「水商売」の具体例を6種類を徹底比較!開業時のヒントにしよう

この記事をご覧の方は、以下の疑問をお持ちではありませんか?

水商売と一口に言っても様々な種類があるため、どれにしようか迷う方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、以下6種類の水商売について説明していきます。

稼げるお店を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

水商売6種類を表で比較!それぞれの特徴

それぞれの水商売の種類と特徴に関して、まずは表組で確認しましょう。

始めやすさキャストの集めやすさ儲かり度システムのむずかしさ合計
キャバクラ42,542,513
朝キャバ42,52,5211
ガールズバー3,52229,5
クラブ12429
ラウンジ223310
スナック332311

①キャバクラ

キャバクラは水商売の中でもお店の特徴の幅が広く、客単価が1万円以下の安めお店もあれば4万円以上の高級店まであります。

よってその数あるお店の中でどうやって、お客様に喜んでもらうかが鍵になります。

1対1での接客のため、キャストをどうやってアフターに誘うか、といったプロセスをお客様が楽しむことができるのがキャバクラの特徴。

1時間~円という料金に、キャストへの指名料や延長代の料金が加わります。

また社交飲食店として、夜0時までの営業時間に限られます。

【キャバクラ経営と開業の極意】オープン準備の手順から必要な資格まで徹底解説

キャバクラの始めやすさ=4

大きな厨房が必要ないなど、初期投資が安く済みます。

店舗数が多いため、居抜き物件が見つかりやすいのも特徴です。

【キャバクラ・スナック】居抜き物件でうまく開業する方法を解説します!

キャストの集めやすさ=2.5

キャバクラは体入の求人サイトも多くあり、キャストを集める手段が多くあります。

ただし、体入しても入店してくれないことが多かったり飛んでしまうこともあるため、一概に簡単とは言えません。

は、以下を参考にしてください。

キャバクラ経営者必見!体入した子を確実に入店させる4つのポイントとは

どれだけ儲かるか=4

キャバクラは時間に応じて料金が発生するので、回転率が良く、セット料金として安定した利益を得られます。

また居酒屋やレストランと違い、利益率がとても高いのもキャバクラの魅力的な点

水商売の中でも1番メジャーなナイトレジャーというのも儲かる要因です。

キャバクラの利益率は何%が最適?数字を利用した経営術

システムの複雑さ=2

キャバクラは給与システムも含め、お店の料金システムが多少複雑。

なぜならキャバクラの場合、キャストの成績やバックによって給与が変わるからです。

よって、度々変化のある給与を管理することは経営する上で大変な作業になります。

開業時に知っておきたいキャバクラのシステム給与システムはこちらを参考にしてください。

②朝キャバ・昼キャバ

朝キャバ・昼キャバはその名の通り、早朝など早い時間から開店するのが特徴です。

今までは夜に営業するキャバクラが主流でしたが、最近では朝キャバも注目されています。

よって体にあまり負担をかけず健康的に働きたいという方には適しています。

朝キャバのお客となるのは他店舗のボーイやホスト、オーナーなどの同業者が多いです。

風営法の社交飲食店という括りから、朝キャバは日の出から営業活動が可能です。

つまり、日の出(朝の5~7時頃)からお昼頃が目安です。

朝キャバの始めやすさ=4

夜に営業するキャバクラと同じように、初期費用が少ないため、比較的少ない資金で開業することが可能

夜間にスナックやキャバクラを営業しているお店の朝の時間を借りて、朝キャバを営業するお店もあります。

この場合、さらに初期投資を抑えることが可能です。

キャストの集めやすさ=2.5

朝キャバは、OLや主婦、シングルマザー、学生など、夜間に働くことが難しい女性からの需要があります。

また、夜間に営業しているキャバクラと比べて朝キャバは店舗数が少ないため、その分キャストの取り合い競争率は低くなります。

どれだけ儲かるか=2.5

夜間に営業しているキャバクラと比べると

システムの複雑さ=2

システムの複雑さは普通のキャバクラと同じです。

朝キャバ経営のメリットを紹介!夜との違いは?

③クラブ(ママとして経営する方向け)

クラブは水商売の中で最も敷居が高く、テーブルマナーやノルマに関して厳しい業種

キャバクラのように1対1ではなく、複数による接客です。

また、クラブで働く女性は、キャストではなくホステスと呼びます。

クラブの始めやすさ=1

クラブは他の水商売と比べると開業が難しいです。

理由は、です。

また敷居や料金が高くなるということは、所得の高い人が多い場所に店をかまえる必要があります。

しかし、そういった場所には既に顧客を獲得しているライバル店が多いため、出店が難しいです。

キャストの集めやすさ=2

クラブのホステスは、キャバクラやガールズバーのような若い女の子ではなく、20代~30代後半の落ち着いた教養のある女性が好まれます。

ただ容姿がカワイイだけではなく、大人びた雰囲気や教養がある程度必要なため、ホステスの集客は難しいです。

しかし、最初からそういった落ち着きや教養が十分なくても、教育によって身につけることもできるので、

どれだけ儲かるか=4

クラブは客単価がとても高いので、そこまで集客できていなくても良い顧客を獲得することができれば売上には期待ができます。

また他の水商売と違い、常連客となる率が高いため、軌道に乗れば大きな売上が期待できるでしょう。

システムの難しさ=2

給与システムなどお店のシステムに関しては複雑なものはありませんが、接客に関してはクラブ特有の難しさがあります。

というのも、クラブは高級感のある業種のため、お客は自然とホステスの接客に大きな期待を持ちます。

④ラウンジ(ママとして経営する方向け)

ラウンジは、2時間で10,000円前後の料金が発生するお店が多いです。

こちらもクラブと同じように複数による接客で、クラブを少しゆるくしたお店がラウンジと理解してよいでしょう。

そのためホステスの年齢層も20~30代と少し高めになります。

スナックの始めやすさ=2

始めやすさの要素は、キャバクラと同じように初期投資の安さが挙げられます。

また、キャバクラと比べるとホステスの年齢層が高いのも特徴。

よって若い女の子のマネジメントが苦手だったり、高めの年齢層(20代~30代後半)との人脈がある場合はラウンジの方が向いているかもしれません。

キャスト(ホステス)の集めやすさ=2

ラウンジはクラブよりもリーズナブルですので、

またホステスの年齢層が高いため、開業する方もホステスと同じ・または上の年齢の方が信頼を得やすく集客しやすいです。

どれだけ儲かるか=3

キャバクラに来るようなお客よりも、比較的年齢層の高いお客からの需要があります。

よって、キャバクラには来ない年齢層のお客を取り込めるという点で儲かりやすいでしょう。

システムの複雑さ=3

ラウンジはキャバクラのように給与システムが複雑でなく、指名がないため、営業に関する複雑さはありません。

⑤ガールズバー

ガールズバーはキャバクラのようにキャストがお客の隣に座るのではなく、カウンター越しに接客をするスタイルのお店

キャバクラは競争が激しいので、そこまで競争の激しくないガールズバーに移る店舗も増加傾向です。

ガールズバー経営者が絶対に知っておくべき「接待」の基準

始めやすさ=3.5

キャバクラと同じように女の子がメインの商品なので、高い設備投資は必要ありません。

キャストの集めやすさ=2

ガールズバーはカウンター越しの接客で、お客さんからのおさわりや、性的なイメージが少ないのでキャストにとっては安心感が持ちやすいです。

以下のような不安を持つ女の子からの需要があります。

より気楽に働くことのできるガールズバーは、比較的キャストが集めやすいです。

どれだけ儲かるか=2

キャバクラよりも安価で女の子と話すことができるので、ガールズバーの需要はなくなりづらいでしょう。

また、キャバクラと違ってビラ配りによる集客ができ、営業時間も長いです。

しかし、客単価はキャバクラと比べると少なくなるため、その分売り上げも低くなりやすいです。

システムの複雑さ=3

ガールズバーはキャバクラのように付け回しや複雑な給与システムがないため、比較的経営しやすいです。

⑥スナック(ママ)

スナックは、自身が水商売で働いていた経験を活かして開業する方が多いです。

また、時間制ではなくフリータイム制でボトルキープが一般的。

他の水商売と比べて低い料金設定なのも特徴です。

始めやすさ=3

スナックも他の水商売と同じように、初期投資が安く済みます。

また、

キャストの集めやすさ=3

キャバクラなどと比べると、キャストに支払う給与が低いためスナックで働くことの需要は低いです。

しかし、必要キャスト数が少ないため、数人で十分という点で、キャストの集めやすさは比較的簡単といえます。

どれだけ儲かるか=2

スナックは男性だけでなく女性のお客が多いお店もあるため、潜在顧客の幅は広いと言えます。

また、スナックは「恋愛」というよりもスナックのママやキャストの「会話」を売りにしている業種です。

よって、

ただし、潜在顧客は多いですが他の水商売の業種と比べると、比較的客数は少なく、他の水商売の業種と比べると売り上げは比較的低い傾向。

ですが、

システムの複雑さ=3

スナックも特別複雑なシステムはありません。

スナック開業までの7ステップ!必要な資格・許可や準備を徹底解説

 

経営者が水商売で稼ぐために重要なポイント

水商売を6種類紹介しましたが、どの業種でも大金を稼ぐためにはポイントがあります。

水商売に共通する、稼ぐためのポイントを3つ確認していきましょう。

①いいキャストを集める

水商売で成功するための最も重要なポイントの一つが「いいキャストを集める」こと。

キャスト(ホステス)はお店の顔であり、顧客満足度の大部分を担う存在です。

ここでいう「いいキャスト」ととして、以下のような特徴が挙げられます。

  • 接客スキルやホスピタリティがある
  • お客様に安心感や楽しさを与えるコミュニケーション能力を持つ
  • 日常では出会えない綺麗さがある

経営者として優れたキャストを集めるためには、求人に工夫を凝らすことが必要です。

具体的には、

また、働きやすい労働環境を整えることで、長期的にキャストの定着率を上げることもできるでしょう。

②戦略を考える

戦略の立案は、経営者として避けて通れない重要なポイント。

立地やターゲット層を明確にすることも重要です。

例えば、20代の独身男性をターゲットにする場合と、30代以上の経済的余裕のある男性をターゲットにする場合では、店のコンセプトや価格帯、適切なお店の種類も変わってきます。

このように細かい設計を行うことで、顧客満足度を高め、リピート利用を促進しやすくなるでしょう。

③数値管理をする

経営において数値管理を徹底することも重要です。

水商売は感覚的な部分も多い業界ですが、

まず、毎日の売上管理は基本ですが、それに加えて以下のデータを可視化することが重要です。

  • どのキャストがどれだけの売上を上げているか
  • どの時間帯が最も集客率が高いか
  • フリー客と常連客の割合はどうなっているか
  • ランニングコストと人件費のバランスは合っているか

これらのデータを分析することで、具体的な改善点や新たな戦略を見出すことができるでしょう。

水商売を開業するなら水商売専用POSシステム「TRUST」

開業は大切ですが、経営を成功させるには運営管理が重要です。

水商売ではキャスト管理や給与計算、売上管理など多くの手間がかかり、

そこで役立つのが水商売専門のPOSシステム「TRUST」。

「TRUST」には以下のような役立つ機能があります。

  • IPadによる簡単な注文受け取り(伝票をキャッシャーに渡す必要なし!)
  • 自動で売上・バック計算
  • キャストの給与管理
  • 不正防止(レジからお金を抜かれる心配なし)

開業時から最新のPOSシステムを導入して開業後もスムーズに経営できると良いのではないでしょうか。

最新の水商売専門POSシステム「TRUST」を導入して、他店に差をつけましょう。

チェックリストに従って開業までのスケジュールを立てる

水商売の開業時にはやらなければならない作業がたくさんあります。
その全てを紙に書き出すことは、開業の経験者でも難しいことです。 このような方向けにしています。
チェックリストに従って開業準備を行うことができます。

是非ご活用ください。
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まとめ:水商売の種類

それぞれの水商売の種類と特徴に関して、まずは表組で確認しましょう。

始めやすさキャストの集めやすさ儲かり度システムのむずかしさ合計
キャバクラ42,542,513
朝キャバ42,52,5211
ガールズバー3,52229,5
クラブ12429
ラウンジ223310
スナック332311

それぞれの特徴を踏まえ、開業する方の持っている経験や好みから自分に合った水商売を選びましょう。

きっと経営において役立つシーンが多々あるはずです。




不正防止・税金対策が対策可能なPOSレジとは?
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