【店舗向け】キャバクラの「ドリンクバック」の相場は?管理方法も解説

キャバクラをオープンする上で、女の子の時給と共に悩ましい問題があります。それはドリンクバックの金額です。
またキャバクラ経営で大事なドリンクバックをどのように管理するかは、とても難しい問題ではないでしょうか?ミスがあると、店とキャストの信頼関係を壊しかねませんよね?
何か効率的にドリンクバックを管理する方法に悩んでいませんか?

金額の設定をどのようにするのが一般的なのかを理解した上で、ドリンクバックを効率的に集計できたら便利ではないでしょうか。

今回は、

  • キャバクラでの一般的なドリンクバックの金額
  • ドリンクバックを利用して利益を管理する方法
  • ドリンクバックの管理の仕方

の以上3点に絞って説明していきたいと思います。
この記事を読み、ドリンクバックの基本知識とともに管理方法なども理解していきましょう。

キャバクラ経営者が気になるドリンクバックの目安とは?

そもそもドリンクバックとは何かを一緒におさらいしていきましょう。
キャバクラやガールズバーには、ドリンクバックというものがあります。
飲み物(ボトル・カクテル等)を注文した際に発生する金額によるお店側から女の子への現金バックのことを言います。
簡単に言えば、歩合制のお給料のようなイメージです。

このドリンクバックの中でも、大きく2つに分類することができます。
①キャストドリンク・レディースドリンク
②ボトル・シャンパン
という2つです。

この2つを順番に見ていきたいと思います。

キャストドリンク・レディースドリンク

まずはキャストドリンク・レディースドリンクについてです。
名前の通りキャストが飲むドリンクのことです。
キャストが1杯飲むごとに、それに応じたバック(歩合給)が発生します。

そして上記でも紹介したボトル・シャンパンとの大きな違いは、

本指名であっても、フリーであってもキャストが1杯飲むごとにドリンクバックがつくこと
です。

では、キャストドリンク・レディースドリンクのバックは1杯辺りどの程度付くのでしょうか。

店舗が大きいのか小さいのか、大衆向けであるのか高級向けであるのかによって金額は異なるため、わかりやすいように以下の表を利用しながら説明します。

この表は縦に客層を、横に店舗の大きさを当てはめ、ドリンク1杯辺りのドリンクバックを円で表示したものになります。

それでは表に沿って4パターンに分けて説明していきたいと思います。
⑴大衆向け・店舗小さめ:1杯辺りドリンクバック100-200円
⑵大衆向け・店舗大きめ:1杯辺りドリンクバック200-300円
⑶高級向け・店舗小さめ:1杯辺りドリンクバック200-300円
⑷高級向け・店舗大きめ:1杯辺りドリンクバック300-500円

1杯辺り単位(円)店舗が小さい店舗が大きい
大衆向け100-200200-300
高級向け200-300300-500

以上のように、大きく分けると4つのパターンに分けることができます。
これらはあくまで一般的な例であり、ドリンクバックはその地域ごとの特性が大きく関係しています。
多少面倒ではあるかもしれませんが、キャバクラを開店する際はその地域の競合他社を偵察するなどして地域の価格帯をチェックすることをオススメします。

ボトル・シャンパン

次にボトル・シャンパンについてです。
キャストドリンク・レディースドリンクとの大きな違いは、キャストが本指名であるということです。
その本指名のお客さんがボトル・シャンパンを頼んだ時にキャストにバックが付きます。
また本指名されたキャスト自身がドリンクを飲む際にもバックが付きます。
基本的には、こちらも歩合制ですがだいたい目安としてドリンクの価格の10-20%ぐらいがキャストにバックとして支払われます。

キャバクラ経営でドリンクバックを利用して利益を管理する方法

キャバクラ経営を行う際に、経営戦略を成功させるための利益管理方法としてドリンクバックを利用することができます。
これはどのようなことかを具体例を添えて説明したいと思います。

例えば今月は、売上の規模よりも利益が欲しい月があるとします。
その際にはドリンクバックの金額を通常よりも多く付ける設定にします。そのようにすることによって、キャストはお客様にドリンクをたくさん飲ませてもらえるように頑張ります。
ドリンクは1杯辺り1000円が店舗での相場であるが、原価はだいたい100円以下です。そのためドリンクが多く出れば出るほど、利益が右肩上がりに上昇していきます。

これらのことより、ドリンクバックをうまく利用することにより、キャバクラ経営の利益管理をすることができます。

キャバクラ経営者の悩み、ドリンクバックの管理の仕方

今まではドリンクバックの相場や、利益管理方法を説明してきました。
しかし、キャバクラ経営者の悩みの1つとしてよく挙げられるのが
「ドリンクバックの管理の仕方」です。
それでは具体的に見ていきましょう。

紙伝票だとドリンクバックの管理が大変

まず一般的な方法の1つとして注文が入るごとに、そのテーブルに割り振られている紙伝票に記載していき方法です。

この場合、営業時間終了後に全ての紙伝票を集めた上でキャスト全員分のドリンク数をそれぞれ計算する必要があります。
また紙であるため、営業日分を管理し保管するのもとても大変です。

ドリンクチケットはカウントが面倒

こちらも一般的な方法ではありますが、ドリンクチケットを利用することです。
お客様からキャストにドリンクを入れてもらった場合にキャストがボーイに対してドリンクを注文します。
その際にキャストはドリンクチケットに自分の名前と注文するドリンク名を記載して、ボーイに渡します。
ボーイはドリンクチケットの内容を伝票に移して、チケットをボックスの中に入れておきます。

こちらも営業終了後にチケットを全てキャストごとに分け、枚数を数える必要があります。
また店舗が忙しい場合に、ドリンクチケットの書き忘れや重複が起こる可能性もあります。

そのような場合、キャストの不満が溜まり「私飲んだんだけど〜」などと文句も生まれてきてしまいます。

稼ぐキャストドリンクバックの数を常にカウントしている

また稼ぐキャストはプロ意識があるため、ドリンクバックの数を常に自分で計算しています。
そのため店舗側で数えていたドリンクバックの数と、キャスト側で数えていたドリンクバックの数に差異が生まれると、キャストと店舗との信頼関係を傷つけることになりかねません。

トラストを使うとドリンクバックを簡単に管理できる

では、そのような紙などを利用したドリンクバックの管理を効果的・効率的に管理する方法はないのでしょうか。

実はPOSシステム「トラスト」を利用すれば、上記のような問題を未然に防ぐことができるとともに、毎日の集計作業や月末の月間集計作業などを短時間で終わらせることができます。
このPOSシステム「トラスト」は、専用のアプリを使うことによりどの女の子がドリンクを飲んだのかをその場で入力することで、自動的に集計を行なってくれます。
また、毎営業日ごとにデータはクラウド上に保管されるため、アプリのシステム内にデータが残る心配もありません。

このPOSシステム「トラスト」を導入することにより、
①女の子との信頼関係を崩してしまう恐れがあるドリンクバックの管理
②それぞれの集計を行う時間、人件費の削減

を同時に行うことができます。
またこれらのデータを利用することで、瞬時にどの女の子がドリンクをたくさん飲んでいるかなどのランキングを作成するなどのデータ管理も今まで以上に簡単に行うことができます。

まとめ:キャバクラではドリンクバックをスマートに管理しよう!

さて、今回の目標であった

  • キャバクラでの一般的なドリンクバックの金額
  • ドリンクバックを利用して利益を管理する方法
  • ドリンクバックの管理の仕方

この3点について、理解していただけたでしょうか。
ドリンクバックを上手に利用することが、キャバクラ経営にとってとても重要であり、それらを管理する方法としてPOSシステム「トラスト」があることを覚えておいてください。




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