガールズバーの経営を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ガールズバーの料金・給与相場の早見表
まずはガールズバーの料金と給与に関する相場を一覧で確認しておきましょう。
| 項目 | 相場 |
|---|---|
| セット料金 | 2,000〜4,000円/60分 |
| 延長料金 | セット料金と同額〜2割増 |
| 指名(リクエスト)料 | 500〜1,000円/セット |
| キャスト時給 | 1,500〜2,500円(地域差あり) |
| ドリンクバック | 300〜500円/杯 |
それぞれ記事内で詳しく解説していきます。
ガールズバーの料金システムの基本

ガールズバーの料金は、セット料金を軸に指名料やキャストドリンクなどが加算される仕組みです。
店舗ごとに設定は異なりますが、ここでは基本的な料金項目と相場を解説していきます。
セット料金
ガールズバーの料金の柱となるのが、40〜60分単位のセット料金です。
店舗のコンセプトや立地によって変動しますが、一般的な相場は以下の通りでしょう。
- 1ドリンク制:60分2,000円前後
- 飲み放題付きセット:60分3,000円前後
- プレミアムセット:60分4,000円以上
セット料金は店舗の価格帯を決定づける要素のため、ターゲット層や競合店の価格を考慮して慎重に設定する必要があります。
都心部であれば3,000〜4,000円、地方都市であれば2,000〜3,000円程度が目安です。
延長料金
セット時間を超えたお客様には延長料金を請求します。
延長料金はセット料金と同額〜2割増に設定するのが一般的です。「少しだけ延長したい」というニーズに応えるため、セット時間の半分の長さで半額程度の「ハーフ延長」を設けている店舗も多くあります。
また、深夜帯の延長には通常より1〜2割上乗せするケースも見られます。
指名(リクエスト)料金
ガールズバーでは指名のことを「リクエスト」と呼ぶ店舗もあります。
料金は1セット500〜1,000円程度が相場です。ただし、キャバクラと違ってカウンター越しの接客が基本であり、常にお客様と1対1で会話できるわけではありません。
そのため、指名制度自体を設けていない店舗も珍しくないでしょう。指名制度を導入する場合は、以下のような区分が一般的です。
- 本指名:500〜1,000円/セット
- 場内指名:300〜500円/セット
店舗の業態やコンセプトに応じて、指名制度の有無と料金を決定しましょう。
キャストドリンク料金
飲み放題セットであっても、キャストが飲むドリンクは別料金となるのが一般的です。
キャストドリンクは店舗とキャスト双方の収益源となる重要な項目のため、適切な価格設定が求められます。
ソフトドリンクで500〜800円、アルコールで1,000〜1,500円、シャンパンやボトルは5,000円以上が相場でしょう。
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TAX(税金・サービス料)の計算方法
ガールズバーのサービス料は0〜10%程度です。表記方法には「消費税と合わせてTAX(税サ)と表記する方式」と「消費税とサービス料を分けて表記する方式」の2つがあります。
消費税・サービス料を抜いて1万円の会計の場合、それぞれの計算は以下の通りです。
①TAX(税サ)15%とまとめて表記する場合
10,000円 × 1.15 = 11,500円
②消費税10%・サービス料7%と分けて表記する場合
10,000円 × 1.07 × 1.1 = 11,770円
このように、表記方法によって最終的な支払額に270円の差が生じます。
TAX(税サ)としてまとめて表記するほうがシンプルでわかりやすいですが、どちらの方式を採用するにしても、お客様に明確に説明できる料金体系を構築することが大切です。
ガールズバーの給与システムと計算方法

水商売の給与計算は通常の飲食店より複雑で、キャストとのトラブルも起きやすい領域です。
仕組みを正しく理解し、計算根拠を透明化しておくことが重要でしょう。
基本時給の相場
キャストの基本給与は時間給で、地域によって相場が大きく異なります。
都心部で1,800〜2,500円、地方都市で1,500〜2,000円、郊外で1,300〜1,800円が目安です。
競合店の時給や地域の相場を調査したうえで、キャストが集まりやすく店舗の利益も確保できるラインを設定しましょう。
バック(歩合)の種類と相場
キャバクラと同様に、ガールズバーにもバック(歩合)の仕組みがあります。セット料金外の追加料金の一部がキャストに支払われる仕組みで、主な種類と相場は以下の通りです。
- ドリンクバック:1杯あたり300〜500円
- 指名バック:1回あたり300〜500円
- 延長バック:延長料金の10〜30%
- 同伴バック:1回あたり1,000〜3,000円
バックはキャストのモチベーションに直結するため、金額や条件を明確に設定し、事前に書面で共有しておくことが大切です。
競合店のバック設定も参考にしながら、魅力的な給与体系を構築しましょう。
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キャストから徴収する費用
キャストが受け取る給与は「時給+バック−徴収費用」で算出されます。
具体的にどのような費用が差し引かれるのか確認しておきましょう。
源泉徴収
キャストを業務委託(個人事業主)として扱う場合、報酬額に応じた源泉徴収が必要です。計算を誤ると脱税として摘発される恐れがあるため、正確な税率の適用と納税手続きが求められます。
詳細な計算方法については、国税庁のホームページや税理士に確認するのが確実でしょう。
その他の徴収項目
深夜にシフトが終了するガールズバーでは、送りの費用をキャストから徴収する店舗も多くあります。
そのほか、衣装のレンタル料や日払い手数料などを差し引くケースも見られるでしょう。これらの費用は事前にキャストへ明確に説明し、書面で同意を得ておくことがトラブル防止の基本です。
毎月の給与明細を詳細に発行し、計算根拠を透明化しておくことも忘れないようにしましょう。
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ガールズバーの料金・給与システムは複雑で、紙伝票での管理には限界があります。
キャストごとの指名数やドリンク数、延長回数を毎日手書きで記録し、月末にまとめて集計する作業は膨大な時間と労力がかかるうえ、計算ミスがキャストとのトラブルに直結しかねません。
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まとめ
ガールズバーの料金システムはセット料金・延長・指名・キャストドリンク・TAXの5つが基本で、給与は時給にバック(歩合)を加え、源泉徴収や送り代などを差し引いて算出されます。
料金設定はターゲット層と競合店の調査が前提であり、給与計算はキャストへの明確な説明と書面での同意がトラブル防止の鍵となるでしょう。
紙伝票での管理に限界を感じたら、水商売に特化したPOSシステムの導入も検討してみてください。















