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キャバクラ経営者の中に、 「会話の仕方は全てキャストに任せっきり、、」 「かわいいキャストはいるけど話下手。どうにか成長させたい」 「どのキャストも一定以上のトークスキルを身につけさせたい」 1人1人のキャストの会話スキルを向上すれば、 来店したお客様全員に満足してもらうことができます。 また、伸び悩んでいるキャストを成長させることにもつながりますよね。 加えて、会話に関する教育が整っていると、 求人広告に堂々と「教育制度」が整っているとアピールすることができ、体入してもらえる確率も増えるはずです。 多少面倒なことではありますが、 一度会話の教育内容を完成させてしまえば、それによって得られる効果はとても大きなものです。 キャストに会話に関する教育を行うことができるようになり、 より繁盛するお店作りを行いましょう。 この記事では、 場内指名後の会話や初めて本指名されたお客様を想定した会話のポイントを記しています。 つまり、初めての来店、もしくは来店した数の少ないお客様に対する会話です。 なぜ来店した数の少ないお客様向けの会話に絞っているのか言いますと、 そのようなお客様を楽しませることができなければ、再度来店してもらえる可能性は大幅に下がるからです。 よって最初の会話が非常に重要なのです。 ここで、お客様と盛り上がる会話のポイントを把握し、 どのキャストもお客様を楽しませるような会話技術の教育を行なっていきましょう。
キャバクラでのキャストの会話はやっぱり重要
キャバクラに来るお客様は何を楽しみに来ているのでしょうか。 それは女の子との会話です。 よって容姿の美しさや可愛さも大切ですが、会話がとても重要になります。 自分から話をすることが好きなお客様もいますが、 中には自分から話すことが不得意なお客様もいます。 そのような場合、キャストが話の内容を広げる必要があります。 元々このような会話の技術がある子はいますが、もちろんできない子もいます。 会話の上達には慣れの要素もありますが、 適切な知識があるのとないのとでは、会話の上達スピードが大きく変わります。 また1人のキャストに止まらず、複数のキャストとなると、 大きくお店の売上は変わっていきます。 よって、お店を経営する側の方々が、会話の知識を身につけることはとても重要です。キャバクラにおける会話の基本は〇〇
ここでは大まかな会話のポイントについて紹介いたします。 次の章で具体的な会話のテーマ選びなどのポイントをお伝えしますが、 この章のポイントを把握しているだけでもキャストの会話が大きく変わるはずです。 では実際に見ていきましょう。なるべくお客様に話してもらう
お客様にとっての楽しい会話とは、 お客様自身が気持ちよく話すことができている会話です。 よってキャストが一方的に話すということは避ける必要があります。 イメージとしては、自分:相手=3:7の割合で話すことがちょうどよいです。 つまり、なるべくキャストがお客様に質問をしていくことが大事です。 伸び悩んでいるキャストがおしゃべりな場合、 「質問する数を増やすようにしてみたら」 とアドバイスしてあげましょう。相づちを打つ
お客様に気持ち良く話してもらうためには、キャストが興味を持って話を聞く必要があります。 相手に興味を持ってもらえていると感じるとき、人はもっと話したくなります。 よって「私はあなたの話に興味を持って話を聞いていますよ」という気持ちを、 相手に伝える必要があります。 そこでとても効果的な方法が「相づちを打つ」ことです。 相づちをした方が相手の話す量は増えます。 相槌を打つことでリズムが生まれ、気持ちよく話してもらえるようになります。 無愛想に話を聞いているようなキャストには適度に相づちを打つように伝えましょう。褒める
会話の中でお客様の良い点を見つけて褒めるようキャストに伝えましょう。 褒められて嬉しくない人はいません。 人は自分の自尊心を高める人を好きになるものです。 また、人は意外と褒められるということは多くはありません。 そこで、小さなことでもお客様を褒めることで、自然とその会話が楽しいものになっていきます。会話の具体的な内容
ここから具体的な会話の方法について説明していきます。 会話のポイントは、以下の3つのポイントに分けて説明いたします。- 序盤
- 中盤
- 終盤
キャバクラキャバ嬢の会話序盤
最初は盛り上がるテーマができるまでのきっかけづくりのようなものです。 はじめに何を話していいか分からないというキャストがいます。 そのようなキャストには、まず以下のような質問の項目を3~4個覚えるよう言いましょう。- 指名してもらったことへの感謝を伝える
- なぜ指名してくれたのか
- 気候
- 趣味
- 休みの日は何をしているのか
- 出身
- 仕事について
- 身につけている物
- 長期休暇の過ごし方
- 好きな映画や音楽
- オススメのお店
- お酒は強いか
キャバクラキャバ嬢の会話中盤
次に、よりお客様との距離を縮めるようなテーマを話しましょう。 序盤のテーマだけではあまり距離を縮めことができません。 キャバクラでの接客は時間が限られています。 序盤のテーマをグダグダ話しているようであれば、 強引にでもこの中盤のテーマに話を変えるようにしましょう。 なぜなら、序盤のテーマだけではあまりお客様との距離を縮めきれず、 「まあ、楽しかったけど、もういいかな」 このように次の来店に活かされません。 ではどのような会話をすればいいのでしょうか? 先に中盤のテーマはまとめますと、 「少し照れくさいようなこと」です。 少し言いづらいようなことを話すことでより距離が縮まります。 では具体的な内容を見ていきましょう。お酒の失敗談
お酒の話はどのような人でも広げることができるので、使い勝手が良いです。 お酒の失敗談は大きな笑い話にもなり、 その場の雰囲気を楽しげなものにしてくれます。 失敗談がない場合は、 「すごいですね!」「偉いですね~」などお客様を褒めるきっかけにもなります。学生時代の就活の話
学生時代の就活の話は、どんなことを目指してたのか、何が自分の人生において重要なのかなど、 お客様のより深い部分について知ることができるチャンスです。 そのため、よりお客様についての理解が深まる可能性が大きいです。 もちろん人によって思い出のある出来事かどうかは変わるとは思いますが、 このテーマで距離を縮めることができる可能性は高いです。 よって、ぜひキャストには就活の質問をするように伝えましょう。好きな女性のタイプ
お客様の好きな女性のタイプを聞くようにキャストに伝えましょう。 ただ単に話しているだけでは、楽しい会話止まりになってしまいます。 楽しい会話止まりでは、お客様に再度来店してもらうように促すには不十分です。 そこで、このお店のこの子でないとダメなんだと感じてもらう必要があります。 そのように感じてもらうためには、恋愛の雰囲気を作る必要があります。 好きな女性のタイプを聞くことで、 「この子オレに興味持ってくれているのかなぁ」 「この子はどういう人がタイプなんだろう」 このように自然とキャストに興味を持ってくれるようになります。 また、普通の関係ではなく「付き合えるかもしれない」という恋愛の雰囲気を意図的に作ることができます。 また男性は自分がモテた話などをすることで、自分を魅力的に見せようとしたり、優越感に浸ることも多いです。 お客様に満足して頂くためには、相手が喜ぶ話に自然と誘導しましょう。キャバクラキャバ嬢の会話終盤
時間が終盤になったら、 お客様に次回も来店してもらうことを意識して会話をするようにしましょう。今日のお礼
指名してくれたことのお礼を伝えましょう。 そして今日の会話が楽しかったことを伝え、また話したい気持ちを伝えるようにしましょう。 単純なことですが、最後の一押しが再度来店してもらうきっかけになるものです。 感謝の気持ちをしっかりとお客様に伝えるように、キャストに指導しましょう。これからの出会いを連想させるトーク
また会って楽しく話している情景をお客様にイメージさせましょう。 次回も会って話すイメージが浮かぶことで、 また会って話したいという気持ちをより高めることができます。 単に「またお店来てね」と言うと、一方的な誘いになってしまいます。 しかし、相手にイメージさせるやり方であれば、 自発的に行きたい気持ちを作ることができるためオススメです。 具体的には以下のようなものです。 「もっと仲良くなったらご飯とか行きたいなぁ」 「今度は~の話もっと詳しく聞かせてね!」 「仕事で疲れたらまた話に来て~」 難しいことはないですし、すぐ覚えることができます。 指名してもらったお客様に再度来店してもらえる確率が低いキャストがいる場合は、 この知識をアドバイスしてあげましょう。キャバクラキャバ嬢の3、4回目以降の会話
細かくは書きませんが、3、4回目以降も流れは同じです。 つまり、序盤・中盤・終盤にテーマを分けて話せるようになるといいです。 普通に会話を楽しみながら、恋愛系の話を持ち出し、より深い関係になることを試みましょう。 それによって、あのキャストでないとダメなんだと感じてもらえるようになり、お店のリピーターとなってくれます。 短時間でできるだけ親密な関係を築くことをキャストに意識してもらいましょう。キャバクラでNGなキャバ嬢の会話
上記では、 どのような会話がお客様を盛り上げ、再度来店を促すのかということを説明していきました。 ここからは、キャストの会話で「NGな会話」について触れていきたいと思います。 知らずにお客様を不愉快な気持ちにしているキャストがいるかもしれません。 これから説明する項目に当てはまる会話をしているキャストがいる場合は、 優しくアドバイスし改善しましょう。暗い話
暗い話をされて楽しい人はいません。 お客様がキャバクラに来店する理由は女の子との楽しい会話です。 それなのにキャストのネガティブな話を聞かされたら堪ったものじゃないですよね。 キャストの中には、同情を誘った話をすることが良いと思っている子もいます。 あくまでお客様を楽しませることを第一に考えて会話するようにキャストに伝えましょう。お客様の話を否定する
お客様の意見はなるべく否定しないようにしましょう。 お客様の間違いを正すことが会話の目的ではありません。 何度も言いますが楽しませることが会話の目的です。 我が強いキャストには特にお客様の話を否定していることがないか注意しましょう。強引にお酒や指名を要求する
キャストの中には、焦ってお客様に指名やお酒を要求しすぎてしまうことがあります。 この気持は分かりますが、お客様にとっては不愉快です。 よってこのようなキャストには、稼ぎを増やすことの1番の近道は、お客様を楽しませるということを伝えましょう。キャバクラで会話力以外にお客様に再来店してもらう方法
上記ではキャストの会話スキルの向上方法について説明してきました。 キャストの会話力向上について説明しているこの記事をご覧になっている方の多くは、 「より売上をより上げたい」考えているのではないでしょうか?- キャストの接客スキルを高める
- お客様に満足してもらう
- また来店してもラ(リピーターになってもらう)
- お店の売上をアップする
キャバクラでは信頼を集めることが売上アップの近道
この記事ではキャストの会話力向上によって、 お店の売上を高めるということを説明していきました。 しかし、キャバクラでは会話など、サービスの向上のみに取り組むだけでは、 ある程度の売上アップしか見込めません。 なぜなら、キャバクラ業界には大きな特徴があるからです。 その大きな特徴というのが、 キャバクラ業界が全体的にお客様からの「信頼度が低い」ということです。 キャバクラはぼったくりの被害が多くメディアで取り上げられているからです。 よってお客様は、カワイイ子がいるお店に入りたいと考えるのと同時に、 信頼のおけるお店に入りたいと考えています。 そこで、お店の信頼度を高めることで、自然とお店の売上アップにつながります。お客様からの信頼度を高めるためには?
会計時の不安をなくすためにはPOSレジがおすすめです。 キャバクラの多くのお店は紙伝票を使って注文や会計を行っています。 ぼったくりを行っているお店もそうです。 詳細に注文内容を記入せず、合計金額だけを記入するなどの手口で多額の料金を請求します。 しかし、POSレジであればそのような心配をお客様に与えることはありません。 なぜなら、POSレジは「いつ、何が、何個、いくらで、注文されたのか」という情報をデータとして残すからです。 お客様からしても、 「このお店はPOSレジを使ってるから会計でぼったくられるということはないな」 と安心できるお店かを見分ける大きな判断材料になります。 明朗会計を作成することも可能なため、まだ紙伝票で営業を行っているお店はできるだけ早く、POSレジに変更しましょう。普通のPOSレジはキャバクラには対応していない!?
しかし、飲食店で使うような普通のPOSレジでは、キャバクラには対応していません。 なぜなら、キャバクラは指名料金や、時間によって変わるセット料金、延長料金、など複雑なシステムがあるからです。- IPadによる簡単な注文受け取り(伝票をキャッシャーに渡す必要なし!)
- 自動で売上計算
- 自動でキャストの給与管理
- 不正防止(レジからお金を抜かれる心配なし)
- IPadなので最新な雰囲気をお客に与える
- 明朗会計な伝票作成