「コンカフェ(コンセプトカフェ)」について解説!メイドカフェやガールズバーとの違いは?

この記事をご覧の方は、は、以下のような疑問をお持ちではありませんか?

今流行りの「コンセプトカフェ」ですが、具体的にどのような形態のお店かわからない方もいるのでは。

そこで本記事では、コンカフェのサービス内容について解説していきます。

本記事の読了後は、コンセプトカフェについてご理解いただけるはずです!

そもそも「コンカフェ(コンセプトカフェ)」とは?

そもそも「コンセプトカフェ(以下コンカフェ)」とは、

コンセプトを前面に押し出して運営しているカフェ

のことです。

あるコンセプトに則って運営することで、以下のメリットを得ることができます。

例えば有名なところで言うと、です。

その他、「犬や猫のコンカフェ」や「探偵のコンカフェ」等、様々なコンセプトのものが増えており、特定の層から注目を集めています。

そんなコンカフェですが、具体的にどんなお店があるのか、さらに深掘りしてみていきましょう。

「コンカフェ」のコンセプトは4種類

現在様々なタイプのコンカフェが登場していますが、どれも突き詰めると以下4つのどれかに分類できます。

それぞれ詳しく紹介していきます。

①コスプレ系のコンカフェ

コンカフェの例としてまず挙げられるのが、「コスプレ系」のコンカフェ。

先ほども述べたように、「メイドカフェ」などが主な例として挙げられます。

その他、コスプレ系のコンカフェの例としては、以下も挙げられるでしょう。

コスプレ系のコンカフェだと、「キャストに会いたい」「キャストが可愛い(かっこいい)」といったお客さんがリピーターになってくれそうです。

キャストが売りということもあって、水商売に最も近い業態だと言えるでしょう。

②コラボ系のコンカフェ

続いて、「コラボ系」のコンカフェ。

これはアニメや映画等とコラボしているカフェのことで、例としては以下があります。

このほかにも、期間限定でアニメとコラボしてオープンしているコンカフェも多数。

コラボ系のコンカフェだと、シンプルに「そのアニメが好き」「限定グッズを手に入れたい」といったお客さんの集客が見込めそうです。

③動物系のコンカフェ

続いては、「動物系」のコンカフェ。

これは名前の通り、動物と触れ合えることをコンセプトとしたカフェです。

例としては、以下が挙げられます。

こちらは「動物が好き」「動物に癒されたい」といった方の集客が見込めそうです。

④その他趣味系のコンカフェ

最後は、その他の「趣味系」のコンカフェ。

キャストをウリにするわけでもなく、ただただ世界観や特定のテーマを押し出したコンカフェです。

例としては、以下が挙げられます。

コラボやキャストではなく「特定の趣味や文化」をウリにする場合はこちらのコンカフェに当てはまるでしょう。

コンセプトにもよりますが、「話題だから行ってみたい」「テーマパーク感覚で行ってみたい」といった方の集客が見込めるはずです。

コンカフェとメイドカフェ・ガールズバーとの違い

コンセプトカフェとメイドカフェ・ガールズバーは何が違うのでしょうか?

ここからは、コンカフェとそれぞれの業種との違いについて解説していきます。

1つずつ確認していきましょう。

①コンカフェとメイドカフェの違い

コンカフェとメイドの違いは、「特定のコンセプトに特化しているか」という点。

、というイメージです。

②コンカフェとガールズバーの違い

コンカフェとガールズバーは「キャストとの会話を楽しむ」という点では似ていますが、以下のような違いが挙げられます。

比較項目コンカフェ(コンセプトカフェ)ガールズバー
コンセプトの有無強いコンセプトや世界観が設定されている世界観やコスチュームに関するコンセプトは特にないことが多い
業態の違いカフェスタイルで、軽食やドリンクを提供バースタイルで、お酒を提供することがメイン
営業時間の違い昼から夜まで営業することが多い主に夜間営業が多い
スタッフの衣装コンセプトに合わせた特定の衣装(メイド、アニメキャラ等)私服やカジュアルな衣装が多い
提供するメニュー軽食、ソフトドリンク、テーマに沿ったサービス主にアルコール飲料、おつまみ程度
客層特定のテーマや世界観に興味を持つ人お酒を飲みながら女性スタッフと会話を楽しみたい大人

しかし両者の違いは曖昧で、バースタイルでお酒を提供するコンカフェもあれば、衣装にこだわるガールズバーなども存在します。

コンカフェにはどんなものがある?具体例を紹介

ここまでコンカフェを4種類紹介してきました。

この章では、今特に話題のコンカフェを3つみていきましょう。

①秋葉原「マーメイド」

まずは秋葉原のコンカフェ「マーメイド」です。

こちらは「海」がコンセプトとなっていて、「マーメイドちゃん」と呼ばれるメイドたちが接客してくれます。

海をイメージした世界観を楽しめることに加え、メイド姿のキャストたちが出迎えてくれるということで、人気も高いようです。

②秋葉原「めいどりーみん」

続いては秋葉原のメイドカフェ「めいどりーみん」。

ただのメイドカフェと思うなかれ、めいどりーみんは全世界に17店舗も出店しており、その人気の高さが伺えます。

メイドカフェの先駆け的存在でもあり、まさに王道のコンカフェといったところでしょう。

③池袋「マリンフォード」

最後は、池袋のコンカフェ「マリンフォード」。

こちらは「海賊」をコンセプトにしたカフェで、海兵のコスプレをした女性が接客してくれます。

こちらもキャスト目当てで通う方が多いようです。

コンカフェ開業が流行っている!?出店の3つのメリット

コンカフェの種類や具体例について紹介してきましたが、様々なお店があることからわかる通り、今コンカフェの開業が流行っているんです。

なぜなら、コンカフェ出店には以下3つのメリットがあるから。

それぞれ詳しく紹介していきますので、水商売オーナーの方は、ぜひコンカフェ出店を検討してみてくださいね。

開業資金を抑えることができる

コンカフェは、水商売と比較すると開業にかかる資金が安いです。

店舗取得費、内装費から人件費まで、キャバクラよりも遥かに経費を抑えて出店が可能。

居抜き物件であれば、さらに安く、早く出店ができます。

現在はコロナで集客も難しくなっていることから、低コスト・低リスクでお店を始められるのはかなりのメリットだと言えるでしょう。

キャストを採用しやすい

コンカフェはキャストをウリにしての集客が可能ですが、「水商売」といったイメージは薄いです。

よって、コンカフェで働きたいという女性は想像以上に多いんです。

採用に関しても、キャバクラやガールズバーより難易度が低いでしょう。

もし複数店舗を経営している場合は、コンカフェで募集をかけ、面接時に別店舗のキャバクラを勧める、といったこともできるため、相乗効果が見込めます。

若者層にリーチできる

コンカフェは、集客に関しても「若者層にリーチできる」というメリットがあります。

これはコンカフェが、「水商売」というより「エンタメ」「オタク趣味」に近い属性を持っているからでしょう。

※お酒を出すコンカフェもあります

このように、ガールズバーやキャバクラより「コンカフェの方が行きやすい」と感じる若者は多いです。

「キャストが接客し」「お酒を飲む」という意味では水商売とあまり変わらないように思えますが、少し言い方やコンセプトを変えるだけでリーチできる層は大幅に変わります。

また、コンカフェ内にグループ店舗のポスターを貼るなどすれば、キャバクラやガールズバーにも集客が見込めます。

このように、だと言えるでしょう。

まとめ

今回は今流行りの「コンカフェ」について紹介してきました。

コンカフェには様々な種類のものがありますが、「コスプレ系のコンカフェ」は水商売と共通する部分が多くあります。

例えば、

といったところは、ほとんどキャバクラやガールズバーと同じだと感じませんか?

よって、水商売オーナーの方は、新たにコンカフェを出店するのもおすすめです。

また、コンカフェを新たに出店しない場合でも、コンカフェの考え方はキャバクラ経営に活かせるはず。

ぜひ今一度「コンセプト」を見直し、更なるお店の発展を目指してみてくださいね。




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