選曲で売上が違う?キャバクラのBGMについて徹底解説します

「BGMを店内に流して雰囲気を良くしたい」
「売上を伸ばしたいけど、どうすれば良いかわからない」

このように考えているオーナーさんや新規オープンを考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざBGMを流そうと思っても、音響機材が高額だったり流す曲で悩んでる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、キャバクラのBGMについて徹底解説します。
この記事を読んで、キャバクラでBGMをうまくつかって売上をアップさせましょう。
この記事では大きく分けて、

  • 昔と違う?キャバクラでBGMをかける時の注意点
  • BGMで売上をあげる3つのポイント

の2つについて解説します。
それでは早速キャバクラでBGMをかける時の注意点を説明していきます。BGMを使って雰囲気を演出しながら効率よく売上をアップさせましょう。
また、BGMの業者を探す際は、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。

昔と違う?キャバクラでBGMをかける時の注意点

一昔前は、キャバクラではクラシックや流行りの曲のC Dを店内にBGMとして流していました。しかし近年、インターネットの普及やそれに伴う違法アップロードの増加によって著作権に厳しくなりました。著作権に関するキャバクラでBGMをかける時の注意点は、以下の3つです。

  • 録音した音源をかけるのは違法
  • YouTubeを使うのは違法
  • C Dやを使う場合は著作権料の支払いを

昔と違う、キャバクラでBGMをかける時の注意点をしっかり確認して、どのBGMをどのような方法で流すか考えましょう。

録音した音源をかけるのは違法

パソコンや音楽プレーヤーに曲を取り込んで、スピーカーに接続してお店のBGMとして使用する場合は、「私的利用のための複製」の範囲を超えるためJASRACや歌手、レコード会社にの利用許諾が必要です。また、利用許諾を得ずに複製した音源をBGMとして流した場合は、違法行為として処罰されます。

YouTubeを使うのは違法

最新の曲や人気曲が多数アップされている動画共有サービスの「YouTube」ですが、オフィシャルのアカウントかどうかに関わらず、BGMとして使用することは著作権の侵害に当たります。また、YouTubeにはアマチュアの方が有名曲を本人と遜色ないレベルで演奏、歌っている動画も存在しますが、そのような動画を使用した場合もアマチュアの方が持つ著作隣接権を侵害しているとみなされ、違法行為となります。

著作権料の支払いを

自分でお金を出していてもストリーミングサービスをお店のBGMとして使用する場合も注意が必要です。価格に含まれているのは、個人使用を想定した著作権料です。そのため、お店でBGMとして流す場合は、「個人使用の範囲を超えている」ため、JASRACへ使用を申請し、手続きが完了した後、著作権使用料を支払うことで使用が許可されます。

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「JASRACに使用を申請して、使用許可が出るのを待っている余裕がない」
「季節や時期によって、BGMを変えたい」

そんな要望に答えてくれるのが、店内BGMサービスです。店内BGMを利用すると月額使用料を支払うだけで、音源を自分で購入することなくBGMを流すことができます。店内BGMサービスを導入する場合は、音響設備が必要になってくるため、キャバクラではカラオケも同時に導入する場合がほとんどです。キャバクラの開業で必ず入れたいカラオケの記事を参照してください

キャバクラでBGMを流すときのポイント

そもそもキャバクラでBGMを流すメリットや理由は何でしょうか?その理由をしっかり確認することで、よりよい店舗経営をすることができます。

それでは、キャバクラでBGMを流すときのポイントを説明していきます。

キャバクラでBGMが重要である理由

キャバクラにお客さんが求めることは、主に以下の2つあります。

  • キャストと疑似恋愛的な会話を楽しむこと
  • 非日常な体験をすること

それらを達成させてあげることは、お客さんの満足につながります。そのためには、お店の雰囲気をムードに合わせて演出すべきです。そのムードを演出するときに重要なのは音楽です。よって、キャバクラでBGMが重要なのです。

お店の雰囲気と合うBGMを

もし、あなたがお客さんとしてキャバクラに行った時にロック調の曲がかかっていたら、どう思いますか?
これは極端な例ですが、女の子と楽しく会話する場の雰囲気にはそぐわないため、そこで時間を過ごすことが苦痛になるでしょう。

また、朝キャバ・昼キャバでクラシック音楽が流れていたり、高級店でJ-POPが流れていた場合も自分が思っている雰囲気ではない、とお客さんが感じてしまいます。

そうならないために、大前提として自分のお店がどのような雰囲気を演出したいかを把握し、それに応じた曲を流すのが良いでしょう。

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BGMでキャバクラの売上をあげる3つのポイント

店内にBGMを流して雰囲気を良くするだけでは効率の良い店舗経営には不十分です。お店の雰囲気も演出しつつ、BGMでキャバクラの売上をあげる3つのポイントを解説していきます。

下記のポイントを参考にして、BGMをうまく使って売上をアップさせましょう。

早いテンポで付け回しを効率化

比較的早い時間帯、特に開店直後はアップテンポ、つまり早いテンポの曲を流すようにしましょう。その時間帯に来店されるお客さんは、お店にもよりますがキャストをどんどんチェンジして会話を楽しもうとするお客さんが多いです。
そのため、早いアップテンポの曲を店内に流すことで、雰囲気を盛り上げるだけでなく女の子の入れ替わりの際のスピード感を強調してくれます。

バラードで延長獲得

比較的遅い時間になったら、ゆっくりとしたテンポの曲、例えばバラードの曲を流すようにしましょう。そうすることによって、お客さんは満足して延長を申し込んでくれます。

キャバクラではレストランやカフェなどとは異なり、飲食に関わる料金よりも滞在時間にお金を支払う会計システムです。よって、滞在時間を伸ばすこと、つまりお客さんの満足度や快適度をアップさせることができれば延長によって売上をアップさせることができます。また、その雰囲気に満足することはお客さんの次の来店にもつながります。

ゆらぎで雰囲気演出

ゆらぎを出す楽器や音を聴くことは、人に癒やしやリラックス効果をもたらすと言われています。例えば、ろうそくの炎の揺れ方やオルガンやビブラフォン(鉄琴)の音などです。店内にろうそくを置くわけにはいきませんから、オルガンやビブラフォンが使われているジャズ音楽を流してみても良いでしょう。
そのような音楽を流すと、先ほど書いたようにお客さんの満足度や快適度が高まり、延長を申し込んでくれます。

チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる

水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。
その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。 このような方向けにしています。
チェックリストに従って開業準備を行うことができます。

是非ご活用ください。
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キャバクラのBGM業者選定で迷ったら

料金はBGMの業者によっても異なりますので、複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。
もし業者を探す際に迷ったら、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。

あなたのニーズや予算に合わせた最適な業者をご紹介させていただきます。

キャバクラの雰囲気演出をお手伝いするPOSシステム

雰囲気を演出する方法は、BGMだけではありません。内装や照明、そしてPOSシステムも活用することができます。例えば、高級感を出したいのに黒服や店長が注文ごとにせわしなく動き回っていたら、お客さんはどう感じるでしょうか?

POSシステムを導入すれば、注文や会計がタッチ1つで行えます。従来では当たり前だった紙伝票での集計も必要ありません。売上や給与もクラウドで管理できます。また、日報作成や月末の給与計算も大幅に時間を削減できるので、業務をより効率化することができます。
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まとめ:キャバクラでBGMをうまく使って売上をアップさせよう

レストランやカフェ、アパレルショップなどにもBGMは流れています。しかし、意識して耳を傾けたことはあるでしょうか?お店に入ったときには、BGMはお客さんにとって新しい情報の1つとして認識します。しかし、食事をしたりコーヒーを飲んだり、店員さんと会話するうちにお店の雰囲気を感じる要素の一部分になるのです。

キャバクラにおいても、BGMは雰囲気を演出する大事な要素です。また、キャバクラはレストランやカフェと比べて照明が暗いため、内装やスタッフの服装が雰囲気として演出しにくいという点があります。そのようなことからも、BGMは雰囲気演出の要素として重要なことがわかります。

また、お店側から見れば、時間帯に応じた音楽をBGMとして流すことによって付け回しのスピード感を強調したり、延長を獲得できます。そうすることで、初見のお客さんに「もう一度来店したい」と思わせて常連客になったり、延長料やドリンク代で更に売上を伸ばすことができます。

BGMは、暗い店内でもお店の雰囲気を演出でき、更に常連客や延長を獲得することができます。これからは、BGMをうまく使って売上をアップさせましょう!




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