スナックの売上を上げる「確実な」方法!店舗向けに解説

スナックの経営者の方々は、日々お店の売り上げを上げるべく努力されているかと思います。ただ、

新規のお客様がなかなか増えない
お客様は多いのに何故か売上が上がらない

などの悩みを抱えている方も多いことでしょう。

そこで今回は、

  • スナックの売上の構成
  • スナックの売上を確実に上げる方法
  • 売上と密接な関係のあるスナックのコスト

この3つを中心にスナック経営者の方のために、お店の売上を「確実に」上げる方法をご紹介します。

スナックの売上を構成する三要素

お店の売上を上げるためには、売上がどのように構成されているのかを確認する必要があります。
まず、スナックの売上を式にしてみましょう。

売上=客数×客単価×リピート率

売上は、客数・客単価・リピート率によって求められます。
また売上はある一定期間(1ヶ月)で区切って計算します。

では、それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

客数

客数とは、スナックに来店する顧客全体の数です。
毎週来店する常連さんも、一度だけ来店したお客様も一人として数えます。

つまり、ある一定期間に来店されたお客さんの総数になります。

客単価

客単価は、一回の来店時にお客様が支払う金額のことです。
売上向上のために集客を意識している方は多いですが、客単価も売上の重要な要素であると認識しましょう。

リピート率

リピート率は、お客様がどのくらいの頻度でお店に来るのかを示す数字です。常連さんも、一度しか来ていない方も合わせての平均です。

マーケティング用語で「パレートの法則」というものがありますが、これによると、売上の8割は上位2割の顧客によって作られています。
特にスナックやキャバクラなど、ナイトレジャーのお店では、リピート率を高めることは非常に重要です。一人でも常連さんを増やす努力をしましょう。

スナックの売上を確実に上げる3つの方法

売上を構成する要素を確認したところで、具体的な施策を考えましょう。
まずはイメージを膨らませやすいように、以下の数値参考例を頭に留めておきながら以下の文章を読んでみてください。

例) 売上を2倍にするなら

売上=客数×客単価×リピート率
売上2倍=1.26倍の客数×1.26倍の客単価×1.26倍のリピート率

つまり、3要素を1.26倍ずつすることにより売上を2倍にすることができます

さて、それらを知った上で

  • 新規顧客の数
  • 客単価
  • リピート率

それぞれについて、数字を増加させる方法を見ていきましょう。

新規顧客数の増加

新規のお客様の中には、

  • 紹介で来店する方
  • メディアやSNSなどを通じて来店する方
  • 飛び込みで来店する方

の3パターンがいます。特に下の2つについて確認していきます。

メディア・SNSなどを見て来店する方

Webメディアや紙媒体への掲載、SNSの運用、繁華街のお店の場合は無料相談所の活用などで宣伝します。
注意すべきは、このような広告媒体では、競合店も多く紹介されているということです。
お店が沢山並んでいるなかで、いかに自分の店の特徴やコンセプトをアピールしていくかが重要です。

入りやすいお店を作る

スナックは一般的に、他の飲食店やナイトレジャーのお店と比べ、新規のお客様がお店を訪れるハードルが高いです。
店頭の看板を利用し、「入りやすいお店」という印象を与えることを心がけましょう
お店の内装や料金などの情報を載せていると、お客様も安心できます。

客単価の増加

お店のシステムにもよりますが、客単価を上げるには、

  • お酒を沢山頼んでもらう
  • カラオケなどのサービスを多く利用してもらう

などの方法があります。

ただ、アットホームさが重要なスナックでは、無理にお金を払っていただくと、客離れを起こす危険があります。あくまでお客様が心地よい時間を過ごせることに主眼を起きましょう。

リピート率を上げる方法

お客様が来店したときの満足度ももちろん重要ですが、その後何もしなければ、お店の存在を忘れられてしまうかもしれません。
メールやSNSを利用して、お客様への呼びかけを続けましょう
特に、LINE@での呼びかけは効果が高いです。

また、お客様がいつ、何人で来店したのかなどの情報も、リピーターを増やすための施策を打つのに役立ちます。

スナックの売上に関係するコスト

さて、ここまでは売上を上げるための手段として各要素別に説明してきました。
しかし、売上をいくら上げても利潤がでない場合もあります。

それは、

利益=売上-コスト

だからです。
では、コストとはどういったものでしょうか。

コストの大半は人件費

アルバイトなどを雇う場合に関係する部分ではありますが、コストの内の40%程度は人件費が占めます。
またアルバイトなどを雇っていない場合でも、この記事を読んでいる経営者やオーナー・ママさんが働いているわけですよね。
そうすると、あくまで人件費として直接計上されるわけではありませんが、他の人を雇った場合に人件費となったり、その時間を他の経営管理に使えると考えると、自分の労働時間もコストと考えられます。

店舗代

スナックの店舗を借りている場合や、ローンが残っている場合、店舗代も毎月のコストとなりますよね。
また、店舗代などは毎月固定でかかる費用になります。
固定費は経営を行うにあたり注意が必要です。

詳しくはこちら、キャバクラの利益率は何%が最適?数字を利用した経営術を御覧ください。

棚卸資産

スナックにおいては、仕入れたお酒やお客さんへ提供する食べ物などがこれに当たります。

広告

広告媒体にお店を掲載してもらうための費用の他、メールやSNSを運用する時間も、広告にかかるコストと考えられます。

売上情報の管理にはPOSレジ「TRUST」

繰り返しになりますが、スナックの売上を効率よく上げるには、売上向上のための努力と、経営にかかるコストの部分をしっかりと把握することの両方が重要です。
そして、そのために売上やコストについての情報を管理することが必要なのです。

効率の良いスナック経営には情報管理が必須!

上記で売上を上げる方法を見てきましたが、それらを全てやればいいというわけではありません。
現状どのようなお客様が、どこでお店を知って、いくらお金を使ったかなどの情報を分析し、その上で効果的な施策をとることが大切です。

また、コストに関しても、アルバイトの出勤時間や経営者の作業、仕入れるお酒の数などの情報を管理すれば、無駄のない経営ができます。

ただ、スナック経営者の方々の中には、そのような情報の管理を難しく感じる方も多いかもしれません。
そこで、スナック向けのPOSレジのTRUSTを利用することをおすすめします。

POSレジTRUSTで簡単に売上情報を収集・分析!

POSレジとは、誰が・いつ・何をオーダーしたかを自動で集計するレジのことです。
これを使うことで、お客様の情報を集めるとともに、店舗の経営管理を簡単に行うことができます。

また、弊社のTRUSTは、水商売専用のPOSレジで、ボトル管理や時間制のシステムがあるスナックでの導入にも最適です。
今まで紙の伝票で行っていた、

  • オーダー管理
  • 売上計算
  • 給与計算

などを正確に、スピーディーにできるようになります。
iPadを使用するので、操作も非常に簡単です。

まとめ:スナックの売上は 地道な努力と戦略で上げよう!

今回の記事では、スナックで売上を上げるための方法を見ていきました。

  • 新規顧客数
  • 客単価
  • リピート率

の3つの中で、どれを上げるべきなのか、どのような戦略をとるべきかを見極め、売上げアップのための努力を積んでいきましょう!




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不正防止・税金対策が対策可能なPOSレジとは?
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