目次
この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?
- 朝キャバ(昼キャバ)は儲かる?
- 夜キャバと比べてどっちのほうがいい?
朝キャバは儲かると聞きながら、実際に夜のキャバクラとどちらがいいか迷っているオーナーも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、朝キャバ(昼キャバ)について、以下の内容を解説します。
- 朝キャバと夜キャバの違い
- 朝キャバ経営のメリット・注意点
- 朝キャバ経営を成功させるポイント
キャバクラ経営で成功したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
朝キャバ(昼キャバ)とは?
朝キャバ(昼キャバ)とは、文字通り朝~昼間に営業するキャバクラ業態のことを指します。
一般的な夜キャバ(夜間営業のキャバクラ)と異なり、出勤時間を午前中から昼過ぎに設定することで、昼職希望者や夜職経験者の「朝〜昼シフト」として注目を集めています。
項目 | 内容 |
---|---|
営業時間 | 主に朝5:00~12:00 昼キャバは12:00~17:00 |
客層 | 夜職従事者が仕事明けで来店 |
料金体系 | 夜キャバ同様 セット料金+指名料金など |
営業許可 | 飲食店営業許可・風俗営業許可など |
午前の時間帯で入れるため、昼職と兼業するキャストが多いです。
また、客層に関しては、仕事明けの夜職の方がほとんど。
料金体系や営業許可に関しては、夜のキャバクラと同様です。
朝キャバ(昼キャバ)と夜キャバを比較
そんな朝キャバ・昼キャバですが、ここからは夜キャバとの違いをより掘り下げて確認していきましょう。
- 営業時間
- 客層
- キャスト
- 給料
それぞれ解説していきます。
①営業時間
営業時間の違いは、主に以下の通りです。
項目 | 朝キャバ(昼キャバ) | 夜キャバ |
---|---|---|
一般的な営業開始 | 5:00~11:00頃 | 19:00~21:00頃 |
一般的な営業終了 | 12:00~17:00頃 | 翌1:00頃 |
時間帯のメリット | 昼職と兼業できる 夜職が仕事終わりで来店できる | 仕事帰りや接待で来店しやすい 夜の娯楽需要にマッチする |
朝キャバは朝から昼過ぎまでの時間帯で営業するため、早起きが得意なキャストや、夜職とかけ持ちで働きたい人に適しています。
一方、夜キャバは夜間をメインに営業し、一般層からの需要が大きいです。
②客層
朝キャバの来店客は、主に以下の通り。
- 仕事明けの夜職の人たち
- 平日休みの一般客
- 仕事時間が特殊な客
昼間の客は多くは夜職であり、キャバ嬢からすれば同業者が多く来店します。
一方、夜キャバの来店客は、仕事終わりの会社員、接待目的の法人、観光客や出張客などがメイン。
盛り上がりや派手さを求める傾向が強く、飲酒量も多くなるため、キャストのトークやパフォーマンスが売上に直結します。
③キャスト
朝キャバのキャストは、以下のような方が多いです。
- 夜職や昼職との掛け持ちで働く人
- 生活リズムを昼形に合わせたいフリーター
- 女子大生
朝早いシフトであれば、昼間〜夕方の予定もしっかり遂行できるので、上記の層から人気があります。
また、朝・昼キャバはキャスト間の競争意識も低く、わきあいあいとした雰囲気になりやすいのが特徴。
一方、夜キャバのキャストは、夜でがっつり稼ぎたい人や、夜型のライフスタイルの方が多いです。
④給料
最後に、それぞれの給料を比較します。
以下は例ですので、朝と夜の給与のイメージとしてください。
項目 | 朝キャバ(昼キャバ) | 夜キャバ |
---|---|---|
平均時給 | 約2,500円~5,500円 | 約4,000円~6,000円 |
バック率(指名・ドリンク) | 20%~35%程度 | 40%~60%程度 |
日給例(6時間勤務) | 15,000円~21,000円 | 24,000円~36,000円 |
朝キャバは夜キャバに比べて時給がやや低めですが、勤務時間が短く体力的負担も少ないため、日勤との両立などを重視する人に適しています。
夜キャバは高時給と高バック率が魅力ですが、深夜帯の長時間勤務がネックとなる場合があります。
経営者向けの朝キャバのメリット
それぞれの違いを抑えたところで、朝キャバ・昼キャバ経営のメリットを紹介します。
- 低コスト・低リスクで開業できる
- キャスト同士の仲がいい
- 夜職の人脈を広げやすい
それぞれ確認していきましょう。
①低コスト・低リスクで開業できる
朝キャバ(昼キャバ)は、低コスト&低リスクで開業できるのが魅力。
以下の理由から、夜と比べるとかなり低コストで営業することができます。
- 夜キャバの箱を朝に間借りすることで家賃を抑えられる
- キャストの給与が夜キャバよりも安い
このように、家賃と人件費を安く抑えられるのは大きなメリット。
夜キャバより費用が安い分、売上も下がると思われがちですが、それでも利益率は高いです。
低リスクで開業でき、経営次第でしっかり売上を出すことができます。
②キャスト同士の仲がいい
朝キャバはシフトが早朝から昼間にかけているため、夜間の営業時間をもつ店舗と重ならず、Wワークや学生が多く集まります。
また、夜キャバほどの売上ノルマがないぶん、キャスト間の競争心が抑えられ、自然とチームワークや人間関係が良好に築ける環境です。
結果として定着率が高まり、教育コストの削減にもつながります。
キャストのメンタル管理なども、夜キャバに比べれば少なく済むでしょう。
③夜職の人脈を広げやすい
朝キャバは、夜職の関係者が主な客層ですので、夜キャバ関係の人脈を広げやすいのが特徴。
夜間は他の水商売のお店に伺うことで営業を兼ねられ、朝キャバへのお客さんを増やすことにつながります。
しっかり横の繋がりを増やすことが、朝キャバ成功の鍵です。
チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる
水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。
- 開業までに何を行えばいいのか
- 業者選定の優先順位は?
- 開業までのスケジュールを立てたい
チェックリストに従って開業準備を行うことができます。
是非ご活用ください。
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経営者向けの朝キャバの注意点
朝キャバ・昼キャバ経営にはメリットもありますが、以下のような注意点もあります。
- キャストが寝坊しやすい
- 睡眠不足になりやすい
- 厳しいノルマを課さない
それぞれ解説します。
①キャストが寝坊しやすい
朝キャバは早朝からの勤務となるため、寝坊による遅刻が発生しやすいです。
遅刻が続くとシフトが回らず、顧客対応や売上に影響を及ぼす恐れがあります。
先ほど「夜ほどキャスト管理は大変ではない」と触れましたが、しっかりとプロ意識を持たせることは必須です。
②睡眠不足になりやすい
以下の理由から、経営者や店長は睡眠不足になりやすいケースがあります。
- 夜職との関係構築のため、遅くまで飲み歩く
- 締め作業などの各種作業の対応
特に開業したては、繋がりを広げるために無理をして遅くまで飲むケースも多いです。
体を壊さないよう、しっかりと睡眠時間も確保しましょう。
③厳しいノルマを課さない
朝キャバは夜キャバより客単価が低く、営業スタイルや客層も異なります。
そのため、夜と同等の高いノルマを課すとキャストの離職率が上がり、定着率の低下に繋がります。
適切な評価指標とインセンティブを効果的に設定し、モチベーションをコントロールしましょう。
朝キャバを成功させるポイント
最後に、朝キャバの経営を成功させるポイントを3つ解説します。
①夜の人脈を広げる
朝キャバを認知させるには、夜の業界で築いた人脈が大きな武器になります。
既存のキャバクラ・ラウンジ経営者やボーイなどとの信頼関係を活用し、相互送客を図りましょう。
夜関係の集まりがあれば積極的に参加し、関係値を構築することが重要です。
②SNS集客をする
拡散力の高いSNSをフル活用し、画像や短い動画で店舗の雰囲気やキャストの魅力を伝えましょう。
特にInstagram、Twitter、LINE公式アカウントは相性が良く、顧客との接点を増やせます。
プラットフォーム | 特徴 | 活用法 |
---|---|---|
ビジュアル重視、若年層に人気 | キャストの写真や店内の雰囲気を定期投稿 | |
リアルタイム告知、拡散力が高い | 営業時間の変更や当日出勤キャスト情報の発信 | |
LINE公式 | 既存顧客との継続連絡に最適 | クーポン配信や予約受付の自動応答設定 |
週3回以上の定期更新を目安に、曜日ごとにテーマ(キャスト紹介、キャンペーン告知、店内設備紹介など)を設定し、一定のリズムで配信して認知度を高めましょう。
③数値管理をする
店舗運営における数値管理は成果の見える化に欠かせません。
売上や来店数、客単価だけでなく、新規とリピーター比率、SNS反応率など多角的にデータを集計し、改善サイクルを回しましょう。
ドリンクバックなど、キャストの給与を正確に計測することも重要です。
朝キャバを開業するなら「POSレジ」
結論として、これから朝キャバを開業するなら、POSレジがおすすめです。
水商売の現場にPOSレジを導入することで、以下のメリットが得られるでしょう。
- 電子で注文ができるため、料金が明確に注文できる
- 電子レシートを出力できる
- 売上分析など数値管理にも活用できる
結果、明朗会計を実現できるだけでなく、毎日の締め作業や、税金関連も大幅に効率化することができます。
ただし、POSレジと言ってもピンキリ。
水商売専用のものでないと、業界特有の計算に対応していないので、注意が必要です。
水商売専門POSシステム「TRUST」で明朗会計を実現
そこでおすすめしたいのが、水商売専門のPOSシステムの「TRUST」です!
TRUSTは水商売専門のPOSレジであるため、導入により以下のメリットが得られます。
- 自動で各種バック集計機能
- 自動計算で締め作業を効率化
- 水商売特有の指名・延長管理機能
- 会計の明細が出力
- iPad端末で誰でもすぐに操作が可能
締め作業が効率化できるのはもちろん、毎日の売上管理をはじめキャストへの給料支払い(バックなどを含む)、月間売上なども簡単に集計してくれます。
しかし、POSシステム「TRUST」ができることは明朗会計だけではありません。
- iPadによる簡単な注文受け取り(伝票をキャッシャーに渡す必要なし!)
- 自動で売上計算
- キャストの給与管理
- 不正防止(レジからお金を抜かれる心配なし)
- IPadなので最新な雰囲気をお客に与える
今では多くの有名店がPOSシステムを活用しています。
他の製品と比較し、iPadで使いやすさに優れていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最新の水商売専門POSシステム「TRUST」を導入して、他店に差をつけましょう。
まとめ
朝キャバは低コスト・低リスクで開業でき、高い利益率も期待できます。
しかし、経営時には以下の注意点もあるので、しっかり対策しましょう。
- キャストが寝坊しやすい
- 睡眠不足になりやすい
- 厳しいノルマを課さない
また、数値管理は朝キャバを成功させる上で必須。
必ず「POSレジ」を導入し、数字をもとにした経営をしてみてくださいね。