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「水商売の接客ではフェイスガードは必要なの?」
「マスクを使った接客だと顔が隠れちゃう〜」
新型コロナウイルスの影響で、飲食店を始めたとした接客業で様々な変化が求められています。飲食店では従業員がマスクやフェイスガードをつけて接客しています。
水商売は飲食店よりも密な接客になりますが、フェイスガードやマスクの着用は必須なのでしょうか?また、他の店舗ではどのような対応をしているのでしょうか?
今回の記事ではキャバクラでのフェイスガードやマスク着用の現状について解説をしていきます。
- 接客中にフェイスガードは必要なのか
- キャバクラでの現状
- 可愛いマスクやフェイスガードの入手方法
厳しい経営状況でも継続して経営していくために現状をしっかりと把握してください。
キャバクラでの接客時にフェイスガードは必要なのか?
キャバクラでの接客には大きく分けると2種類あります。入店するとまず黒服と呼ばれる男性従業員に接客されます。その後席に着いてから女性のキャストに接客をされます。黒服はマスクの着用を徹底していますが、キャストはどのようになっているのでしょうか?
コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにはフェイスガードは有効
飲食店などでフェイスガードが使われているケースが多いですが、果たして本当に有効なのでしょうか?
コロナウイルスは基本的には飛沫感染が多いと言われています。飛沫感染とは感染者の会話や咳、くしゃみなどによってウイルスがばらまかれて、それを他の人が口や鼻から吸い込むことで感染します。水商売では会話をしながら接客をしますが、5分間の会話で約3000個の飛沫が飛び散ります。
フェイスガードやマスクを使うことで会話中の飛沫を軽減することができます。
接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドラインを確認しよう
キャバクラやスナックを中心に水商売協会いう組織が存在します。経営者や夜の店で働くキャストが安心して働けるような向けのセミナーやマニュアル作成などを行なっています。
その水商売協会がコロナウイルス対策に関するガイドラインを作成しています。
そのガイドラインのスタッフキャストが行うべきことの1番最初に以下のように書かれています。
マスク着用(フェイスシールド、マウスシールドでの代用も可)
必ずやるべきこととしてマスクやフェイスガードの着用が記載されています。このガイドラインは2020年の5月に制定されています。その時には「マスク(フェイスシールド、マウスシールドでの代用も可)着用。飲み物を飲む時以外は外さない。」と記載されていました。7月11日から後半部分の「飲み物を飲む時以外は外さない。」は変更削除されましたが、依然としてマスクやフェイスガードの着用が推奨されています。
マスクだと顔が隠れるためフェイスガードが好まれる?
キャバクラなどの水商売では非日常をお客さんに提供しており、容姿の整ったキャストが多く在籍しています。接客中に飛沫を防ぐためにマスクを着用してしまうと顔が隠れてしまうためフェイスガードが好まれる傾向があります。また、マスクを着用する場合にも通常のマスクではなく、可愛らしいマスクが好まれます。
現状ではどうなっているのか?
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためにフェイスガードやマスクが有効であり、水商売協会のガイドラインにもマスク着用が記載されていますが、現状はどうなっているのでしょうか?
顔を見せることが大事な水商売でマスクやフェイスガードの着用は進んでいるのでしょうか?
スタッフはマスクやフェイスガードをしている
こちらの朝日新聞で取り上げられたニュースは2020年の5月22日の記事になります。こちらを見ると従業員やお客さんはフェイスガードやマスクを着用していることがわかります。黒服などのスタッフが接客する際には多くの店舗でフェイスガードやマスク着用が徹底されています。
接客中はフェイスガードやマスクをしていないケースも多い
一方でキャストはどうでしょうか。上記の記事でもわかるように接客中はフェイスガードやマスクをしていないケースもあります。協会が出したガイドラインにもキャストの接客中のマスク着用に関しては言及がありません。やはり、お客さんはキャストの可愛い容姿も楽しみたいため、マスクを着用しないで欲しいと思っています。そのため、1対1の接客中にはマスクやフェイスガードは着用しない店舗が多いようです。
お客さんの希望があればフェイスガードやマスクを着用する
キャバクラではキャストが接客中にマスクをつけないケースが多いですが、お客さんの中にはマスクを着用して欲しいと思っている場合もあります。その際にはキャストや黒服に伝えることでキャストがマスクやフェイスガードを着用します。
キャバクラがフェイスガードやマスクを手に入れるには
男性従業員や待機中のキャストが使用するマスクは従業員自身で準備してもらうことが一般的です。しかし、万が一忘れた場合にはお店で準備できるといいでしょう。さらに、お客さんがマスクなしで来店された際にマスクの販売や貸し出しを行なっている店舗もあります。いざという時のためにマスクを準備しておきましょう。
おしゃれなマスクも売っている
最近では様々なマスクが販売されています。一般的な白マスク以外にも黒マスクや布マスク、カラフルなマスクまで存在します。中には可愛いマスクなどもあるので、キャストにはぴったりかもしれません。
「キャバクラ マスク」などと検索すると色々と出てきます。キャスト用のマスクとしてストックしておいてもいいかもしれません。
水商売協会が無料で支給をしている
コロナウイルスによって苦しむ店舗を助けるために水商売協会ではコロナウイルス対策備品を無料で提供しています。ホームページによると以下の備品をもらうことができます。
- フェイスシールド190枚程 数枚無料
- マスク5000枚 有料1枚42円税込み
- 体調確認用紙 数枚無料
- 体調確認用紙パウチ 数枚無料
- ガイドライン用紙A4 数枚無料
- ガイドライン用紙A4パウチ 数枚無料
- ガイドライン用紙A3パウチ 数枚無料
- アクリル飛沫防止2つ 2日間レンタル 無料
詳しくは水商売協会のサイトをご確認ください。
フェイスガードやマスクを使って感染を抑えながら営業をしよう
今回の記事ではキャバクラの経営者向けにフェイスガードやマスクについて解説をしました。新型コロナウイルスにより売上に大きな影響を受けている店舗も多く存在します。その中で感染を防ぎながら店舗を経営していくためにはフェイスガードやマスクを上手に活用する必要があります。水商売協会から無料でもらうこともできますので、是非活用してみてください。