目次
この記事をご覧の方は、キャバクラの「カラオケ」に関して、以下のお悩みをお持ちではありませんか?
- お店に導入するカラオケ機器は何がいい?
- キャスト向けのカラオケの教育方法はある?
いざカラオケ機器を導入しようと思っても、機器メーカーや代理店など様々な選択肢があり、導入費用や月額費用も高額。
また、キャストにどのようにカラオケの活用方法を指導していいかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、店舗向けに以下の内容を解説していきます。
- キャバクラにカラオケは必須?メリットを解説
- キャバクラ向けのカラオケ機器の選び方
- カラオケ導入後のキャストの教育方法
また、カラオケ業者を探す際は、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。
キャバクラにカラオケは必須?メリットを解説
キャバクラを開業・経営するのであれば、カラオケは必須と言えます。
具体的なメリットとしては、以下が挙げられるでしょう。
- トークに自信がないキャストでも盛り上げられる
- お客さんが歌っている間にキャストが休める
- 酔っ払ったお客さんを歌わせることで負担を減らせる
- etc
どんなキャストでも比較的簡単に場を盛り上げることができますし、接客の負担軽減にもつながります。
キャバクラにカラオケは「置き得」だと言えるでしょう。
カラオケ機器の設置方法は大きく2つ
キャバクラでカラオケを導入する際、設置方法は以下の2つが挙げられます。
- 店舗型で設置する
- VIPルームに設置する
それぞれ特徴やメリットを把握して、自分のお店がどちらのタイプを導入すべきなのかイメージを描きましょう。
①店舗型
店舗型とは、お店全体でカラオケが歌えるタイプです。
どの席からもモニタが見えるように設置する必要があります。
また、マイクやリモコンも客席の数分必要になるため、大きい店舗では後述のVIPルーム型をオススメします。
②VIPルーム型
VIPルーム型は、VIPルームでのみカラオケができるタイプです。
VIPルームと名がついていることからわかるように、高級店に多いです。
また、設置するモニター数やマイク数が少なくて済むことから、このタイプが増加傾向にあります。
なお、壁で部屋を仕切る必要があるので小さめの店舗にはオススメできません。
キャバクラ向けのカラオケ機器の選び方
カラオケ市場は株式会社第一興商のDAMシリーズ、株式会社エクシングのJOYSOUNDシリーズがシェアのほとんどを占めています。
また、それぞれキャバクラを始めとするナイトレジャー向けの商品を出しています。
それぞれの概要としては、以下の通りです。
- 音質は大きな差はなし
- 曲数はナイトレジャー向けモデルについては両機種ともに19万曲以上でほぼ同じ
- 曲数は一般向けの最新機種に関してはDAMが24.5万曲、JOYSSOUNDが28万曲
2つの機種に関して、公式サイトからオススメ機能を3つずつ抜粋したので機種選びの参考になれば幸いです。
DAM「Cyber DAM HD」のオススメ機能3選
- 本人映像数・曲数のラインナップを強化
- カラオケ背景映像のフルHD化で上質な空間を演出
- 新コンテンツ「精密採点DXLite」「戦国カラオケ天下統一」を搭載
JOYSOUND「JOYSOUND 響」のオススメ機能3選
- 十八番機能:常連のお客様がよく歌う曲をすぐに予約することができる機能です。さらにスタッフの持ち歌を登録しておけば、お客様からデュエットのリクエストがしやすいなど、コミュニケーションにも役立ちます。
- 全サウンドが楽器で演奏した「カラオケ専用生音源」!
- 日本語楽曲のほぼ全てに歌唱サポート機能を搭載。
DAMとJOYSOUNDをサポート面で比較
サポートで大事な要素といえば呼んでからすぐ来れるかどうかという点があります。
DAM、JOYSOUNDともに地域ごとに営業所の数を調べてみたので参考にしてください。
詳しい所在地などを知りたい場合は各企業の公式サイトを確認しましょう。
DAM(第一興商)
直轄販売事業所
東京:6店舗
神奈川:1店舗
大阪:2店舗
販売子会社
東京:8店舗
神奈川:5店舗
大阪:4店舗
JOYSOUND(エクシング)
東京:7店舗
神奈川:5店舗
大阪:5店舗
料金は業者によっても異なりますので、複数の会社から見積もりを取ることをおすすめします。
もし業者を探す際に迷ったら、水商売向けの業者紹介サービス「トラストマーケット」をぜひご利用ください。
あなたのニーズや予算に合わせた最適な業者をご紹介させていただきます。
チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる
水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。
- 開業までに何を行えばいいのか
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チェックリストに従って開業準備を行うことができます。
是非ご活用ください。
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キャバクラでのカラオケ導入時のキャスト教育
肝心なのはカラオケを導入した後です。
キャバクラにカラオケを導入した後は、キャストに以下の点を理解してもらいましょう。
- 自分よりお客さんに満足してもらう
- 盛り上げることを意識する
- カラオケが苦手なら回し歌いをする
それぞれ解説していきますので、キャストにしっかりカラオケを活用してもらいましょう。
①自分よりお客さんに満足してもらう
まず、お客さんはキャバクラに歌いに来ているわけではなく、楽しむこと、満足するために来ているということが大前提です。
そのため、キャストにただ自分の好きな曲を気持ちよく歌わせてはいけません。
お客さんに満足してもらうためには、以下のポイントが大切。
- お客様の年代に合わせた選曲をする
- お客さんと一緒に歌う
まず、お客さんが同年代だとは限りません。
もちろん、若い子の流行を知りたいお客さんもいますが、それ以上に自分が知っている曲や思い出の曲を聞くほうが楽しいものです。
そのため、年配のお客さんにはその年代に合わせた女性アーティストや女性グループの曲を選びましょう。
次に、通常はカラオケでは自分の歌に他人が入ってくると少し不快な気分になりますが、キャバクラに来るお客さんには歌うことに緊張や不安を感じる方も多いです。
そのため、キャストがお客さんと歌うことで、緊張や不安を和らげるだけでなくキャストが歌ってくれているという状況に幸せを感じてくれます。
②盛り上げることを意識する
カラオケで場や雰囲気を盛り上げるために、以下のポイントを意識しましょう。
- 歌のうまいキャストをそのまま歌わせない
- バラードよりポップスを選ぶ
最も注意しなければならないのは、歌のうまいキャストです。
歌のうまい人は歌うことに喜びを見出して、さらに技術を向上させていく性格の人が多いです。そのため、選曲や歌い方に関してもこだわりが強く、どのシーンでもベストなパフォーマンスを出そうとしがちです。
そうした歌がうまいキャストが歌うと、場の雰囲気はどうでしょうか?
歌っている最中は聞き入ったり、盛り上がったりしていますが、歌い終わって次の人に回ると急に歌いにくさが場を支配してしまい、雰囲気がどんよりしてしまいます。
そうならないために、歌は1番だけで終わらせましょう。
いくら歌がうまくても2分程度なら、場がうまいという印象だけは伝わりますが、雰囲気は盛り上がったまま次に回ります。
また、モノマネとして歌ってみるのも良いでしょう。
モノマネをすると宣言することによって、歌がうまいキャストという印象よりモノマネがうまいキャストという印象を与えることが出来ます。
その上で、バラードよりポップスを選びましょう。
場を盛り上げるためには、しんみり聞かせるバラードよりも、みんなで盛り上げられるメジャーな曲が良いです。
カラオケをリクエストされたらこの曲と1つ決めておくのも良いでしょう。
③カラオケが苦手なら回し歌いをする
中にはカラオケが苦手なキャストもいるかと思います。
そうしたキャストは、「回し歌い」するように教育しましょう。
画面ごとやフレーズごとにマイクを渡して歌うことで、そのキャスト自身もあまり歌わずに済みますし、みんなで盛り上がることもできます。
「カラオケが苦手だから」と断るのではなく、苦手なりにカラオケを活用し、場を盛り上げるように指導しましょう。
キャバクラで入れると盛り上がる曲
ここからは、キャバクラで入れる曲の選択肢を紹介していきます。
お客様の年代別に取りあげていくので、ぜひ臨機応変に曲を選んでみてくださいね。
20代のお客様向け:2010年代後半~2020年代前半のヒット曲
この世代のお客様には、近年のヒット曲が効果的です。以下は、オリコンカラオケチャートやJOYSOUNDのランキングを参考にした人気曲です。
- 「Lemon」 / 米津玄師
2018年のオリコンカラオケ年間ランキングで1位を獲得し、85週連続1位の記録を持つ曲です。 - 「マリーゴールド」 / あいみょん
2019年のオリコンカラオケ年間ランキングで2位を獲得し、若者を中心に広く歌われています。 - 「Pretender」 / Official髭男dism
2020年のオリコンカラオケ年間ランキングで1位を獲得し、幅広い世代に人気の曲です。 - 「ドライフラワー」 / 優里
2022年のオリコンカラオケ年間ランキングで1位を獲得し、若者の間で大ヒットしました。 - 「夜に駆ける」 / YOASOBI
2021年のオリコンカラオケ年間ランキングで1位を獲得し、話題となった曲です。
30~40代のお客様向け:2000年代~2010年代前半のヒット曲
この世代のお客様には、2000年代から2010年代前半のヒット曲が効果的です。
以下は、当時のオリコンカラオケチャートやJOYSOUNDのランキングを参考にした人気曲です。
- 「女々しくて」 / ゴールデンボンバー
2013年のオリコンカラオケ年間ランキングで1位を獲得し、51週連続1位の記録を持つ曲です。 - 「残酷な天使のテーゼ」 / 高橋洋子
アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌で、2013年から2018年までのオリコンカラオケ年間ランキングで常に上位にランクインしています。 - 「小さな恋のうた」 / MONGOL800
2001年リリースの曲で、2013年から2019年までのオリコンカラオケ年間ランキングで上位にランクインしています。 - 「ハナミズキ」 / 一青窈
2004年リリースの曲で、2013年から2018年までのオリコンカラオケ年間ランキングで上位にランクインしています。 - 「キセキ」 / GReeeeN
2008年リリースの曲で、2013年のオリコンカラオケ年間ランキングで8位にランクインしています。
50~60代のお客様向け:1980年代~1990年代のヒット曲
この世代のお客様には、1980年代から1990年代のヒット曲が効果的です。
以下は、当時のオリコンチャートやJOYSOUNDのランキングを参考にした人気曲です。
- 「異邦人」 / 久保田早紀
1979年リリースの曲で、現在でも多くの人に歌われています。 - 「赤いスイートピー」 / 松田聖子
1982年リリースの曲で、30~50代の多くの人々から支持されています。 - 「川の流れのように」 / 美空ひばり
1989年リリースの曲で、日本の歌謡曲を代表する名曲として知られています。 - 「いい日旅立ち」 / 山口百恵
1977年リリースの曲で、多くの人に親しまれています。 - 「昴」 / 谷村新司
1988年リリースの曲で、カラオケでも人気の高い曲です。
まとめ:賢くキャバクラにカラオケを導入しましょう!
ここまでキャバクラにおけるカラオケ導入について紹介してきました。
ですが、キャバクラの開業に必要なのはカラオケだけではありません。
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