「キャバクラの黒服は仕事が大変そう、、、」
黒服として働いたことがない人にとって、仕事内容に対してどのような印象があるでしょうか?
- 時給がいい
- 業務が大変そう
- 女の子に囲まれて仕事ができる
一般的には上記のような印象を持たれてる人が多くいます。
また、すでに黒服として働いている人の中で
「時給はいいけど、割に合わないかな」
このように思ってい人もいるのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、
- 黒服の役割
- 黒服の仕事内容
- POSシステムを使った業務改善法
以上の3つを解説していきます。
これから黒服として働こうと思っている方、すでに働いてい人は参考にしてみてください!
キャバクラの黒服の役職と役割
黒服とは、一般的に水商売の男性スタッフを指します。
キャバクラの男性スタッフは、裏方の仕事もあれば、女性キャストのようにお客さんとお酒を飲むこともあります。
また、上下関係も厳しいため礼儀や丁寧な言葉遣いが身につきます。
ここでは一般的な黒服の役職と役割を紹介していきます。
ボーイ
ボーイは開店準備をしたり、お酒を運んだりすることが主な仕事です。
新人はこのポジションから始まります。
店長やオーナーから仕事の指示を受けることも多く、買い出しや雑務をこなします。
ボーイはアルバイトまたは社員として働きます。
アルバイトの場合は、時給1300円~2000円くらいです。
マネージャー
マネージャーは新人のボーイやキャストの世話を行います。
キャストやボーイが働きやすい環境を作ることが主な仕事になります。
特に新人のキャストに対しては、キャバクラでの働き方を教えたり、心のケアも行います。
キャバクラでは、キャスト感でのトラブルやお客さんとのトラブルが頻繁に起こります。このようなトラブルをいち早く察知して、解決してきます。
店長
店長はそのお店の責任者です。数店舗を兼任しているオーナーがこのポジションを行うこともあります。
全スタッフの管理以外にも、求人対応や面接なども行うことがあります。
さらに、お店の売上目標を持っているため、常にお客さんの満足度を高めるためには何をするべきかを考えています。
キャバクラの黒服の業務内容
次に黒服の具体的な仕事内容を解説していきます。
ここでは、
- 営業準備
- 営業中
- 営業後
の3つに分けて紹介していきます。
しかし、黒服の仕事内容は多岐にわたります。よって、代表的な仕事内容のみを紹介していきます。
営業準備
まずは営業準備です。だいたい開店の1時間~2時間前に準備が始まります。
キャバクラでは開店と同時にお客さんが満員になることはないため、営業時間が始まってからも準備作業が行われることもがあります。
掃除
開店準備で最初に行われることが掃除です。店内のみならず必要があれば、店の前の掃除も行います。
店内では、店全体に掃除機をかけて机を拭きます。トイレの掃除も行います。
最後に机をセッティングして終わりになります。
キャバ嬢の出勤チェック
キャストは開店の1時間前くらいから出勤します。
シフト表からキャストの出勤状態をチェックします。来ていない人には連絡を入れます。
体験入店や初心者の人には、開店までに必要事項を教えます。
営業中
次に営業中の業務内容を紹介していきます。営業中には、お客さんの対応以外にもキャストへの配慮や売り上げのことも考えなければなりません。
通常の飲食店よりもお客さんの数は多くありませんが、仕事はたくさんあります。
卓への誘導
お客さんが入ってきたら、客数に応じて席に案内をします。この時点で指名を確認してキャストを付けます。値段交渉も行います。
荷物預かりが必要なお客さんの荷物もここで預かります。
お客さんの管理は紙伝票で行います。指名や入店の時間を入力します。
また、常連のお客さんの名前と指名のキャストを把握しておくようにしましょう。
オーダーを取る
オーダーは紙伝票とチケットで行われます。
黒服が机まで行き、口頭かチケットでオーダーを取ります。オーダを取ったら伝票に記載して管理します。
アイス・灰皿の交換
キャバクラではアイスや灰皿の交換を頻繁に行います。灰皿はタバコが1本溜まったら灰皿を重ねて交換します。
水割りのためのアイスも半分程度になったらすぐに交換します。
他にもお客さんが出したゴミや空きグラスは発見でき次第すぐに交換します。
トイレの確認
キャバクラでは、トイレの待ち時間を短縮するためにボーイが空き状況を確認します。
キャストがトイレに行っている間はお客さんは待ちになります。この待ち時間を減らすために、キャストがトイレに行く前にボーイに確認を取ります。
キャストから合図を受けたボーイはインカムでトイレの近くにいるボーイに確認を取り、空いている場合はキャストに合図を返します。
これはお客さんも同様で、トイレに行きたいお客さんがいたらキャストが代わりにボーイに確認を取ります。
付け回し
フリーで入っているお客さんへのキャストの配置を考えます。お客さんの表情や話し方から好みを推測します。
また、終了時間が近づいているお客さんに対しては、延長をもらうことが得意なキャストを付けます。
これはかなり高度なため、経験が豊富なボーイや店長が行います。
営業後
最後に営業後の業務を紹介します。
営業後には片付けや掃除以外にも様々データの管理があります。
仕事終わりで疲れている時に頭を使って計算をしていくことは、かなり大変な業務です。
片付け・掃除
閉店後の片付けは簡単に終わらせる店舗が多いです。ささっと掃除機をかけて、ゴミを捨てます。
日報の作成
日報の計算が営業後の大きな仕事になります。
売上の計算はお金が関わってくるため、店長が行うことが多いです。
疲れている中でこの仕事はかなり面倒です。
その日の売上を計算するために、伝票のデータを全て一つの紙にまとめます。
- 現金
- カード
- 売掛
- 売上合計
- 女子売上
- 本指小計
- 同伴小計
- 残り支給額
- 男子給与
- 経費
などを伝票から記入していきます。
給与の計算
最後にキャストの給与を計算します。
- 勤怠時間
- 指名の数
- 本指小計
- ドリンクバック
- ボトルバック
- ボーナス
- 遅刻
- 厚生費
などを全てまとめます。その中から日払いの人がいれば、給与を支払います。
キャバクラ専用POSシステムを使うと黒服の仕事がラクになる!
上記の説明で黒服の仕事が大変だということがわかったと思います。
特に店長は
- 日報の計算
- 女子給の計算
以上の2つが大変です。
そこで登場するのが、水商売専用のPOSシステム「TRUST」です。
TRUSTのを使えば、黒服の仕事が大幅にラクになります。
ここでは具体的にどのようなことができるかを説明していきます。
日報の作成が1分で終わる
TRUSTを使うことで日報の計算が1分で終わります。
TRUSTは伝票をiPadで行なっているため、伝票の情報が自動で集計されます。よって、売上や費用が自動で計算されています。
残りの作業は女子の勤怠と経費を入れるだけです。
面倒な作業は一切にありません。
女子給リストを作成しなくもいい
TRUSTではバックや指名の集計も自動で行ってくれるため、給与のもとになるリストができます。
このリストがあるおかげで、日払いも簡単に行うことができます。
バックや指名の集計をしないで帰ることができる点は非常にありがたいです。
締め日での給与計算も自動
締め日での給与の計算もTRUSTでできるようになります。
給与計算のもとになるデータが自動で出ているため、非常に簡単に給与が出せるようになります。
さらに、売上スライドシステムや本指名スライドシステムなど、様々な給与体系に対応することができます。
業務中に時間の管理がラクになる
給与以外にもTRUSTを使うことで営業中の業務がラクになります。
TRUSTは伝票の情報を管理することができため、時間の管理も行うことができます。
一目で残り時間がわかるため、誰でも簡単に確認することができます。
さらに延長も簡単に行うことができます。
付け回し
お客さんの滞在時がわかるため、付け回しにも役立てることができます。
付け回しには経験が必要ですが、時間で回すだけなら誰でも簡単にできるようになります。
会計の計算がラクになる
TRUSTを使うことで会計時の作業がラクになります。
紙の伝票から電卓で計算する必要は一切なくなります。暇な時は時間があるため対応ができますが、忙しいと計算が大変になります。さらに、ミスも出てしまいます。
TRUSTはどんなに忙しくても計算を間違えることはありません。
ミスなく会計が終わります。
新人が入った時にラク
お店の仕組みがシステム化されていると新人への教育がラクになります。
特に会計の作業は誰でも簡単にできるようになります。
今の若い人はシステムになれているため、習得も早いです。
売上がすぐにわかる
売上目標が設定されている店長は、日々の売上を把握しなければなりません。
TRUSTを使うと売上が常に把握できます。月の売上だけでなく、その日の売上も見ることができます。
売上目標に対して、どれだけの成果が出せているかを把握しながら営業することができます。
まとめ:黒服の仕事はPOSシステムを使うとラクになる!
今回の記事では黒服の仕事内容とPOSシステムに関して説明してきました。
黒服の仕事は想像以上に大変できついです。ボーイは雑用が多くて、店長は日報や給与の計算が面倒な作業になります。
そこで活躍するのがPOSシステムです。
面倒な会計作業や日報の計算を自動で行ってくれます。
さらに、使い方も簡単で新人でも使うことができます。
まだTRUSTを導入していない店舗はこの際に検討してみてください。
これからキャバクラで黒服として働こうと思っている人は、POSシステムが導入されているかを確認してみるのもいいかもしれません。